いなば春男 活動日記

埼玉県三郷市で活動しています

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甲子園100年

2024年08月07日 | 日々の活動
三郷市戸ヶ崎4丁目「中州公園」
 きっかけは鉄道会社の激しい乗客獲得の争いと新聞社の拡販競争でした。広大な埋め立て地に一大レジャー施設を建設。中心に据えられたのが日本で初めての本格的な球場でした


第二大場川 太陽もだいぶ南側に
▼甲子の1924年にできた球場は阪神電車甲子園大運動場と名づけられ、こけら落としも小学生の運動会。8月1日の開場後すぐに開かれたのが、現在の夏の高校野球にあたる全国中等学校優勝野球大会です


三郷市栄5丁目 早朝かな変な雲が
▼始まりの第一投はバックネットを直撃する大暴投。以来100年、白球をひたむきに追う若者たちのあこがれや夢、希望をつないできました。いまでは、甲子園大会は夏の風物詩ともなり、数々の名試合や好プレーが多くの記憶に刻まれてきました


昼頃には
▼一方で勝利至上主義による投手の酷使や選手を駒のように扱う采配がたびたび批判され、指導者や部内の暴力も問題になってきました。5打席連続敬遠をはじめ高校野球とは、スポーツとは何かを問われることも。酷暑対策は喫緊の課題です


夏ですね
▼1世紀に及ぶ歴史のなかで忘れてならないのが、若者を戦争にかりたてるために学生野球が利用されたことです。戦時下の大会では選手は選士と呼ばれ、選手交代は認めない、打者は球をよけてはならないと敢闘精神をあおり、スコアボードには勝って兜(かぶと)の緒を締めよ、戦い抜こう大東亜戦のスローガンが掲げられました
▼きょう開幕する節目の年の大会。期間中の終戦記念日には毎年球場にサイレンが鳴り響き、黙とうが行われます。歩んできた歴史に思いをはせて―。
しんぶん赤旗「潮流」より

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