いなば春男 活動日記

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三郷市「9条の会」発足

2006年01月21日 | 平和運動
  「9条の会」発足集会で挨拶する「会」代表の小山さん

1月20日、鷹野文化センターにおいて300名を超える参加者で三郷市「9条の会」発会式が行われました。

発会式には、イベントとして、地元の方がピアノ、フルート演奏、独唱などが行われ、さらに10歳代から90歳代のかたがたがが「憲法9条」の思いを語りました。
記念講演として「歴史のゆくてをを照らす憲法9条」三上満先生が講演。

90歳代・・・杉本さん(画家)明治45年生まれ、もし戦前9条があったら悲惨な戦争はおきなかった
80歳代・・・沢泉さん(元看護士)子どもの頃「満州は日本の生命線」と満州へ・・そして苦しみの連続・・体験から減憲法は何よりも宝。
70歳代・・・石川さん(自営業)東芝の学校で米飛行機による機銃射撃、30センチ横にいたなら死んでいた。アジア人2000万人、日本人300万にが犠牲に。この命の叫びが9条だ。
60歳代・・・戦争を知らない代・・若者に貴重な体験をつないでいこう・・
50歳代・・40歳代・・30歳代・・20歳代・・最後に10歳代として高校生2人、大学生がそれぞれ憲法を守っていこうと決意、感動の拍手に包まれました。

三上先生は、戦争で、世界が「憲法9条」を作らせ日本だけのものではない、9条は世界の宝とし、平和の発信国として「9条の会」を広げようと呼びかけました。  

  三郷「9条の会」発足宣言
市民のみなさん
日本を「戦争する国」へと突き進む「日本国憲法」第9条の改正論議が急速に進んでいます。この方向に反対するため、全国的には日本の良心を代表する9人の文化人が憲法9条を守ろうと「9条の会」を立ち上げました。私たちも黙って見過ごすわけにはいきません。
三郷でも「9条の会」を発足し、日本を「戦争する国」への流れに草の根から反対運動を起こし、世界に誇れる「日本国憲法」第9条を守ろうではありませんか。
                2006年1月20日
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