「業際」を超え・「域際」を超え・「世代の際」を超えて!

理論を貫いて実践に生き! 実践を通して理論を究め! 前へ前へと進もう!

 連鎖から連網へ Spider's web クモの網

2011年06月09日 | アパレル放談

 

Msupply chain management)から
SWM(supply web management)へ進化し
小企業の「自律+自立」による
ボーダレス(地域・業態間)な連携+協創+競創で
繊維ファッション産業の新生を目指そう

 キーワード
1)川上・川中・川下の「河流型」から、ボーダレス、グローバルな「大洋型」へ

2)Chain(連鎖)からWeb(連網)へ
  「鎖の連携」から「網の連携」へ  

3)SUPPLY「供給型」からSATISFY「満足型」へ

4)Spider's web(蜘蛛の巣・網)のように
  自前で、簡単に、どこにでも、直向きに、コツコツと・・・

5)依存型から自律+自立型へ

今様隠居道の長年の経験の「仮説」を「産×官×学」の連携で研究・実証し
「せんば適塾」で実践を目指します。
自律+自立を目指しておられる方と一緒に取り組んでみたいと願っています。
宜しくお願いします。
経過、進捗をBlogで投稿します。
facebookも始めました。
興味のある方はお友達登録ください。

 


今様隠居道 「ふれあい島泉寄席」のこと

2011年06月06日 | アパレル放談

 

第3回ふれあい島泉寄席開催

今様隠居道の活動の一つの落語会を昨日開催しました。
笑福亭遊喬さんの落語会です。
昨年の笑福亭松喬師匠の新年会にご自宅にお伺いした時に、一門の二番弟子の笑福亭遊喬さんと彼の落語会を開催しようと、お屠蘇の勢いも重なり約束をしました。
昨年4月に第1回を開き、今回で3回目になります。

50人ほどの小さな落語会ですが、ご近所さんたちと落語とお部屋見舞いのビールやジュースを飲みながらの「なおらい」が人気となり、皆さん楽しみにしておられます。
同年代のご夫婦(4組)が世話人になって楽しくお世話をしています。
世話人の夫婦とのお付き合いも仕事とは違った楽しみや思い掛けない市民感覚の情報も得られます。
私の今様隠居道の「地域デビュー」となっています。
木戸銭は1,500円です。

 自宅近くのナカガワ建築工房さんが併設されているCafe レクタさんのご好意で会場を提供していただいています。
Cafe レクタは私のお気に入りの素敵な喫茶店です。
本業は、無垢材を使ったモダンな新和風の建築工房です。
リビング感覚の喫茶店で、冬はデンマーク製のストーブと夏は稲穂の風に蚊取り線香の香りを含んだ落ち着くお店です。

陶芸の作家さんや書道家、クラフト作家などに発表の場やアトリエとしてオシャレな感じで開放されています。
厳しい環境の中こんなアクションも一つの方法ではと感じています。

落語会後の「なおらい」風景
 なおらい(直会)=持ち寄ったお部屋見舞を皆でご相伴すること。 
    (本来は神事のお供え(神饌)をいただくこと)

          

 

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インパナトーレのアパレル業界放談から「せんば適塾」へ

2011年06月04日 | アパレル放談
今様隠居道
40年余り遮二無二繊維・アパレル業界の最前線を走り、業界の歴史の生き字引と勝手に自惚れ、気が付けば前期高齢者の仲間入り。 過去の成功体験を戒めつつも御しきれず、さりとて現状を憂いつつ葛藤し、ようやく「自由に働き!自在に遊び・学ぶ! “今様隠居道”を究めようと歩いています。
ここ数年の間、激戦のビジネスダイセンから少し距離を置き、業界人としてではなく、真の生活者としての市民感覚を養う自分自身の再活性のための時間を多くとりました。
■企業セミナー、異業種交流会、大学の市民講座
■大学の客員教授としての講義、研究による科学的・論理的(左脳的)な思考
■大学の異文化社会(象牙の塔)での体験と学生との交流による異次元な情報。
■厳しい環境下で必死に頑張っている小さな企業、空しく消えていった零細企業との出会いと別れの貴重な体験
■大学の同期生達の様々なリタイヤ生活
■娘家族との二所帯生活のインビジブル家族の貴重な体験。
■mご近所さんとの地域デビュー
■365日・24時間の家内との楽しいく?辛い?夫婦生活
■年金生活者的生活実感・消費行動の変化
■昼間のワイド情報番組のライフスタイル情報と不可思議な報道
■大阪百貨店戦争の消費者目線の調査
■笑福亭松喬一門の落語家さんたちとの楽しい交流(師匠と弟子・一門の家族的な団結とライバル意識)

など等、現役時代に出来なかった経験を集中的に出来ました。
少し遅きに失した感はありますが、「自由に働き!自在に遊び・学ぶ! “今様隠居道”」 を歩みだすエネルギーの充電が出来ました。

せんば適塾
充電のアウトプットを「せんば適塾」で産官学の連携・協働による大阪の繊維・ファッション産業の新生のために放電しています。
“年寄りの冷や水”との謗りを気にかけず、「ありがとう!」、「ご苦労さん!」の言葉を報酬と受け留めて楽しみたいと思っています。

FACEBOOKの新投稿
その想いをFACEBOOKの新投稿とBlogの再開を行ないます。
文字通りの「年寄りの冷や水」で上手く出来るか心配ですが、お付き合いください。
Blogでの提言とFACEBOOKでの個々のつながりの併用を考えています。

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せんば適塾 5回トークセッションのご案内

2011年04月18日 | アパレル放談

せんば適塾 第5回トークセッションのご案内


「せんば適塾」は、年10月に「参加⇒交流⇒切磋琢磨の活動を通じて、
大阪の繊維ファッション界の新生」を目指して開塾しました。
企業や団体の枠を越えて「参加・交流・切磋琢磨の活動」を行なうことによって
連携(絆)が生まれ、新しいビジネスモデルが期待できるのではとの想いでスタートしました。
大阪府商工労働部ものづくり支援課の職員有志の方や関西ファッション連合事務局有志の皆さんのご協力のもとに活動を開始して4月で半年になります。
その後、「せんば適塾」の趣意にご賛同を頂いた世話人幹事も厳しい業界環境にも関わらず熱心に世話人幹事役として奔走されています。
試行錯誤を繰り返しながら、具体的な活動としてトークセッションや具体的なビジネスマッティングの部会活動が開始されだしています。
特に
トークセッションは次回の開催で5回目を迎えます。
「せんば適塾」重要な活動となっています。
りそな銀行さまのご協力で充実した内容で参加の皆さんからは大変好評を得ています。
トークセッション後に行行なわれる交流会も重要な活動と考えています。
トークセッションへの参加同士との交流の機会と場所と位置付けています。
切磋琢磨の活動へのスタートになることを期待しています。
「参加者の各自がもっている課題と悩み(強みと弱み)を持ちよって」、
「各々をつなぎ合わせ」て、「補強・補完することによって」、「新しいビジネスモデルを生み出せる」という仮説に向かってのスタートラインです。
その仮説に向かっての活動(挑戦)は
「前向きに、楽しみながら、無理をせず着実に活動」を目指しています。

せんば適塾は「切磋琢磨の活動を目指す」と冒頭で宣言しましたが、
私の切磋琢磨の解釈は、「前向きに、楽しみながら、無理(無茶)をせず、着実に活動」することです。
是非気軽にトークセッションにご参加ください。
是非気軽に「せんば適塾の切磋琢磨の活動」のスタートライン立ってみてください。


4月25日(月)開催予定の第5回トークセッションは、
特別企画として復興支援フォーラム「日本の復興」のタイトルで開催します。
詳細はせんば適塾のホームページをご覧ください。
(添付URL)(http://senbatj.com/wordpress/wp-content/uploads/2011/04/%E6%A1%88%E5%86%85.pdf


ご参加をお待ちしています。


 


神戸ファッションコンテストのこと 「せんば適塾」のこと

2010年12月06日 | アパレル放談

昨日の日曜日に、第37回神戸ファッションコンテストの最終審査会を見に行きました。
直接的な関わり合いはなかったのですが、「せんば適塾」の今後の活動の参考にとの思いと、六甲アイランドに3年前まで約15年間住んでいた懐かしさもあって、知人にお願いして席を確保していただき参加しました。
神戸ファションフェスタは、今年で37回目とのこと、継続の重要性を痛感しました。
ファッションコンテストは、全国の社会人、学生の応募者から、優秀者5名がフランス、イタリア、イギリスのデザイナー学校へ1年間の招待留学の賞品が授与されるとのことで、多数応募の中から最終審査に残った18名のデザイナーや学生の緊張した姿を見ていると私の方も緊張しました。

5名の優秀賞の中で2名が大阪の専門学校上田安子服飾専門学校と大阪文化服装学院の学生が受賞しました。
上田安子服飾専門学校の三原校長や大阪文化服装学院の森理事長、関校長も大変喜んでおられました。
「せんば適塾」と大阪の服飾専門学校とのコラボレーションの活動を始めようと言うお話もいただいており、現在企画の準備中ということもあり、両校の生徒さんの受賞は、我がことのように感激しました。

審査会の後にレセプションがあり参加しました。
神戸ファッション協会の小田倶義会長とも久方ぶりにお会いできたり、
多くの業界の知人とも久しぶりにお目にかかれ、有意義な日曜日でした。


車だったので、3年前まで住んでいた六甲アイランドの家の前を通って還りました。


六甲アイランドは、ご存知の通り、平成の初年頃にできた「新しい平成の街」です。
今住んでいる羽曳野市は古墳群のある飛鳥時代からの「古い古代からの土地」です。
どちらも良い(好い)ところがあり、その反対もあります。
両方が上手く混ざれば好いのにな・・・・、などと車中で「せんば適塾」の今後のことを連想しながら神戸から帰路につきました。
高速が空いていたので40分強で帰宅できました。
案外近いと感じました・・・・・・・・・。


京都工芸繊維大学 セミナー “生き残りをかけた挑戦―日本のものつくり

2010年12月03日 | アパレル放談

京都工芸繊維大学 繊維化学センター主催の「第2回大阪地区講演会」が先月末の30日に大阪の綿業会館で開催されました。
元繊研新聞社の記者だった松下義弘氏が定年退職後に同センターの繊維デザイン戦略室の特任教授として勤務されおられると聞いており興味を持っていました。
知人から案内のチラシをいただいた時に
「生き残りをかけた挑戦―日本のものつくり」といテーマ(見出し)に、松下氏の繊研新聞時代の記事を思い起こし、懐かしくセミナー参加をしました。
さすが長く業界紙の記者としての実績もあり、4名のパネリストは豪華な蒼々たるメンバーでした。
産業界からは
小松精練? 代表取締役会長 中山賢一氏 
カイハラ?  代表取締役会長 貝原良治氏
瀧定大阪? 代表取締役社長 瀧 隆太氏
タビオ?   代表取締役会長 越智直正氏


京都工芸繊維大学からは
繊維化学センター長 木村良晴氏
繊維戦略室長     佐藤哲也氏
准教授(博士)      阪本和子氏

学長、副学長の開会・閉会の挨拶もあり、さすが日本の工芸・繊維の基礎と発展の牽引役であった大学の繊維に対する“最後の挑戦”の意気込みが感じられました。

大成功されてた今なお果敢に挑戦されているパネリストの方々のお話の内容は、とうてい私ごときが筆舌で伝えられるものでなく、その場の生の空気感、臨場感で初めて理解でき、自身の参考になるものと思っています。
業界の若い方が繊維の殿堂であった綿業会館での臨場感を体験したら良いのにと老婆心ながら感じました。

このような成功者のお話しに共通するものがあると常々感じています。
その共通項(キーワード)とは
?豊富な好奇心(無礼とお叱りを受けると思いますが、私はミーハー的と称しています)
?素早い行動力
?情熱的なリーダーシップ(そのリーダシップは独裁的であったり、協調的であったりそれぞれ異なりますが)
?信念に基づく継続力(これも無礼な表現ですが、頑固なまでのやり抜く力)


今回もこの4つのキーワードを確認することが出来ました。


Blogにも投稿していますが
『せんば適塾の第二回トークセッション』
12月の13日(月)に開催します


読者の皆さんも講師の『町工場のおやじ電気自動車に挑む』の淀川製作所の小倉庸敬社長の四つのキーワード(ミーハー・行動力・情熱・頑固)を、
生の臨場感で確かめ、修得しませんか!


申込は添付の開催案内のURL http://sennba.6.ql.bz/talk2.htmlから


 


 


せんば適塾とMIXED OSAKA Part10

2010年11月19日 | アパレル放談

せんば適塾の世話人に伊藤 隆さんという方がいます。
UNDER TAXIというブランドでクラフト感覚のアクセサリーのメーカーのようです。
「・・・ようです」と書いたのは、世話人会で初めてお目にかかったばかりで彼のことは殆ど分かっていませんでした。
彼の印象は
「元気で情熱的で行動的な若者だな」
「思い切って自分の主張が出来る若者だな」
「ちょっと生意気かな?]といった印象でした。
先日、伊藤さんから合同展示会 MIXED OSAKA Part10の案内状が届いたので早速展示会に行ってきました。
PART10という事で10回続いていることになる。
色んなところで合同展示会が計画開催されましたが、規模が小さくなったり、中止になったりしてると聞きます。最初は3社からスタートしたと聞きましたが、規模は別として、このように発展的に継続していることは素晴らしいことと思います。
ここに私の仮説の「新しいことにミーハー的に興味を持って⇒直ぐに行動し⇒情熱を持って⇒徹底的にやり抜く」を垣間見た感じがしました。

南本町3丁目のアパレルのAMU COMPANY LIMITEDの会社のショールームが合同展の会場でした。
代表取締役の江原和美さんと名刺を交換しました。
何故か初対面ではないような気がしました。
それもそのはず、3~4年前に、知人の紹介で会社を訪問し、お食事をご一緒した記憶がありました。
その時の商品は、ミセスのニットのOEM中心だったと記憶しています。
AMU(編む)の社名どおり、当時は商品内容はミセスのニット中心でした。
社長のイメージと少し異なった内容だったと記憶しています。
お美しく、控えめながらも、芯のお強い方という感じの方だったと記憶しています。
今では、布帛中心の構成に変えられて、少し若返らせて、ご自身の感覚に合った内容に変えられていました。
当時は狭かったショールームを広くされて、社業も上手く言っているようにお見受けしました。広くなったショールームをMIXED OSAKAの合同展の会場に供されているとのことでした。
その江原社長もまた外見のイメージとは異なって案外、「ミーハー的、行動、情熱、徹底的」なのかも知れません。
繊研新聞の幹部の記者も直接取材をしておられました。
この合同展も注目されているのだなと感じました。
せんば適塾の世話人の伊藤 隆さんが中心になって、MIXED OSAKAの成功に役立つことが出来たらと少し興奮して会場を後にしました。


もう一人会場で「ミーハー的・行動的・情熱的・徹底的」なお方に出会いました。
狭山ホームワーキングの代表取締役 津貫利光氏です。
出張からお帰りになったばかりとお聞きしましたが、車で道を迷いながら展示会場にお越しになりました。
若い伊藤さんにとっては大感激だったと思います。
津貫氏も「せんば適塾」の世話人で、熱心に活動されておられます。
いつも情熱的なお話しをされますが、この行動力は、有言実行の方と感心しました。 
先の「ミーハー的+情熱的+・・・・・に有言実行」も加えなければと思っています。
もう一人の世話人の大西賢製販の取締役 笹山 彦二郎氏も来社されたようです。
事務局の方とご一緒だと思いますが、伊藤さんが開発したある商材の商談のためと思います。
未だ、具体的には発表できませんが、ユニークな繊維アパレル、雑貨の協働プロジェクトをせんば適塾内で企画しているようです。
色んな世話人が自分の特異な分野をプロデューサー役となって仕掛けを行なっています。
具体的になったら、発表して、広く参加の輪を広げていこうと計画しています。


第2回「せんば適塾 トークセッション」を12月13日 開催します。

2010年11月19日 | アパレル放談

第2回せんば適塾 トークセション開催案内


第2回は、 淀川製作所 代表取締役社長 小倉 庸敬さん です。
町工場のおやじ、電気自動車に挑む



第1部
【セッション1】
電気自動車に挑む前の、淀川製作所と守口・門真の産業
【セッション2】
中小企業の連携で、カベを越える
【セッション3】
「MEGURU」と淀川製作所のこれから


第2部
小倉さんに。あれもこれも聞きたい!
~会場の皆さんとの対談


 淀川製作所 小倉社長からひとこと
大阪の町工場に元気になってもらいたい!
それぞれの強みを活かして、大阪の新しい文化を創ろう。
人がいない、金がない、そやから今やらなあかんねん!
先手必勝!


開催日時
2010年12月13日(月)
★トークセッシ    16:00~18:00
(受付       15:30~)
★終了後、懇親会(18:00~ )を予定しています。


会  場
りそな銀行本店 地下レセプションホール
大阪本社地図


参加費
トークセッション:1,000円
懇親会:2,500円
(当日会場で徴収します)
参加申込方法
    お名前/会社・団体名/ご連絡先電話番号/メールアドレスを
    ご記入のうえ下記の申込先にファックス、
または、メールで
お申込みください。
    ★印印懇親会の参加の有無もご記入ください。
申し込み先
主催:  せんば適塾 事務局担当:  西田(にしだ)
TEL:06(6228)6525  FAX:06(6228)6540
MAIL: nishida@kanfa720.com
大阪市中央区瓦町2-6-9 大織健保会館7F


せんば適塾トークセッション開催

2010年11月12日 | アパレル放談
せんば適塾が昨日開催しました。
オーガニックコットンで世界的に著名な大正紡績の近藤健一取締役営業部長のトークセッションでした。
手前味噌かも知れませんが、久しぶりに感動と中身のある内容だったと満足しています。とてもブログでは語り尽くせない中身のあるもので、後日せんば適塾としてのレポートして発表したいと思っています。
参加者も予定に近く安堵しました。次回は12月開催です。またご案内します。

せんば適塾の活動開始です。 

2010年11月02日 | アパレル放談

せんば適塾 トークセッション
                                          Vol.1


第1回は、大正紡績株式会社 取締役営業部長 近藤健一さん です。           


■「糸の魔術師」
近藤健一さんは、100か国以上の綿花畑を訪問し、たくさんの国の農家とコラボしています。 常に世界オンリーワンの綿糸を世に出し続ける糸の魔術師。オーガニックを語らせると右に出るものはいない。その軌跡とは?
人をしあわせにする「愛情設計」
近藤さんはエンジニアとして、世界中の紡績工場を設計してきました。工場で働く人、その家族、周辺の住民まで幸せになる工場、「愛情設計」が近藤さんのテーマ。幸せって考えたことある?
誰もが欲しくなる「近藤マジック」
近藤さんの手がける素材は、製品になったとき、世界中の人々が驚き、賞賛し、手に入れたくなるものばかりで。タネもしかけも、近藤さんの頭にある。「近藤マジック」。そんなマジックをちょっとだけ教えてもらえるかも、かも。


トークセッションの内容
近藤健一さんの基調講演と大阪府商工労働部 大阪産業経済リサーチセンター 主任研究員 越村 惣次郎氏とのトークセッション


近藤さんに学ぶ「オンリーワンのつくり方」
01:世界のトップブランドが注目!
 大正紡績のオーガニックコットンとは
02:歴史を振り返る
 ~決して平坦ではなかった「神様」への軌跡
03:オンリーワンの卵が、あちらにも。こちらにも。
 大阪のいとへんを見直そう!!
04:せんば適塾で実践できる「近藤マジック」
 企業連携は、オンリーワンを生むブラックボックス


開催日 2010年11月11日(木) 
 トークセッション  15:00~17:00〔受付 14:30~〕 会費1,000円
 交流会・懇親会  17:30~   *自由 参加        会費2,500円


会場:エル大阪 本館7階709号室


  大阪市中央区北浜東3-14 
     


主催 せんば適塾 


お申込先・方法
お名前 会社・団体名 ご連絡先お電話・メール 懇親会参加の有無をご記入の上、事務局にFAXまたはメールでお申込ください。

せんば適塾事務局 (協同組合 関西ファッション連合 内)
           大阪市中央区瓦町2-6-9 大織健保会館 7F
担当:西田(にしだ)
TEL  06(6228)6525
FAX 06(6228)6540
mail   nishida@kanfa720.com


 


 


せんば適塾

2010年10月07日 | アパレル放談
10月5日に開塾した「せんば適塾」の開塾イベントの記事が7日の業界紙に掲載されたこともあってか、問い合わせや世話人の申込などご連絡いただいているようです。
ありがたい事です。
「せんば適塾」は大阪の繊維・ファッションの新生を産・官・学が共同、協働で行なう試みです。
今までがどちらかと言えば官指導、官支援の下で行なわれたといえます。
「せんば適塾」は産業界と学識者、有識者が協働して官や業界団体を巻き込むことが重要です。
現在のような乱気流の時代に覇権をなしえた覇者はいません。
ユニクロといえども覇者ではありません。
未だ進化中です。
誰でもチャンスはあるのです。
そう思えばこの苦境も愉しく考えることも出来るのではないかと思います。
時代を作った業界の先達もこのような経験をされて時代を作ってこられたのではないかと想像します。
幸運にも私はそのような先達を直接お会いし仕事をした最後の世代だと思っています。
歴史の語り部ではなく、「せんば適塾」として、次の新しい歴史への橋渡しとして頑張ろうと思っています。

乱気流期(政治、経済の大変動期)にアウトサイダー企業群が既存の業界に参入し、その結果、既存企業のイノベーションを誘発し新しいビジネスモデルが出現し、その後の業界発展の原動力となった」という仮説(私論)を10年程前から持っています。
戦後1950年代、オイルショックの1970年代、バブル崩壊の1990年代と20年毎に発生しています。
概略すると
①1950年代に生地オーダーや手編み、莫大小の時代からワコール(和江商事)。イトキン(糸金商店)や東京スタイル(東京縫製)などの婦人服・雑貨製造業への新規参入
②1970年代のオイルショック時にマンションメーカーの林立とその後のDCアパレルの新規参入
③1990年のバブル崩壊時の109やユニクロなどのセレクトショップやSPAの新規導入
このように歴史的に見ても乱気流期に既存のビジネスモデルが制度疲労して、新しいビジネスモデルがアウトサイダー企業郡によって誘発された。
その誘発に、既存企業の中で進取の気概を持った企業のみがイノベーションで発展した。
それが出来なかった企業群が疲弊し淘汰された。
このことは自然界にも多く見られ生物学的にも実証されていると思います。
現在を不況期と見るか乱気流と捉えるかによって企業だけでなく個人も大きな違いが出てきます。
2010年は4回目の乱気流期と考えれば、新規参入を目指すアウトサイダー的企業や起業に大きなチャンスとなり、一方既存企業にとっても大きなチャンスに変えることができましす。
そのことは個人にとっても同様と考えることが出来ます。
せんば適塾にこの「乱気流時代をチャンス」と捉えようとしている企業や起業や乱気流時代を自分お仕事にチャンスに変えようとする企業や起業そして個人の参加を呼びかけます。
「せんば適塾」の具体的な活動の原案は固まっていますが、魅力ある活動の具体策造りに追われています。
早く皆さんに知らせることが出来るよう老骨に鞭打って頑張っています。
Blog読者のご意見やご要望を広く集めたいと思います。
Blogへのコメント歓迎します。
また下記のURLから当方のメールでアクセスを歓迎します。


せんば適塾のお問い合わせ先
大阪府商工労働部ものつくり支援課技術支援グループ
担当 魚津 田邉
電話 06-6944-9187 (直通)
e-mail :  shokoshinko@sbox.pref.osaka.lg.jp

「せんば適塾」開塾!

2010年10月06日 | アパレル放談
10月5日(繊維の日=1005⇒10月05日)に船場適塾が開塾しました。
大阪府の商工労働部ものつくり支援課の協力のもとに大阪の繊維産業の新生を目指している川上、川中、川下の有志が参加して頂きました。
今後の船場適塾の運営に世話人や塾友として関わっていただける方を中心に会場の関係で50名規模で参加者を募りましたが定員以上の盛況でした。

大阪府商工労働部の杉本安史部長も公務ご多忙のなか府議会終了後に参加して頂きました。
さすが話題の民間任用の部長で従来と異なった輝きを持った人格と言う感じを受けました。
商工労働部のホームページの
船場適塾開塾までの数ヶ月の間、商工労働部ものづくり支援課の担当の職員の皆さんと準備を進めてこれました。
この準備期間で感じたことは、一般的に受け止めている公務員とは言ったイメージを感じました。

ようやく「せんば適塾」の開塾に漕ぎ着ける事ができましたが、開塾後これからが大変な苦労が待ち受けていることは覚悟しています。
昔(若いとき)の私なら到底我慢の出来ない事あると思います。
私の現役時代をご存知の方は、その事を危惧されると思いますが、私も少し年(経験)を重ねました。
船場適塾の開塾に汗をかいたものつくり支援課の担当の皆さんと協働で頑張る所存です。
今まではロマンを語ることが重要でしたが、これからは、理想と現実をどのように折り合いをつけて進んでいくことが重要と自覚しています。
大阪の繊維ファッション業界の疲弊を憂い、新生を願い目指そうとして「せんば適塾」に参集して頂いたこと何よりの喜びです。
私のような年齢に達すると「お金(報酬)もまだまだ魅力ですが、なによりの魅力は、人からのネギライ、感謝の言葉です。
今日昔の知人や初対面の方からたくさんのネギライの言葉を頂戴しました。
ありがたいことです。
このネギライの言葉を感謝の言葉に変えるのは、「せんば適塾」の具体的な成果を出してこそ頂けるものと考えています。
そのためには「船場適塾」が学びの場に止まらず実践し実利を創出する場にいち早く創り上げることだと考えます。









せんば適塾

2010年10月04日 | アパレル放談
「From OSAKA to The WORLD」 日本の繊維の発祥の地であった大阪の中心地心斎橋筋のアーケードの天井から大きなフラッグのキャッチコピーです。
ユニクロの心斎橋フラッグショップのオープンの広告です。
頭上の「大阪から世界」の言葉の下を歩くのは、大阪の繊維業界で長く仕事をしてきた私にとって少し違和感を感じるものでした。

生来のへそ曲がりの私は「叱咤」と」受け止めてしまいます。
ユニクロの柳井会長のメッセージを、われわれ大阪人への「激励」メッセージと素直に受け止めるべきでしょう。

大阪繊維ファッョン産業の新生のために「叱咤激励」という言葉と受け止めて、大阪の繊維ファッション業界の川上から川下の企業と行政機関、公共団体、教育界、マスコミや業界のリンケージ企業などが集結し、交流・切磋琢磨し、相互作業を行う「せんば適塾」を開塾します。

「せんば適塾」は「From OSAKA to WORLD」を、われわれ大阪から発信することになるものと確信しています。

詳細はこのblogのブックマーク「せんば適塾」をクリックしてチラシをお読みください。


[せんば適塾」開塾!

2010年10月03日 | アパレル放談

「せんば適塾」開塾!


念願の「せんば適塾」が大阪府商工労働部商工振興室ものづくり支援課のご尽力で開塾されます。
産・官・学の有志の協働によって大阪の繊維・ファッション産業の新生をめざす「せんば適塾」です。
時代を作った熟達の老と現代を担う熟練の壮、次代を担う新進の青が「せんば適塾」に集い、交流し、切磋琢磨で相互作業を行う
“場”と“機会
”が「せんば適塾」です。
窪添も「発起人・呼びかけ人」として参加しています。

<せんば適塾とは>

繊維産業振興に関する有識者会議から府に提案された報告書

「明日のライフスタイルを結集力で発信する、大阪の」新・繊維

産業をめざして」における大阪の繊維・ファッション産業の新生

を願う人々の結集の場づくりを具体化したものです。

概容につきましては、下記のURLのせんば適塾のチラシをご

覧下さい。


「せんば適塾」チラシ http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-04928_4.pdf

「繊維産業振興に関する有識者会議」報告書http://www.pref.osaka.jp/attach/3239/00047967/220531FBreport.pdf


<塾生の募集>
塾生を募集します。
募集に関する詳しい内容のお問い合わせは、下記にお願いします。
 
【お問い合わせ】

  大阪府商工労働部商工振興室ものづくり支援課

     技術支援グループ 担当:魚津、田邉

     電話 06-6944-9187(直通)

   窪添のメールでのお問い合わせも可
   メールアドレスimpannatore@smile.ocn.ne.jp
 


日本繊維新聞社 私論試論

2010年05月10日 | アパレル放談

日本繊維新聞社からの依頼で「私論試論」のコラムの執筆の依頼があり下記の内容の私が前々から考えている「海外とのビジネスの信条」を書いた。
現行をそのままBlogに掲載します。


日本繊維新聞『私論試論』
最近中小のアパレル企業やOEMメーカーから海外進出についての相談を受けることが多くなった。国内でのアパレルの将来性に限界を感じての考えだろう。昨今の生産、流通構造の激変に加え、少子高齢化が現実的になってきた今日では、これまで行なってきた既存の業務改善や合理化などの経営努力だけでは難しいのが現実だ。Eコマースへの取組みや自社の流通チャネルの改編、多チャンネル化などのマーケティング力強化が重要となる。その意味で、海外戦略(グローバル化)も重要な課題となってきた。前々から私は“グローバル化”と“リージョナル化を区分して考えることにしている。リージョナル化とは東アジア圏を指している。私は勝手に『醤油文化圏』と称している。醤油文化圏は歴史的に見ても、衣食住、宗教、音楽芸能など交流によって、それぞれの文化圏が交流し、それぞれ進化、分化していったと言える。服飾文化は、欧米の文化がグローバルスタンダードを形成している。『チーズ文化圏』と言えなくもない。チーズ文化圏への挑戦は、ユニクロが目指そうとしている。資金や人材の乏しい中小企業の海外戦略は、同じ文化を共有している「醤油文化圏」に限定すべきと私は考える。アパレル・ファッション産業は、文化的情緒的な産業であり、人と人との交わりによって成り立っていると言っても過言ではない
アジア文化圏においてのビジネスは、殆どがトップ同士の信頼に基づいて行なわれる。当事者能力を有していない大企業の幹部クラスとでは、ビジネスの濃密さが違ってくる。その点で中小企業の方が大企業にとって優位と言える。例えば、大企業の決裁の遅さや、ビジネスライクに偏ったクールな対応の仕方などへの不満を中国や韓国、台湾、香港のトップからよく聞かされている。大企業に比べ劣るのは資金力と人材だ。それを補う方法として、当該地のカウンターパートナーとのアライアンスが中小にとって最善と私は常々考えている。今から10年ほど前に、香港貿易発展局のセミナーで聞いた『中小企業の国際アライアンス戦略』のレポートが強く印象に残っている。100ページ程の実証研究で、私の海外ビジネスのバイブルとして、今でも活用している。私の海外ビジネスに大きな影響を与えてくれたレポートだ。その内容は、『リスクの大きい直接投資以外に、現地の資源を有効利用することで資本の移動を伴わない経営手法、つまり戦略的提携やアライアンスが有効である。アライアンス成功のカギは“相手企業から学ぶ姿勢”が重要である』。中小企業が海外展開(リージョナル化)を目指そうとするのなら、この姿勢が重要と考える一方、「相手企業に学ばせる」ことの出来る自社の資源、強み(商品、ノウハウ)の再確認と強化が重要となる。私論だが、自社に一つだけでも強みがあり、それを成し遂げる強い意志があるならば、『リージョナル化は中小企業に取って難しいものではない』と私は考える。