相変わらず削除したエントリーにアクセスが集中しております。
全く訳がわからない。なんとなくBLOGを続けていく意味を改めて考えさせられてしまうこの数日でありました。
ま、とりあえずそれは置いとくことにして、ここんとこご無沙汰になっていた神保彰氏のソロアルバムレビューの再開です。
今回は「PANAMA MAN」。1994年リリースでした。
このアルバムも引き続き中心になっているのが、RUSSELL FERRANTE(keys)、JOHN PENA(b)、PAUL JACKSON JR.(g)。そんなところで従来路線をキープと思いきや、ストリングスを多用しているところがちょっと特徴的でしょうか。CDジャケットの脳天気そうなおじさん(この人がPANAMA MANなんですかね!)イラストとは反対に、心を打つようなバラード系が多くなっていて全体的に静かな印象があります。
1.LAND OF INNOCENCE
いきなりゆっくりとしたリズムの打ち込みのフェードインで始まります。神保さんはスネアをブラシで叩いているだけのようですね。悲しげなソプラノサックスにストリングスが重なるメロディは胸を締め付けるような記憶を呼び覚まします。
2.TANGERINE TANGO
室内楽のようなストリングスから始まるこの曲、TANGOと言うだけあってめっちゃアコースティックにこだわった感じです。メロはピアノとアコーディオン。電気系はベースと時折かぶるシンセだけです。TANGOというとそんな早いテンポという印象ではないところですが、そこはさすが神保さん、サビのドラミングはあまりの早業シングルハンド16ビートにあんぐりですわ。
3.FIRST STRIDE
神保さんには珍しく結構派手なシンセですね。そしてJOHN PENAのチョッパーが光ります。サビはモロ神保ワールド。
4.DAYS OF HEAVEN
5.THE BLUE HORIZON
ボーカル曲が続きます。なんとなくQUINCY JONESのアルバムにでも入っていそうな珠玉のメロディーが素晴らしい。
6.WHO CARES!
当時流行っていたACID JAZZのエッセンスを取り込んだような実験的な作品です。やたらハイトーンにチューニングされたスネアを機械的に叩くドラミングをバックにいろいろなサンプリングサウンドやスクラッチサウンドを絡ませつつも、曲はブルージーでスローテンポなジャズファンク。こんなアレンジをするGARY STOCKDALEもさすがですが、更に素晴らしいのがPAUL JACKS0N JR.によるギターでしょう。今までPAUL JACKSON JR.という人については特に興味を持って聴いていた訳ではありませんが、この曲を聴いてからというもの、PAUL JACKSON JR.のアルバムも必ずチェックするようになりました。
好き嫌いがある曲かも知れませんが、小生にとっては神保さんのソロアルバムの曲で最も好きな曲です。
7.DREAM SEASON
JOHN PENAによるフレットレスベースと、GERALD ALBRIGHTによるSAXが光る、メロディアスなバラード。いい感じで聴いているところに鳴る打ち込みのハンドクラップがちとうるさいかな。
8.JUNGLE CITY
ミュートの効いたトランペットが怪しげなちょっとハードボイルドっぽい不思議な曲。何故かドラムの音を古臭いノイジーな雰囲気に仕上げてあります。
9.MEET IN MONTEREY
女性ボーカルによるバラードですが、この曲も主役はPAUL JACKSON JR.。氏のギターはバッキングのカッティングもシャープでカッコいいですねぇ。
10.CICADA'S SUMMER
妙に東洋的なシンセによるイントロに続くはなかなかノリのいいフュージョンサウンド。JAZZでもなく、FUNKでもなく、BLUESでもない、これぞ神保彰ワールドの面目躍如です。
PANAMA MAN / 神保彰
PRODUCED BY KAZU MATSUI
RECORDED BY JOEL STONER
MARK A.PHILPART/TERRY WOOD/LIZ CONSTANTINE/SANDRA SIMMONS(vo)PAUL JACKSON JR.(g)JOHN PENA(b)RUSSELL FERRANTE/DEREK NAKAMOTO/GARY STOCKDALE(keys)AKIRA JIMBO(ds)LENNY CASTRO(perc)WARREN HILL/GERALD ALBRIGHT/SAM RINEY(sax)CLAY JENKINS/BILL ARMSTRONG(tp)STEVE HOLTMAN(tb)LARRY CORBETT/RACHEL ROBINSON/BERJ GARABEDIAN/DENYSE CORBETT(strings)SUSIE KATAYAMA(accordion)
全く訳がわからない。なんとなくBLOGを続けていく意味を改めて考えさせられてしまうこの数日でありました。
ま、とりあえずそれは置いとくことにして、ここんとこご無沙汰になっていた神保彰氏のソロアルバムレビューの再開です。
今回は「PANAMA MAN」。1994年リリースでした。
このアルバムも引き続き中心になっているのが、RUSSELL FERRANTE(keys)、JOHN PENA(b)、PAUL JACKSON JR.(g)。そんなところで従来路線をキープと思いきや、ストリングスを多用しているところがちょっと特徴的でしょうか。CDジャケットの脳天気そうなおじさん(この人がPANAMA MANなんですかね!)イラストとは反対に、心を打つようなバラード系が多くなっていて全体的に静かな印象があります。
1.LAND OF INNOCENCE
いきなりゆっくりとしたリズムの打ち込みのフェードインで始まります。神保さんはスネアをブラシで叩いているだけのようですね。悲しげなソプラノサックスにストリングスが重なるメロディは胸を締め付けるような記憶を呼び覚まします。
2.TANGERINE TANGO
室内楽のようなストリングスから始まるこの曲、TANGOと言うだけあってめっちゃアコースティックにこだわった感じです。メロはピアノとアコーディオン。電気系はベースと時折かぶるシンセだけです。TANGOというとそんな早いテンポという印象ではないところですが、そこはさすが神保さん、サビのドラミングはあまりの早業シングルハンド16ビートにあんぐりですわ。
3.FIRST STRIDE
神保さんには珍しく結構派手なシンセですね。そしてJOHN PENAのチョッパーが光ります。サビはモロ神保ワールド。
4.DAYS OF HEAVEN
5.THE BLUE HORIZON
ボーカル曲が続きます。なんとなくQUINCY JONESのアルバムにでも入っていそうな珠玉のメロディーが素晴らしい。
6.WHO CARES!
当時流行っていたACID JAZZのエッセンスを取り込んだような実験的な作品です。やたらハイトーンにチューニングされたスネアを機械的に叩くドラミングをバックにいろいろなサンプリングサウンドやスクラッチサウンドを絡ませつつも、曲はブルージーでスローテンポなジャズファンク。こんなアレンジをするGARY STOCKDALEもさすがですが、更に素晴らしいのがPAUL JACKS0N JR.によるギターでしょう。今までPAUL JACKSON JR.という人については特に興味を持って聴いていた訳ではありませんが、この曲を聴いてからというもの、PAUL JACKSON JR.のアルバムも必ずチェックするようになりました。
好き嫌いがある曲かも知れませんが、小生にとっては神保さんのソロアルバムの曲で最も好きな曲です。
7.DREAM SEASON
JOHN PENAによるフレットレスベースと、GERALD ALBRIGHTによるSAXが光る、メロディアスなバラード。いい感じで聴いているところに鳴る打ち込みのハンドクラップがちとうるさいかな。
8.JUNGLE CITY
ミュートの効いたトランペットが怪しげなちょっとハードボイルドっぽい不思議な曲。何故かドラムの音を古臭いノイジーな雰囲気に仕上げてあります。
9.MEET IN MONTEREY
女性ボーカルによるバラードですが、この曲も主役はPAUL JACKSON JR.。氏のギターはバッキングのカッティングもシャープでカッコいいですねぇ。
10.CICADA'S SUMMER
妙に東洋的なシンセによるイントロに続くはなかなかノリのいいフュージョンサウンド。JAZZでもなく、FUNKでもなく、BLUESでもない、これぞ神保彰ワールドの面目躍如です。
PANAMA MAN / 神保彰
PRODUCED BY KAZU MATSUI
RECORDED BY JOEL STONER
MARK A.PHILPART/TERRY WOOD/LIZ CONSTANTINE/SANDRA SIMMONS(vo)PAUL JACKSON JR.(g)JOHN PENA(b)RUSSELL FERRANTE/DEREK NAKAMOTO/GARY STOCKDALE(keys)AKIRA JIMBO(ds)LENNY CASTRO(perc)WARREN HILL/GERALD ALBRIGHT/SAM RINEY(sax)CLAY JENKINS/BILL ARMSTRONG(tp)STEVE HOLTMAN(tb)LARRY CORBETT/RACHEL ROBINSON/BERJ GARABEDIAN/DENYSE CORBETT(strings)SUSIE KATAYAMA(accordion)
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