TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

SING LIKE TALKINGと13CATSの90年代

2011-02-01 23:37:59 | AORとか
SING LIKE TALKINGがなんと7年半ぶり!の新作「EMPOWERMENT」をとうとう4月にリリースということです。
長いインターバルです。それでもバンドという形は堅持して、その間必ずしも活動休止とか解散とかいう状態になっていたわけではない、というところに大人な対応を感じますね…。

今思えば、小生の90年代って、SING LIKE TALKINGに始まって、13CATSに終わったような気がする。もちろんそんだけじゃなくってJIMSAKUもCASIOPEAも、もちろんJEFFを失ったTOTOも、はたまた全然違う世界でPRIMUSとかJAMIROQUAIも聴いたけど、やっぱりハマったと言えるのはこの二つのバンド。これ抜きには90年代は語れない、小生の人生です…。

今までにも何度か書いたと思うけど改めてまた書いてしまうのですが、小生がSING LIKE TALKINGを知ったのは小田和正の3RDアルバム「FAR EAST CAFÉ」収録の「春風に乱れて」。このコーラスでの佐藤竹善の個性的な声に魅了されたのがその始まりなんです。
そしてかのJEFF PORCAROも推薦し、共演したというSING LIKE TALKING、そのAORからR&Bそしてファンク、フュージョンのエッセンズでも取り入れた音楽性にハマったんですよね~。

そしてこれはJEFF PORCARO関係からなんでしょうか、3作目「Ⅲ」からドラマーとして参加していた沼澤尚が参加していたバンド、13CATSとのコラボレーションが7作目「TOGETHERNESS」(1994年)から始まります。ここで一気にファンキーソウルフル路線が開花。最もSLTが輝いてた時期ですね。ところが13CATSとのコラボレーションは9作目「WELCOME TO ANOTHER WORLD」(1997年)で終わりを迎えてしまいます。小生的にはこのアルバムに収録の「FOREVER」という唯一無二の最高傑作に至ってしまったがために、力尽きてしまったのだと確信しています。今聴いても涙出てしまうくらいカッコ良くて素晴らしい曲だと思ってますんで、勝手リンクしときます…。
その後1回目のインターバル。「WELCOME~」から次のアルバムがリリースされるまで、4年半の時間が費やされます。そして21世紀を迎え、2年かけて2枚のアルバムをリリースした後…更に7年半を経て現在すなわち2010年代に至る、という次第。

SING LIKE TALKING復活の報を聞いて懐かしく思い出される90年代なのです。

FOREVER / SING LIKE TALKING (FROM「WELCOME TO ANOTHER WORLD」)
CHIKUZEN SATO(vo)TOMOHIKO NISHIMURA(g)TAKASHI NUMAZAWA(ds)CAT GRAY(keys,g,vo)KARL PERAZZO(perc)RAYMOND McKINLEY(b)JANE CHILD(vo)MASAHIRO KOBAYASHI/JERRY HEY(tp)GARY GRANT/BILL REICHENBACH/CHARLIE LOPER(tb)
コメント
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