1回のデジカメ観測で何枚も画像を撮り
測光値がどれだけばらつくのかを調べてみました。
テストに用いたデータは毎度お馴染みのはくちょう座領域。
観測日は2010年8月10日で比較的透明度の高い夜だった時です。
いつもの設定(10秒露出、F2.8、ISO800)で、連続して10枚撮影しました。
3色に分解後はマカリで計10×3フレームを測光。
測光の対象となる星は、いつも変換に使っている10個の星たち。
各チャンネルにおける器械等級の標準偏差を計算すると以下のようになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/2b/ad7b53c6843ba75ac43a699c61de1cef.png)
No. は私が適当につけたナンバーです。
VとB-VはTycho-2の値です。
Gに関しては0.02~0.03等のばらつきで収まっています。
R, Bに関しては0.02~0.09等と、星によってばらつき方が異なります。
このようなばらつきが
標準システムへの変換に影響するのでしょう。
おそらく透明度が悪い晩の観測だと
B, Rチャンネルの測光値がさらにばらつくと予想されます。
測光値がどれだけばらつくのかを調べてみました。
テストに用いたデータは毎度お馴染みのはくちょう座領域。
観測日は2010年8月10日で比較的透明度の高い夜だった時です。
いつもの設定(10秒露出、F2.8、ISO800)で、連続して10枚撮影しました。
3色に分解後はマカリで計10×3フレームを測光。
測光の対象となる星は、いつも変換に使っている10個の星たち。
各チャンネルにおける器械等級の標準偏差を計算すると以下のようになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/2b/ad7b53c6843ba75ac43a699c61de1cef.png)
No. は私が適当につけたナンバーです。
VとB-VはTycho-2の値です。
Gに関しては0.02~0.03等のばらつきで収まっています。
R, Bに関しては0.02~0.09等と、星によってばらつき方が異なります。
このようなばらつきが
標準システムへの変換に影響するのでしょう。
おそらく透明度が悪い晩の観測だと
B, Rチャンネルの測光値がさらにばらつくと予想されます。