適当な教科書を参考にし R で計算してくれるコードを書いてみた。
# 日本語だと「天文計算入門」 長谷川 一郎・著など。
# ためしに書いたコードは教科書に合わせて1950分点。
例題に RA=0, DEC=+90°を銀河座標に変換しなさいってのがあったので
R で計算してみると、l=123°, b=+27.4°と出てきて答えと一致する。
RA=268°, DEC=+26° を変換しなさいってのもあったので計算してみる。
l=51°, b=+23°と出てきたので答えと一致する。よしよし。
調子に乗って KT Eri も計算してみる (RA=72°, DEC=-10°)。
すると l=28°, b=-31°と出てきた。
あれ、これは変だ。銀緯はともかく、銀経が明らかにおかしい。
KT Eri の銀経は約208°のはず。分点が異なるといえどもこれは違い過ぎる。
てか単純に180°足りない。何故だー!
RA=255°, DEC=-50°なんて位置も計算してみると
l=-21°, b=-5°という感じになり、やはり銀経が変だ。
変というか、この場合360°から引いてやるとそれらしい値になる。
うーん、なんか大事(単純)なことを見落としているような・・・orz
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RA <- 0
DEC<- 90
#-------------
aN <- 282.25
I <- 62.6
rad <- pi/180
deg <- 180/pi
RA <- RA*rad
DEC<- DEC*rad
aN <- aN*rad
I <- I*rad
#-------------銀緯の計算
sinb <- sin(DEC)*cos(I) - cos(DEC)*sin(RA-aN)*sin(I)
b <- asin(sinb)*deg
#-------------銀経の計算
A <- cos(DEC)*cos(RA-aN)
B <- sin(DEC)*sin(I) + cos(DEC)*sin(RA-aN)*cos(I)
ab<- B/A
l <- atan(ab)*deg +33
定義域とかのことをすっかり忘れてました(汗
ご指摘ありがとうございます!
参考にさせていただきました。
Atn関数を正確にしたら完璧ですよ!
自前の回転関数でトライしていましたが、どうしても数値が合わず、半分あきらめかけていました。でも座標回転でも可能なはずなので、頑張ります。