星空研究Memo

ここは某天文屋の外部記憶装置である。

DSI Pro II 試写

2011-05-31 05:10:01 | DSI Pro II
DSI Pro II に50mm, F1.8 のカメラレンズをつけて試写してみました。
試写なので、画像の上下が南北とか気の利いたことにはなっていませんorz
あとダーク・フラット処理もしてません。
撮像には CCDSoft を用いました。



中央の明るい星はデネブです。
露出は10秒、絞りは開放、ノーフィルターです。


こちらも中央の明るい星はデネブ。
露出は10秒、絞りは開放、フィルターはRcです。
# フィルターは研究室の未使用品を拝借。

Rcで撮るとピントの位置が大きく変わります。
あと星像がえらいシャープになってびっくり。

ちなみに、上二枚の試写のとき
gain と offset が両方とも50に設定して撮っていました。

ちょっと調べると、測光で使うならデフォルト値が良い?!みたいで
デフォルト値は gain が100で、offset が50らしいので
この設定でもう一度試写。


画面上部の明るい星がデネブ。
露出は10秒、絞りは開放、ノーフィルターです。

かなり写り方が違います。
測光で使っている方々は、gain と offset 値をどうされているのか
気になるところです。

あと、固定撮影で撮ったので導入は手でした。
とりあえず裸眼で見えない星の導入はキツイw
CCDに写る視野は計算すると、およそ6.4°×5.3°なので、
気合いを出せばなんとかなるレベルですが... 出来ればファインダーが欲しいところですw

2011/05/30の観測

2011-05-31 04:59:08 | 観測ネタ
まず SN2011by を多色で撮りました。
その後、雲が出たりしましたが、とりあえず24時過ぎから
板垣さんが発見された OT_J210950.5+134840 を約3時間追いました。

発見直後、梅雨入りになってなかなか望遠鏡を向けられませんでした...
発見日から6日ほど経過していましたが
明るさはおよそ12等台とまだ明るかったです。

約0.2等の superhump が見られ、
周期は大雑把に見積もって、およそ87分くらいかと。

Mogg アダプター到着

2011-05-27 19:30:51 | DSI Pro II
無事に届きました。普通に自宅のポストに入ってました。
お値段は送料を含めて75ドルでした。


ゴロンっと黒いかたまりで
金属製品ではありません。

さて何をくっつけるアダプターかと言うと...




ドドンっ!
見ての通り、DSI pro II に OMレンズを装着するアダプターです。
アダプターとレンズが「カチっ」と固定されないのは仕様でしょうか?!

現在、OMレンズは50mmと135mmを持っています。
とりあえず、今度50mmでテスト撮影をしてみたいと思います。

新学部

2011-05-26 20:25:50 | 独り言
http://www.big.ous.ac.jp/

HPが出来たみたいです。
天文がバーンと表に出てるのは、嬉しくもあり
これから入学してくる人たちが羨ましくもあります。

ところでこの学部、卒業したら一体何の学士が授与されるの?と
思っていたら、HPによると「理学士」になるようです。
おお、これは前身では異なる学士だったので、いいですね~。

なにはともあれ、来年が楽しみです。
# まぁ、来年はD3なわけですが...(汗

OT J210950.5+134840

2011-05-26 01:45:16 | 独り言
板垣さんが発見された OT_J210950.5+134840 は、現在約11等台らしいです。
とりあえず何座なのか確認。



どうやら、ぎりぎり Peg のようです。
ちなみにチャートを見ると、近くに HK Peg というSRA型がいました。
周期は約127日らしいです。

あいにくお岡山の天気も下り坂。
明日も雨の予報です... orz