T Pyx 関係の論文をメモ。
Godon et al. (2014) http://arxiv.org/abs/1402.0128
Hubble Space Telescope Far Ultraviolet Spectroscopy of the Recurrent
Nova T Pyxidis
Surina et al. (2014) http://arxiv.org/abs/1402.1109
The Detailed Photometric and Spectroscopic Study of the 2011 Outburst of
the Recurrent Nova T Pyxidis from 0.8 to 250 Days after Discovery
=== === ===
後者の論文では可視観測 (分光・測光) が総合的に報告されています。
スペクトルも我々 (OUS) より早い段階が報告されており、同定され
ているラインの中には C III, O III, Ne I などが。膨張速度の変化に
ついては我々の報告と同じ感じで、引用もして下さっていた。ありが
たやぁ。
SMEI のデータも使われており、周期解析がされています。極大前に
約1.44日の周期性を見つけたそうです。後半には Swift や VLA のデ
ータも示されていました。
以下、本筋には関係無い感想:
ところでスペクトルの図を見ていてちょっと気になることが。いろん
なところで観測されたデータをそのまま並べているせいか、縦軸のス
ケールが明らかに異なるものがあります (例えば Fig. 20)。それぞれ
観測所で行われる flux 校正の問題だと思いますが、このあたりは規
格化した上で並べられたものが見れたら、もっと幸せだったかも。
Fig. 21 にしても星雲期のスペクトルがたくさん並んでいて素晴らし
いと思うのですが、ラインが同定されているものの、強度の情報が潰
れていて、これももうちょっと工夫した見せ方だったら、更に幸せだ
ったかも。
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