星空研究Memo

ここは某天文屋の外部記憶装置である。

V367 Cyg

2012-02-25 09:35:16 | デジカメ観測
V367 Cyg は今年度、4年生の方が卒論テーマにした食連星です。
ちょっと前にも書いたのですが、
この星は2010年に自分でデジカメ測光して VSOLJ-Obs に報告していたのを忘れてました(笑;

今更ですが、位相で光度曲線を描いてみました。
主極小は観測できていませんが、副極小はわかりそうで
傾向としては良さげでしょうか。


天体スペクトル研究会

2012-02-23 03:47:35 | 独り言
今年度は 3/3 - 4 に大阪市立科学館で開催です。
某超新星の話題で申し込みました。
今回の集録原稿は会場に持参して直接渡さなくてはいけないようです。

ちなみに、この前の連星変光星WSの集録も書かなくては。
3月半ばには学会です。

今年度末は色々と盛り沢山 (^^;

Blue Straggler Stars

2012-02-15 02:08:25 | 独り言
BSS について、めもめも。

Blue Straggler Stars
http://www.mso.anu.edu.au/~jerjen/researchprojects/bluestraggler/bluestraggler.html

Blue Stragglers
http://www.solstation.com/x-objects/bluestrag.htm

Ecology of Blue Straggler Stars
WS があるようです。
http://www.eso.org/sci/meetings/2012/bss2012.html

Sandage (1953)
The color-magnitude diagram for the globular cluster M 3
http://adsabs.harvard.edu/abs/1953AJ.....58...61S


日本語では「青色はぐれ星」という言い方をしている(?!
# 一応オクスフォード天文学事典を見てみると
# ブルーストラグラーとカタカナ表記でした。

ナショナルジオグラフィック ニュース にも記事があった。
あと Nature ハイライト の記事も。あ、もう一つメモ


pvclust

2012-02-09 00:58:56 | R言語

クラスター分析のパッケージ pvclust に関するメモ。

# データの用意(ダミー)

 name | weight | height
 Tom
 Jim

こんな感じでデータを用意したとする。
下に何行続くかは任意。

 data <- read.csv("hoge.csv",header=T, row.names=1)

data に格納。行と列の名前を指定しておく。

 z <- scale(data)

単位が異なるデータ(weight, height)扱うので標準化を行う。
この変換値は Z-score ともいうらしい。 計算は以下の通り。



 z <- as.data.frame(t(z))

上記のように t() で列と行を入れ替えておく。念のため data.frame に変換もかましておく。
あとは pvclust パッケージを呼び出しておいて、以下のように入力。

 
result<-pvclust(z, method.dist="euclidean", method.hclust="ward", nboot=1000)

ここではユークリッド距離、ウォード法を指定。nboot=1000 が推奨とのこと(デフォルト)。
計算が終わったら result をプロットするとデンドログラムが出る。