思考もカロリーを消費する

実感ですね。
最近やたらと腹が減る。
そして食う。
でも体重は増えない。

仕事。
忙しい。
継続した集中を強いられる。

つまりそういうことだ。
思考することもカロリーを消費するのだと。
将棋のプロ棋士が対局で痩せるという話を聞いて、
「へぇそんなものかな」
と思った時期もあった。
将棋の名人戦レベルの集中と私のそれを比べられるはずもないが、
やっぱり実感なのである。

脳の栄養は糖分だけ。
そんな話を聞くが、
やはり特に甘いものが欲しくなる。
やはり事実なのかなと思う。

私は天才ではない。
凡人だ。
だから人並みのことをやろうとすれば、
脳みそをフル回転させなければならない。

頭の回転に体格は関係ない。
いわゆる「切れ者」は、デブも痩せもいる。
でも頭の回転がよい人はよく食べる。
それは経験上、本当のことに思える。
要は栄養の需要と供給の問題だ。
摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太る。
消費カロリーが摂取カロリーを上回れば痩せる。
簡単な話である。

私は痩せる傾向にある。
1年前より体重は6キロ減だ。
食を抑えた。
運動をする。
もちろんそれもあるだろうけれど、
頭をフル回転させている。
そうなってから痩せ始めたことも偶然でない一致だ。

以上。
思考もカロリーを消費する。
私的考察でした。

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格好悪いカップル

いや、見た目は今風でイケてるんですよ。
でも格好悪い。
その行いが。

今日の帰り。
通勤電車内にて。
缶ビールを片手に談笑する男女。
絡むとか大声とか泥酔とか。
特別に迷惑をかけている訳ではないけれどさ。
酒臭さがぷんぷん。

周囲の冷たい視線にまったく気付いていない。
まさにバカップル。

これをマナー違反だと思う私が間違っているのだろうか。
そう思っちゃうくらい平然としている。

ま、いいか。
このカップルにバラ色の未来はない。
共に周囲への思いやりに欠けるふたりが、
長続きする訳がない。
そう思うと哀れでさえある。

私もちょっとブルーになったけれど、
そこはプラス思考。
人の振り見て我が振り直せ。
自分にも至らない点があるのではないか。
そう考えるきっかけになったよ。
このバカップルに少し感謝。

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四捨五入して50歳の若者

歳をとらないね。
若いね。

最近この類のセリフを言われることが多い。
偶然ではないと思う。
たとえば5年前。
こういうことを言われることは皆無だった。

生まれたときからの年数が減る訳はない。
加齢のわかりやすい例。
老眼は確実に進んだ。

それでも自分の若返りを実感できるんだ。
歳をとっている気がしないというか。
いや別に私は化け物じゃないんだけど、
いろんな意味でここ数年、前より若くなった気がする。

ダイエットの結果でもあるけれど、
体力は確実に上がった。
同じ運動をしても息の上がり方が少なくなった。
Maxの体重から10キロは減っているから、
以前は今の体にスーパーで売っている5キロの米袋を2つ括り付けていたようなものだ。
そう考えると凄いことだよね。

体力もそうだけど気も若くなった。
意欲満々。
新しいことにもどんどんチャレンジしている。
たとえばゲームとか英語とか。

読書量も増えた。
読書はスピードも上がった。
そして本の保存に執着しなくなった。
一部の思い入れのある本を除き、古い本はどんどん捨てている昨今である。
悪いことではないと思うよ。
過去を引きずらない、ってことだと思うのね。

総じていいことずくめだ。
加齢にワクワクしている。
年齢と、内面や外見とのギャップ。
それを楽しんでいるよ。
あと3年とちょっとで50歳。
「え？！50歳?」
言われる自分を想像するのは実に楽しい。

ただし調子に乗っても天狗にはなるまい。
それは心していきたいと思っている。

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忙しいという名の幸せ

くそ忙しかった。
いや大変なものでしたよ。
仕事が片付いたとき、
帰る前に入念なチェック。

漏れはないか。
ミスはないか。
それをしなければならないくらいたくさんの仕事をこなした。
量、質、共にね。
不安だったよ。

結果小さなミスが一つあった。
ただし致命的なものではない。
許される範囲のミスだった。
こう忙しくっちゃ、
これくらいのミスは仕方がないよな。

ただ甘えてはならない。
仕事に甘えは禁物だ。
仕事に「集中」するように心がけてから少し時が過ぎた。

私は仕事に集中しないように心がけていた。
極度の集中は抱えている心の病（統合失調症）に悪影響をもたらす。
やむを得ない選択だった。
難しかったよ。
集中せずにミスをしないというのは。
集中しなくても済むようにするには、
自分の中の「標準値」を上げなくてはならないからね。

しかし忙しさはどんどん加速した。
集中せずに処理できる限界を超えてしまったのだ。
「標準値」を上げた上でなおかつ集中しなければこなせない。
普通に無難になんて言っていられない。
今やっている仕事はそういうレベル。

仕事に「集中する」というのは賭けだった。
幸いに今に至るまで、心の病が再び悪化する傾向は見えない。
正直怖いよ、今でも。
「病気なんて怖くない。全然大丈夫！」
そう言いきれるほど自分に自信は持てない。

それくらい病気は酷かったから。
少しでも集中するとすぐプッツン。
そういう時期、長かったからさ。

頑張る。
頑張ってみる。
次のステージに突入したのだ。

完全などない。
完璧な人間はいない。
だから病気を抱えていたってやっていけるのだ。
そう思えるようになった。

自分を信じる。
ただし過信しない。
そのバランス感覚を持って、
今仕事に取り組んでいる。

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