のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

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ペースメーカーの美学。横浜国際女子マラソン雑記。

2011年02月20日 23時22分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://www.ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#陸上・横浜国際女子マラソン(20日・山下公園発着=読売新聞社特別後援)――2009年ベルリン世界選手権銀メダルの尾崎好美(第一生命)が、2時間23分56秒で優勝し、今夏の世界選手権(韓国・大邱(テグ))の代表に、女子で初めて内定した。(YOMIURI ONLINEより)

尾崎好美のスパートが素晴らしかった。
そして中里麗美の健闘。
初マラソンの永尾薫、離されかけては追いつくの繰り返し、驚異の粘り、根性。

ここまでが普通の感想。
以下、「普通以外」の感想。

今回もペースメーカーがつけられた。
結果、とても良い仕事をしたことになる。
福岡国際マラソンでのペースメーカー「暴走」が話題になったりしたから、
ちょっと興味があって、ペースメーカーについて調べてみた。

この検索全盛の世にあって確たる情報にたどり着けなかった。
つまり私が知りたかったのは、
「ペースメーカーが優勝ってありですか?」
ってこと。
過去にペースメーカーが優勝したことがある。
そこまではわかった。
つまり完走が許される場合もあるってことだ。
私の知りたいのはさらにその先であって、
ペースメーカーの完走が許されるか否かは、
レース毎のいわゆるローカルルールなのか、
国際陸上なんちゃらみたいな団体の世界標準の公式ルールなのか。

30キロ過ぎまであのペースでレースを引っ張れること自体、
「並のレベル」ではない証であるし、
ま、ギリギリのレベルで難しいってことなんだろうけれど、
勢いで最後まで突っ走れちゃう可能性は十分予想できるわけで。
そこら辺のルール的な裏付けが欲しかったわけです。
どんなに余力があってもルール的に完走しちゃダメ。
ペースメーカーとしての報酬の「代償」だとしたら、
それはそれで悲しい現実なわけで。

最終的には「KY(空気読めない)」になるなってことか。
だったら私が考える最高にカッコイイ、ペースメーカーのラストシーンは、
たとえばアフリカの金銭的に貧しい選手が、
実力はありながら、「お金のため」にペースメーカーとして出場。
で、レース本番。
ぶっちぎりの世界記録のペースで走って、
ゴール1メートル手前で足踏みして「1位」の選手を待って、
1秒後にゴールラインをまたぐ。
完走しない契約のため公式記録残らず、かな。

ここまでは極端にしても、
ペースメーカーの存在が公式になったマラソン世界だからこそ、
ペースメーカーのプロ意識、
ペースメーカーの美学、
そういうものがあって然るべし。
そんなことを考えてしまったのでありました。

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