のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

秀逸な愚作。「CHANGE」

2008年07月16日 22時41分26秒 | Weblog
ドラマ「CHANGE」
最終回の評判が良かったようです。
視聴率については気にしていません。
「あれ」はただの数字。
番組の出来とは無関係ですから。
私の中ではろくでもない番組が高視聴率を取ったりする。
低視聴率でも秀逸な番組はいくらでもある。

キムタクの22分半、カット割りなしの長台詞は凄かったね。
泣いてたもん、キムタク。
目薬を差す「間」もないのだから、これは大いに賞賛されていい。

企画は安易だったと今でも思っていますよ。
とにかくあり得ない設定をキムタクにやらせてみろや。
最近のキムタク主演、テレビドラマ企画の安易さは目に余るものがある。

キムタクがアイスホッケー選手だったら
キムタクが飛行機の操縦士だったら
キムタクが検事だったら
そして今回の極めつけ
キムタクが総理大臣だったら

キムタクに意外な役を与えたらそこそこ視聴率取れるだろう。
そしてキムタクに演技をさせない。
前述の全ての役どころ。
あれが素のキムタクかどうかは別として、
キャラクターが全く同じ。
役そのものをキムタクにしているだけだもんな。

武士の一分。
ハウルの動く城。
これを観れば、木村拓哉が
「演じられる役者」
であることは明らかなのにね。
もったいないよ。
キムタクにキムタクをやらすのは。

ネガティブキャンペーンを張る場所ではないので、
愚痴はこれくらいにしといて・・・
だって・・・
なんだかんだ文句言って。

結局最初から最後まで欠かさず観てたんじゃん!自分!

言い訳しますとですね。
文句をたれつつ観ていた一番の理由は、
脇役が実にいい演技をしていたから。

寺尾聰さん。
たぶんご本人とはまるで正反対のキャラも見事に演じた。
大倉孝二さん。
ベタな演技だったけど実によかった。まさに名脇役。
平泉成さん。
渋かった。いい味出してた。
深津絵里さん。
切れキャラの女性をやらしたら右に出るものはいないかもしれない。
中村敦夫さんに政治家役をやらすというのは「やったもの勝ち」だったね。

以上、私の「CHANGE」評。

今日、そのノベライズ本を読み終えた。
これくらいのボリュームの本なら、
通勤時間を利用して2,3日あれば読める。
実によい暇つぶしだ。

通勤時の読書で最近気づいたことがある。
帰りの電車の最寄り駅に着く瞬間に読み終えることが実に多いってこと。
これは偶然ではない。
無意識に調整しているのだろうね。
読書のスピードは平均より少し速いと思う。
だから「もうすぐ駅に着く」という感覚とかで、
読むスピードをかなり上げられる。
だからバッチグーのタイミングで読み終われるのだ。

通して観たドラマでノベライズ本が出ていれば必ず買って読む。
これを無駄だとは思わない。
少数派かもしれないがこれも私の悦楽である。

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