のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

マラソンに遅刻する~~・・・夢ですけどね

2015年09月05日 16時58分03秒 | Weblog
夢を見た。
決していい夢じゃないんですけどね。
見られてよかったです。

マラソン大会に遅刻して走れなくなる夢。
当日の朝。
朝8時、自宅で平然としている私。
今日がマラソン大会であることはちゃんと認識している。
その時点で「あり得ねえ」と突っ込みも入れたくなりますが。

突然、焦り出す私。
行かなくちゃ。
どうやったって間に合うはずがないのに行動を起こす。

少しでも早く。
駅まで行くのにタクシーを呼ぶ。
今考えるとここでも自分に突っ込みを入れたくなる。
駅まで今の私ならダッシュで走れば6分くらいで行けるだろう。
タクシーを呼ぶより数段早い。
ま、なんせ夢なんで。

やっときたタクシー。
こんなときなのに。
「急いで駅までお願いします」
って言ったのに。
超徐行運転。
うーん・・・・

そこで夢が醒めた。
正確には「夢のその部分」が終わった。
まだ起きてはいなかった。
そしてリアル現実世界の目覚ましが鳴る。
どうせマラソン大会間に合わないから。
とふてくされて起きない。
夢と現実がごっちゃになっている。

しばらくして。
母の声がする。
「○時よ~」
もういないはずの母の声なのに違和感はない。
「う~~ん・・・」
やっぱり起きない。
まだマラソン大会を引きずっている。
参加できなかったこと、ブログになんて書こうか。
またごっちゃになる夢と現実。

そして寝坊。
現実に戻ったのはやはり父のことでだった。
オムツを替えないと。
習慣というのは怖ろしい。
寝ながらもそこはちゃんと押さえている。
今度こそしっかり起きて。
こんなとき、こんなものだな。
父はパンツを脱ぎ捨て、すっぽんぽんで寝ていた。
そして便失禁で汚れた布団。

そりゃ、この現実を目の前にすれば目も冴える、頭もクリアになるってものだ。
私も学習している。
すっぽんぽんだろうが布団が汚れていようが、普通に起こしたって父は起きない。
横で待機、観察。
わざと物音を立て続ける。
薄目を開けたタイミングで。
「お父さん~~もうお昼だよ~~」
さすがにまだお昼ではない、朝の8時半だけれど。
父のためになると思った嘘なら躊躇なくつけるようになった。
認知症を利用する嘘。
心の痛む慣れではあるが。

今これを書きながら。
さっきの母に起こされる夢を思いだす。
もういない母。
懐かしさがこみ上げる。
そう、母の朝の声かけは
「○時よ~」
だけであった。
「起きなさい」「遅刻するわよ」
の類の言葉は決して口にしなかった。

「勉強しなさい」「宿題やりなさい」
も一度も言われたことはない。
それで宿題は忘れない子供に育った。
勉強もガリ勉ではないがそこそこやった。
親に信頼されている。
その気持ちが逆に宿題を勉強を欠かさないためのモチベーションになったのだ。

トイレを汚されたくないなら有効な張り紙は
「トイレを汚さないでください」
ではなく
「いつもトイレを綺麗に使って頂きありがとうございます」
なのである。

マラソン大会。
本番は遅刻しませんよ。
準備を怠るな。
今朝の夢はその警告だったのかもしれない。
そして母の声の真理を思う。
夢ってやっぱり深いものである。

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