のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

母はやっぱり偉大です

2016年05月08日 21時29分20秒 | Weblog
母の日。
朝起きて。
ってか、徘徊センサーの音で起きて。
父のお世話をして。

その時点で今朝走る気はなかった。
夜、最近は目覚まし時計をかけないで寝ている。
どうせこういう、目覚まし時計という名前でない目覚ましが鳴るのだ。
だったらそれ以外は自分のペースで寝て起きようと。

幸いそのパターンで睡眠生活は快調。
眠剤無し、自分の意のままに起きられる。
必要なだけ寝れば、大寝坊することなく自然に目が醒める。
ほんとうにありがたいことだ。

そして今朝。
起きてやったことがことだけにそれで目が醒めてしまった。
うん、このまま起きるとするか。
まず母に挨拶。
居る場所がお仏壇だろうが、今日は母の日だからね。

手を合わせながら、一週間後の大会のことを考えて母に問いかけてみる。
「ある事情」により、その日に臨む体調は万全とは言えない。
はっきり言えば、フルマラソンを走る一週間前としてはかなりよろしくない状態。
この時期この状態で無理はイカン。
怪我、故障が一番怖いから。
日々の走りはセーブしている。

「普通にやってみたら」
母にそう言われた気がした。
ハッとした。

無理しない。
それは自分のことを考えての「いい判断」のようだけれど。
結果、無理をしないという無理をしている。
心と身体の声に逆らっていることに気付いた。

うん、走ろう。
入念な準備。
走るからにはリスクは避けたいから。
久々にQちゃんのDVDを観る。
「高橋尚子のランニングパーフェクトマスター」
基本に立ち返ろうってことで。

ここでもハッとした。
ずいぶん基本をおろそかにしていたな。
調子が悪いと言いつつ。
身体を守ろうとする「がちがちの走り」になっていた。
それで、本来の自分の走り、その良いイメージまで見失っていた。

基本に立ち返った走り。
ペースはどうでもいい。

走り終わって。
気持ちが良かったよ。
何より笑顔で走れた。

途中でやっぱり「違和感」は出た。
けれどそれは走るのを「止めよう」と思うレベルには進行しなかった。
それが一昨日との大きな違い。

平成28年5月15日(日)
柏崎潮風マラソンhttp://shiokaze-run.info/

来週の本番に向けての大きな希望。
騙し騙しなんて考えなくていいんだ。
普通にやってみたらいい。
体調、好調時との比較は意味のないこと。
自分の走りをすればいい。
特別じゃなく普通。
いつも通り走ればいい。

今朝走って。
「違和感」が出たとき、「常識」に従えば止めるところ。
自分の心と身体の声に従った。
無理をしないという無理をせず、結果それは無理にはならなかった。
もう少し自分を信じてみようってことだ。

そしてこんな時期。
GPSウォッチGarminくんが、こんなことを言ってきた。

20160508身体能力新記録!
20160508今日サブフォーランナーに昇格?!

制限6時間のレースをブービー賞で滑り込み。
制限5時間半のレースに不安を抱いている。
そんな今の私に
「おっさん、あんたサブフォー行けまっせ!」
と。
日々の走りでのデータの蓄積。
距離、タイム、心拍数。
それを元に「彼」が冷静かつ客観的に割り出した予想が今日ついに・・・
調子さえ良ければフルマラソン4時間切りも夢ではないのだと教えてくれた。
使用後1カ月くらいだったら、解析の元になるデータが少ないから「見当外れの予想タイム」を出してくることもあるのは経験済み。
けれど1年以上経過した今、ある程度信じていい数字だ。
実際、横浜マラソン前の絶好調時に5kmを一杯一杯で走りきったタイムは、この予想5kmタイムとほぼ一致している。

その私の今の状態。
満足な状態で大事なフルマラソンのレースに臨めない。
それには、やむを得ない「理由」があるのだから。
編に縮こまる必要はない。
もっと自分に自信を持て。
普段通りにやってみなさい。
天国の母が教えてくれたこと。
やっぱり母は偉大なのです。
20160508ラン後、母の日、カーネーション

そしてさっき。
父が起きた。
通常サイクルの私なら、もう寝ている時間。
母の日の今日中にこれを書き上げたいと、普通の人には普通の時間でも、私としては夜更かしをしていた。
起きていてよかった。
結構ヘビーな「作業」が待っていた。
熟睡状態から徘徊センサーで起こされて見るには酷な風景、厳しい作業。
起きていて頭はクリアだったから、取りかかる前に使い捨て手袋をはめる冷静さがあった。
手順も間違いなくやれて、父を怒らすこともなかった。
この「現実」からすると、掃除も洗濯も最小限で済んだ。
起きていてよかった。
こういう今日に限ってこの時間まで起きていた。
これも母の声だったのかもしれませんね。(^^)

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