のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

抱えている病気、続き。

2009年11月25日 04時17分43秒 | Weblog
またまた昨日に続き、
飽きもせず抱えている心の病、統合失調症の話。

心の病を抱えて病院通いをしていると、
本当に悲しい話だが、
一般の人より多く人の死というものに遭遇する。
はっきり言おう、自殺である。

希望を失うな。
声を大にして言いたい。
逃げるな、立ち向かえと言う人もいるけれど、
本当に辛い時は逃げていいんだ。

「頑張れ!」は人を選んで言おう。
たとえば鬱病(うつ病)患者に「頑張れ!」は禁句。
頑張れない病気の人に頑張れと叱咤するのは地獄の責め苦である。

辛くても我慢、我慢だ。
発病時、私は浅はかにもそう信じた。
今ざっと計算した。
私は二十歳の時の5日の我慢で5000日を無駄にした。
寝て食って薬飲んで病院行くだけ。
そういう日々がそれだけあったってこと。

だから我慢しろなんて絶対に言わない。
でも笑おうよ。
逃げてもいいから笑う。
へらへらしていると思われたってかまわない。
なんて言われたってかまわない。

誤解。
働かないでへらへら楽しそうに笑っている。
私はニートを非難できない。
だって私自身がそうだったから。
私の心の中はとても働ける状態じゃなかった。
でも世間一般の人から見たらそうではなかっただろう。
「元気そうに見えるのに働きもせずにぷらぷらして」
それが世間の私に対する評価だったかもしれない。

楽な道に走る。
単に働きたくない。
楽して親からお金を貰おう。
そういうニートも居るだろう。
私に言わせりゃ大きな意味で、
ニートとは体か心を病んでいる人のことである。

幸いに税金を払える立場になった。
死ぬまで税金は必ず払う。
脱税という選択肢は私にはない。
長らく真面目な納税者に私は支えられて生きてきた。
働いて働いて、税金を搾り取られても、
それが働けない人たちのため、
体や心の病を抱える人たちのために使われるなら本望だ。
税金を払えるというのは実はとても幸せなことなのだと、
多くの人は自覚したほうがいい。

妻が欲しい。
叶うことならば愛する女性との間に子が欲しい。
少しだけ健康になった私の心からの願い。
それを望んでも罰が当たらない状態になったと自負している。
健康体になったなんて言えない。
心が辛い状態(大げさに言えば発作)になることは今でもたまにある。
しかし社会復帰は果たしている。
難関と言われる
MOT(Microsoft Official Trainer)
も合格した。
取りあえず
「私は少し元気です」
と言える。

3日間にわたり精神障害者たる私の話にお付き合いいただいた。
この先どんなに状態がよくなろうともこれは私の原点である。
今後も自戒のため、たまにこの話をすることをお許しいただきたい。

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