いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

「天の時、地の利、人の和」

2014-09-11 19:48:33 | 日記

トッペイ:

 又もタカイチが・・・ 

 このブログでも人気のタカイチが、極右ネオナチ団体の
代表と写真を撮ったことでまたも話題になっています。

日本のカスゴミはスルーしても海外メディアが取り上げ、

例によってタカイチは言い訳に終始しています。それにしても

安倍晋三は以前暴力団の金庫番と写真を議員会館で撮っていましたね。

この連中の自覚のなさにはあきれます。

しかし極右度はタカイチを数倍上回る稲田が同じことを

やってもあまり話題にならないのはなぜでしょうかね。

 いかりや:

 総務大臣高市早苗行政改革担当稲田朋美、両人とも日本のネオナチ団体国家社会主義日本労働者党の代表山田一成と国旗の前で一緒に撮った写真が複数の海外の報道機関で報道された(ウィキペディア)。 

特に、高市は「ヒトラーの選挙戦略」という本に推薦文を書いていたとか(同書は人権団体に問題視され発禁となっているが)、高市は物事に対する偏った判断しかできない超軽いあべ好みの女性つーことです。

 高市氏らは世界の常識から逸脱している、ひょっとして阿倍政権の命運を左右するかも・・・欧米のナチス批判は、われわれ日本人が思っているよりはるか根強い。海外のメディアが一斉に問題にしはじめている。仏AFP通信が8日付で第一報を報じ、英ガーディアンが「安倍首相の頭痛の種に」と写真入りで報じたほか、英タイムズや豪州、香港、台湾のメディアも批判的に報じている(天木 直人)。

  加茂長

 「天の時、地の利、人の和」

 「天の時は地の利に如かず地の利は人の和に如かず」といふ格言があるそうです。

自分にとって「天の時」はそんなに悪くはないように思えます。戦後の復興期に先人の皆様が頑張ってくれたお陰でしょうか。

 経済面では色々な意見があるようですが、この国に生きる人間にとって悪くはないと思うのです。路上生活している人だって食うに困っている訳ではなさそうですし。

「地の利」はどうでしょう?アメリカの言いなりになっているように見受けられる日本ですが、韓国みたいに国や政権の悪口を言うと捕まる訳でもなし、言論の自由度はそこそこ大きいのとちゃいますか。

「人の和」、これは個々人の問題ですね。過去に和を乱すようなことをやってしまった覚えが何度もあります。聖人君子じゃあるまいし誰でもそんなところでしょう?

還暦過ぎた今、大きな慾気も涸れております。「人の和」を大事にせなあかんと思う次第です。けど未だ失敗する時もあるみたいで、申し訳ないと思うとります。

 いかりや:

 「天の時、地の利、人の和」ですか?

 加茂長さんらしい幸せな善人の発言ですが、 

>この国に生きる人間にとって悪くはないと思うのです。路上生活している人だって食うに困っている訳ではなさそうですし。

 「この国に生きる人間にとって悪くはない」という思いには賛成ですが、「路上生活している人だって食うに困る訳でない・・・」は、いくらなんでもちょっと賛成しかねます。

私は年金制度に詳しいわけではありませんがいまの60代、70代の人たちというのは、しっかり年金を払い続けてきた世代ですし、特に厚生年金加入者の受給額(国民年金+厚生年金)は恵まれています。

問題は、いま40代以下の若い人たちが、老後を迎えたときだと言われています。非常に厳しい状況に立たされる人は確実に増えます。受給対象年齢が上がったり、受給金額が下がったりするのはもちろんですが、リストラされた人や、派遣社員やアルバイトとしての生活、いざ老後を迎えたとき、まともに年金をかけてこなかった人たちが最低限の生活さえもままならなくなってしまう、そうなったとき路上生活があるからいいさと楽観視できるでしょうか

現在でも、中小企業のサラリーマン退職者は国民年金だけで生活しなければならない人がたくさんいます。「俺さえよければいいさ」という考えでは、この社会は殺伐としたものになる。願わくは「共存共栄の社会」でありたい。

 現在60~70くらいの年代の人たちは、戦前戦後の苦しさ辛さを実体験していない、謂わば超幸せの世代と言えるのではないでしょうか。

 だが、この幸せな時も、そう長くは続かないかもしれない。お金も所詮は単なる紙切れ、非常事態という時には何の役にも立ちません、敗戦後の状態は悲惨なものだった。

 蛇足ですが異様な経済現象が起きています。 

例えば、日銀は初めて異常とも言えるマイナス金利で市場から短期国債買い入れを始めている。8月末のベースマネーは243兆円を超えている。ここまでくると金融緩和策であるとの言い訳もできない。その一方で、急速な円安が進行しています。円安で、株高です。 

通常であれば株高と商い(売買高)は比例しているものですが、薄商いの株高も異常です。収入を減らした上での円安は庶民生活に物価高の打撃をあたえます。

 これも蛇足ですが、第二次阿部内閣が発足したのは2012/12月の正規社員は3330万人、今は3307万人で20万人以上減少、非正規は1843万人だったが、1939万人と100万人も増えている(労働運動総合研究所事務局次長、藤田宏氏、週刊ポスト9.19/26号より引用)。非正規の人たちは、年金未納者が多い、彼らの老後はどうなるのだろうか・・・俺が心配することではないか(苦笑)。