参議院選挙の投票率は52・61%でした。
前回の2010年参院選の57・92%→52・61%(▲5・31ポイント)だった。戦後3番目の低さでした。
昨年暮れの衆議院12.16選挙は59.32%で 戦後最低の投票率だったから似たようなものであると言えよう。
選挙前の大手マスコミの予想通りの結果だった。余りにも予想通りの結果で、サプライズがないのがサプライズ(笑)、ということは自民党側にしてみれば思惑通りの結果だったということになります。それにしても、生活の党がゼロとは・・・今後巻き返しが可能かどうか心配である。今回のこの結果をみて筆者は、悲観的になってしまった。
一市民が斬る!のTさんは、昨日(7/23)のブログで、 http://civilopinions.main.jp/、
司法の正義などない日本!最高裁による小沢抹殺の汚い手口!
旧自民党、最高裁、最高検、大メディアが結託して小沢抹殺を謀った。
そして次のように結論付けている。
<司法の正義が最高裁により消失した>
最高裁は、国民の3分の2が支持した民主党政権と小沢氏を裏で見事に潰した。
ほとんどの国民は黒幕最高裁とその手口に気づいていない。
国会議員やジャーナリストの中には薄々気づいている人もいると思うが、最高裁が怖くて一言もいうことはできない。
最高裁の無言の圧力を感じているのだろう。
小沢氏を抹殺するには、最高裁のこの手口しかなかった。
最高裁が日本の政治をメチャクチャにしてしまった。
最高裁が日本の歴史を変えてしまった。
司法の正義が最高裁に潰されたといえる。
このまま放置していいのだろうか。
最高裁の小沢追い落とし劇は、極めて計画的である。最高裁の小沢氏追い落としの手口は、検察審査会法の改正に始まる。
検察審査会の改正の趣旨は、裁判にも民意を導入することを大義名分にしている。しかしながら、代議士は何万~何十万と言う選挙民の民意によって選出された人たちであり、その議員に不都合なことがあれば、次の選挙で民意が問われる仕組みになっている。
それを僅か付け焼刃の11人の民間の検察審査員が、何十万の民意で選ばれた人の運命を左右すること自体が間違っている、憲法違反の恐れがある。そんなことを法律の専門家の頂点に君臨する最高裁の連中がわからないはずがない。彼らは小沢氏をはめるために、検察審査会法を改正して悪用したのである。しかも検察審査会は一市民Tさんが暴いたように、検察審査会議そのものも実際には開催せず、自分たちの都合のよいように検察審査会議をでっちあげた。
延々と小沢氏追い落としの裁判をやったが、結局小沢氏を政治資金規正法違反で罪に問えなかった。しかし、検察及び最高裁は、もともと小沢氏を「有罪にするかどうか」が問題ではなかったに違いない。検察、最高裁、マスコミ(大手)がグルになって「小沢氏の政治とカネ」問題で、火のないところに意図的に煙を立てて悪評を煽り、小沢氏の政治活動をこの3年以上にわたって制限を加えたことで、彼らの所期の目的は達成したのである。
オランダ出身のジャーナリストで政治学者カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、小沢氏のケースをキャラクターアサシネーション(人格暗殺、人物破壊)として日本の政治を厳しく批判しています。日本の大手マスコミ(読売、朝日、毎日、日経、産経、TVはNHKはじめ民放各局)は、検察、最高裁、自民党とグルになっている。一体この国のマスコミはどうなっているんだ。
小沢問題はわが国の将来を左右している。安倍首相は憲法改正にまで踏み込もうとしている、TPP参加、消費税増税など自民党内の良識派が、せめて首相の暴走の歯止めになることを期待するしかない。
財務省、検察、最高裁、マスコミの悪の枢軸を断ち切らないかぎり、小沢氏の復権は難しい。わが国の未来も暗い。きょうは悲観的に書き過ぎたかもしれない、楽観論者はいないのかなあ?