大阪は梅雨の中休みのようで、日中はギンギンギラギラの太陽なんです。
暑い午後の昼下がり、家の中にいても熱中症になることがあるのです。
ですからオイラは涼を求めるのです。
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▼ ほな初めに、桜金造氏のお話で涼んでおくれやす。
このホテルがどこのホテルなのかは明らかにされていない。
2chでは、K川沿いにあったホテルFだったのではないかと、まことしやかに囁かれていた。
何年も昔、ホテルFの新館建設中に前を通りかかった人の話によると、工事現場の隙間から卒塔婆やら墓石の破片が見えたと言うし、噂に寄ればその場所は古戦場跡であり死体安置所だったという。
残念ながらホテルFは今年1月に閉館してしまったが、諸君、落胆することなかれ。2014年春から外資系ホテルRCが同場所で営業を始めるという。富裕層をターゲットになんと一泊6万円~也。開業してもオイラには手が出まへん。
だが本当に落ち武者の幽霊が出るホテルは、ホテルFだったのであろうか?
http://youtu.be/yosDvFRz2jE
↑の雲谷斎氏の話に寄れば、堀川の某一流ホテルとまで言い切ってしまっている。
堀川通沿いにある一流ホテルといえば……何軒かあるが、霊感ゼロのオイラでさえ、夜、通りかかった際、あのホテルはヤバイんとちゃうか? と感じたホテルがあったんどす。せやから多分あそこやろうと思います。間違いおへん。ほな、そういうことにしときまひょ。
では、話に出てくる浮かばれない落ち武者の幽霊は、はたして同一人物なのであろうか?
女優の高橋ひとみさんも京都のホテルで落ち武者の霊に首を絞められたと言うし、ある歴史研究者の枕元に現れたときは、研究者が中世史専門だったので、「お前は応仁のころか?」「何という武将の家臣か?」とマジマジ観察され、しまいには「お前のその甲冑はしょぼいな。足軽か?」と失礼な質問を浴びせたために落ち武者は無言で消えていったという。
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落ち武者ではおへんけど、河原町の有名な老舗ホテルで女子プロレスラーNさんに起こった怪奇譚が、
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北野誠怪異体験集 続 おまえら行くな。 |
北野 誠,加藤 一 | |
マイクロマガジン社 |
↑ の本に書かれておました。
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ネイティブ京都人に「前の戦争は?」と問えば、太平洋戦争ではなく「応仁の乱」と答えはるんですえ。
応仁の乱ではほぼ京都市街地が全焼となっているので、現在ある京都のホテルのどこに泊まっても幽霊が出てきておかしゅうないおすなあ。
ネットではこういうホテルの霊情報は営業上差し障りがあるのか、規制されててまず出てこないですよね。しかし金造さんの霊体験の話の本のなかでは、この話のホテル名は確かK川沿いのRホテルとあったのを覚えています。といえばそうですよね、そこしかありません。そして私もそこに泊ったことがあるのですが、残念ながら霊感0ですので別にかわったことはありませんでした。ということで一応お知らせまで。じゃまた。
金造氏の体験はRホテルだったんですか。貴重な情報ありがとうございました。
オイラもRホテルは泊まったことがあるのですが、廊下の奥に落ち武者がいてもおかしくはない雰囲気はありましたね……(霊感0ですが)確かに。
歴史的にみてK川の河原は、死体をさらしたり捨てたりしてましたからね……もしかすると川側の部屋がヤバイような気がします。オイラが泊まった部屋は幸いにして内側の、外の景色がまったく見えない殺風景な部屋でした。