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なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

椿ヶ峰から大文字山への小冒険

2013-06-24 05:00:53 | 大文字山&周辺

 一ヶ月半以上トレッキングしてなかったので足の筋力も衰えているだろうなー、ということで、お気軽登山の大文字山へ行くことにしました。まだ行ったことがない椿ヶ峰にも行っとこう。

 6月23日(日)

 ▼ 6:37 地下鉄東西線・蹴上駅からスタート。今にも雨が降りそうな空。

 ▼ 早朝の南禅寺三門。

 ▼ 早朝の東山高校。

 ▼ 早朝の若王子橋。

 ▼ 喫茶店「若王子」(休業中)前のネコとしばし戯れる。


 ▼ 哲学の道の疎水にかかるお玉の橋を渡って宗諄(そうじゅん)女王墓裏から椿ヶ峰へ登れるらしいのだが……。


 ▼ カラーテープの目印や道標がないし、どう進めばよいのやら……撤退だ。

 ▼ 7:11 大豊橋に到着。

 ▼ 大豊神社参道のあじさいが綺麗。


 ▼ 大豊神社の手水舎。椿ヶ峰の御神水で手と口を清める。

 ▼ 拝殿にお参りした後は、やっぱり末社のココでしょ。

 ▼ 来た道を戻り、参道入り口直前の路地に入る。

 ▼ 7:22 ノートルダム女学院に到着。日曜日の早朝、生徒がいない。残念w

 ▼ イノシシ除けのゲートを通る。

 ▼ 金網にそって階段を登る。

 ▼ 金網が途切れた地点で、道なりにそのまま登っていくと墓場に行っちゃいますよ。

 ▼ 7:27 椿ヶ峰に行くには、簡易木橋で小さい谷川を渡るのだ。

 ▼ サワガニ発見。最初、巨大グモかと思ってビビった。

 ▼ 簡易木橋を渡って15メートルほど登り、次はスイッチバック。

 ▼ カラーテープもある迷うことない坂道。

 ▼ 7:33 あっけなく椿ヶ峰(標高132m)に着いちゃいました。

 ▼ 大豊神社の宮司さんと氏子さんらが建てはった石灯籠があります。


 ▼ 展望なし。木々の隙間からわずかに野村美術館と東山高校?

 ▼ 南東方向にまだ坂道が続いている。行ってみよう。カラーテープは見当たらなくなりました。

 ▼ 急な坂を登り詰めると分岐。右の道が歩きやすそうだ。

 ▼ 踏み跡がはっきりした道を進む。

 ▼ 7:49 分岐。知ってる場所に出た。

 ▼ 椿ヶ峰への分岐はこの境界石が目印。番号刻印を写し忘れちゃった!

 ▼ 木洩れ日。晴れてきた?

 ▼ 8:10 京都一周トレイルコース「東山42」に到着。

 ▼ このまま大文字山へ行くのも面白くないので、この辺の脇道探検を実施。

 西側へ下って行く脇道は避け、二、三本の脇道に入ったが、どの道もトレイルコースにつながっていた。
 ▼ 新しい京都一周トレイルのプレート。×印が赤色になっている。

 ▼ 8:47 四つ辻、大文字山三角点方向の途中で、また脇道探索したくなった。

 ▼ ハッキリした道じゃないか。行ってみよう。

 ▼ くん蒸中エリアを抜ける。

 ▼ 8:57 霊鑑寺と四つ辻を結ぶ京都一周トレイルコースに合流した。

 ▼ 9:00 四つ辻方向に歩くも、またまたまた脇道探索実施。

 ▼ 坂の途中に水場あり。


 今日は強い陽射しはないが蒸し暑く、風がない。もう全身汗まみれなのである。
 この水でちょっと顔でも洗おうかとかがんだ矢先、眼前にブォォォーンとスズメ大の飛行物体を確認! 羽と胴体をものすごい速度で動かしているので相手の実態がわからない。
 009のごとくオイラの加速装置が瞬時に作動したのは言うまでもなかろう。
 思わぬ体力消費であったが、追いかけられなかったことは幸いであるとしよう。

 冒険にゃ危険がつきものだぜピョーン°゜°。。ヘ(;^^)ノ

 ▼ 9:13 火床と大文字山三角点を結ぶ山道に合流。


 ▼ 9:24 火床に到着。空は曇ってます。

 ▼ 一見、土のように見えるが、茶色いコンクリートに変わっていた。いつから?

 ▼ 弘法大師堂の温度計は23℃。どんどん落とし物、忘れ物置き場化しているような……。

 ▼ 9:42 下山開始。

 ▼ 10:05 登り口に到着。無事下山。


 ▼ 京都府と京都市にささやかな税金を納める。

 ▼ ワールドコーヒー白川本店でモーニングセット(650円)を食す。


 ▼ 白川通今出川交差点付近にカレーうどんの店がオープンしていた。

 ▼ 11:30 出町柳駅に到着。

 ▼ お店ののきにツバメの巣発見。「こっち見んな」って言ってましたw

 ▼ さらば大文字山!

 ▼ 本日の歩行距離=11.4km
(←クリックしよし)

 青い空の下、気持ちよくトレッキングしたいものですが、これからの季節、暑いのもイヤやなあ。


九条山~若王子エリアを迷い道クネクネ

2013-04-15 21:10:05 | 大文字山&周辺

 九条山と東岩倉山を探し出し、探検するのが本日の大きなテーマなのだ。

 4月14日(日)

 ▼ 7:14 地下鉄・御陵(みささぎ)駅から地上へ出る。

 蹴上(けあげ)方向に進行。
 ▼ かつてこの辺りに粟田口刑場という京都最大の処刑場があったので、慰霊塔が目につきます。


 ▼ 「石車」って何? と思ったのだが「車石」碑だった。

 ▼ 粟田口刑場跡。((“(゜Д゜;)”)) ガクガクブルブル

 ▼ 近江鉄道バス「九条山」バス停。

 ▼ 「九条山南登口」という標識もあるではないか! 行ってみよう。

 上の写真のスロープを登ってください。
 ▼ オイラは登り口をまちがえて、行き止まりの墓場に行っちゃいました。

 ▼ 墓場からUターンして「日ノ岡一切経谷町」へ進入。

 ▼ 適当に山の方へ歩いて行ったら、おあつらえ向きの山道があるじゃないですか!

 最初は歩きやすかった山道も、途中からお助けトラロープの斜面はあるわ、枝木に阻まれた薄いトレースの道になるわで、戻ろうかと何度も考えたのですが、熱いトレッキング魂がオイラを前進させていくのでありました。

 ▼ これは何かの歴史的遺構か?

 ▼ そぐ横にアンテナが立ってました。

 ▼ 頂上らしき平地の木々の間から、蹴上浄水場と平安神宮の鳥居が見える。

 ▼ この山は、そこら中に山ツツジが咲いておりました。

 ▼ 8:03 ついに「九条家」と彫られた石杭をわれ発見せり! やっぱりここが九条山やったんや~。\(^_^)/


 今は誰の所有かわからない九条山に長居は無用。
 ▼ 8:18 日向大神宮に到着。咲いてる桜は一本だけで、他の木はすでに散ったあと。

 境内を突っ切って、トレイルコースを進みます。
 ▼ 「東山33-3」の十字路を左折。南禅寺方向に高度を下げながら進む。

 ▼ 途中の十字路も左折。

 ▼ 8:46 大日山に到着。眺望なし。すぐそばに大日山墓地が見えます。


 ▼ 再度「東山33-3」に戻り、今度は真ん中を直進。(左:七福思案処、右:日向大神宮)

 ▼ しばらく歩くと左の七福思案処へ行くトレイルコースと合流しちゃったけど、右の山道を登る。

 ▼ アレは何だ! 石柱が倒れているぞ。

 ▼ 1m以上もある大きな石柱です。「笠狭之御崎蕉蹟」?

 ▼ 石柱を過ぎるとすぐに「東山37」に到着。オイラは「×」から来ました。

 ▼ 9:01 七福思案処(「東山38&39」)に到着。

 ▼ 今日のテーマは探検ですので「×」の道へ行くことにしました。


 ▼ 歩きやすい道。途中に分岐あり。境界標石が目印です。迷って左を選択。右はどこへ?

 ▼ 次々に現れる境界標石と木のペインティングを追いかけながら進みます。

 ▼ 9:15 すると多くの遺構が点在するエリアにたどり着きました。
 ▼ 側面に「岩倉大日如来」と彫られた水盤。

 ▼ 「東岩倉 大日如来」と彫られた道標。

 ▼ 上部がありませんが五輪塔でしょう。

 ▼ お地蔵さん。

 ▼ 磐座らしき巨岩も点在しています。桓武天皇が一切経を埋めたという観勝寺跡なのでしょうか?

 ▼ 歴史的遺構エリアを通り過ぎると、藪コギをしいられそうな下り道が待っていました。

 ▼ 藪コギはキライなので来た道を戻ろうと振り返ると、おあつらえ向きの歩きやすそうな下山道があるじゃないですか。迷わず左へ進む。

 ▼ しばらく進むとT字路に到着。右は登りなので、左の下り道を選択。

 ▼ 歩いてスグの所でまたもやT字路。ここは前回歩いた若王子(にゃくおうじ)墓地と南禅寺奥の院に通じる山道じゃないか。右折して若王子墓地方面に進行。

 ▼ 9:40 新島襄&八重夫婦の墓にまた来てしまいました。


 ▼ 若王子山から南側へ移動。

 ▼ 恐竜の足跡のような水たまり横を通過。

 ▼ 9:46 南禅寺山に到着。眺望なし。サンタさんの人形が置いてあるのはナゼ?


 ▼ 10:01 若王子墓地から「東山42」に通じる山道を進みウエダ池へ行ってみた。池の横を抜け北側へ進行。

 ▼ 最初はわかりやすい道やったのが、次第に谷筋の急斜面に変貌。薄いトレースとなる。途中、谷へと降りる道はあったのだが、オイラは急斜面を直進してしまったのです。

 ▼ 戻ることもできたが、道なき道を藪コギで直進。(>_<)

 ▼ 藪コギエリアを抜けるとテープを発見。テープを追いながら下ると急斜面に到達。

 ▼ 急斜面の下に階段が見える! 助かった~。

 ▼ 階段側に脱出して来た道を振り返る。登りに使いたくなる道ではございません。

 ▼ 階段の上に鳥居は見えます。行ってみよう。

 ▼ 10:23 千手滝不動尊に到着。


 地図を見ると、どうやら若王子神社の山側に降りたようである。
 ▼ オイラは「滝」へ行ったのだった。「桜花苑」に行ってみよう。

 ▼ ネコの置物。

 ▼ 時機を逸して桜の花は99%ほぼ散っておりました。

 ▼ 10:41 「桜花苑」の端から山道が続いているぞ。左は登り道なんで、右の平坦道を進んでみました。

 ▼ さっき行った千手滝不動尊にもつながっている。

 ▼ 歩きやすい道です。滝の上流へと登ることにしました。

 ▼ 10:56 ウエダ池に戻っちゃいましたよ。往きで藪コギする必要はなかったってことか!

 ▼ 11:05 「東山42」に通じる山道を登っていくと分岐に到着。北側へ脇道に進入してみました。


 ▼ 平坦で歩きやすい道。山ツツジもたくさん咲いておりました。

 ▼ 次第に下り道となり分岐。右に行けば椿ヶ峰か?

 ▼ 11:24 桜花苑に戻っちゃいました。

 ▼ 11:30 熊野若王子神社に参拝。


 ▼ 観光客に混じって哲学の道を北上。

 ▼ ネコ・エリアにて。人慣れしていて逃げない。




 ▼ 11:49 大豊神社に参拝。

 ▼ 末社の大黒社と狛ネズミ。

 ▼ 末社の愛宕社と日吉社。愛宕山と比叡山の神サマが仲良く並んでいる。狛トビと狛ザルです。

 ▼ 近くのノートルダム女学院から、椿ヶ峰への取り付きがあるというので下調べ。

 ▼ 取り付きはココなんやろーか? 墓場やんか。

 ▼ ここを登れというのか? テープもなさそうやし道がわからない。

 椿ヶ峰攻略は次回以降に持ち越します。
 ▼ ノートルダム女学院・正門前通過。

 ▼ 12:14 法然院横の児童公園でおにぎりタイム。

 ▼ 12:36 法然院。

 ▼ 哲学の道の南部の桜は散っていましたが、北部は何本かまだ咲いていました。




 ▼ 銀閣寺の参道は人でいっぱい。

 ▼ ずっと工事中だった駿台予備校の学生寮が完成していました。だって春ですもんね。

 ▼ 13:18 出町柳に到着。鴨川デルタは桜の花のないお花見?

 ▼ 本日の歩行距離=13.9km

(クリックしよし)


山科119番Aルート+八重の墓+京都さくらパレード=?

2013-03-26 12:37:36 | 大文字山&周辺

 3月24日(日)

 ▼ 7:30 とりあえず、九条山がどこにあるのか知りたくて、蹴上(けあげ)まで来てしまいました。

 ▼ 九条山浄水場。

 ▼ 九条山北部町内会と記された消火器。

 ここら辺は山を切り開いてできたような普通の住宅地である。九条山登山口を示す道標がまったく見当たらない。
 ▼ 野生イノシシ、サル注意の貼り紙は目にはいるのだが……。

 ▼ 7:50 日向大神宮まで来てしまった。

 ここで京都一周トレイル・東山コースは分岐するのである。
 今までオイラは神社境内を突っ切るコースしか歩いたことがなかったので、今日は伊勢神宮遥拝所方面コースを選んでみました。
 ▼ ゆるい石段を登る。

 ▼ ほどなく分岐。左:トレイルコース、右:伊勢神宮遥拝所。

 ▼ 7:59 伊勢神宮遥拝所に到着。さっきの分岐から徒歩1分ほどで着いちゃいます。

 ▼ 来た道を戻りトレイルコースにはいると、いきなり急登の岩肌道。

 ▼ 「東山35」に脇道あり。


 ▼ 九条山の場所の手がかりを探るべく日ノ岡方面の脇道にはいってみたのでありますが、送電線鉄塔につながる道でありました。鉄塔を過ぎるとどんどん高度が下がっていくのでトレイルコースに引き返す。

 トレイルコースを軽快に歩いていると、左の雑木林の奥がざわざわとざわめいていることに気がついた。なんだろう? 立ち止まって様子をうかがう。
 風は吹いていない。カラスが枝の上を歩いているのか? なんだか、ざわめく音が近づいてくるような気がするぞ。シカか?
 ▼ うわっ!! オイラが歩いてきた道を6頭ほどのイノシシがばたばたばたと横切っていたのだった!

 ものすごい勢いだったので写真を撮る暇を与えてくれなかったのは残念なのですが、もし彼らがオイラ方向に突撃してきていたらと思うと……((“(゜Д゜;)”)) ガクガクブルブル
 クマ除け鈴を思いっきり鳴らしましたよ。
 ▼ 「東山36」を過ぎると傍らに電子基準点付属標。ここが標高218mの神明山(別名、日ノ山、日御山(ひのみやま))の頂上らしい。展望なし。

 ▼ 8:24 「東山38&39」の七福思案処に到着。

 しばしスゥッ・・・(ーoー)y゜゜とした後、山科119番通報標識Gルートへ進行。
 三週間前に歩いた道で新鮮味と面白味に欠けるので、標識「G5」前から脇道に入ってみることにしました。
 ▼ 平坦で歩きやすい腐葉土の道が続く。

 ▼ 送電線鉄塔の下に来ちゃった。

 ▼ 鉄塔を通り過ぎると徐々に下り道となり、Hルートに合流してしまった。

 ▼ Hルートで北上し、再度Gルートに合流。

 ▼ Dルート入口にあった桜は満開。

 ▼ アートなオブジェが数体置かれた一画を通り過ぎる。

 ▼ Cルートの入口前を通り過ぎる。

 この辺まで来ると、民家があったり、京都市教育委員会の施設があったり、だいぶ人間の気配が濃厚になってきました。
 ▼ 9:22 Aルートの入口に到着。大文字山方面がAルートです。


 ▼ 後山階陵(のちのやましなのみささぎ)前を通り過ぎる。

 ▼ Bルート取り付き。いきなり急登ではないか!

 ▼ オイラはまだ平坦なAルートを歩きます。

 ▼ ボーイスカウトがキャンプしていました。

 道はハッキリしていて迷うことはありません。沢沿いにゆるい登り道が続きます。
 ▼ 野生のツバキ。

 ▼ 10:05 五番目の丸木橋を渡ると分岐ポイントに到着。

 ▼ 正面の木に「←大文字山」の道標があるので心配無用。

 お分かりいただけたであろうか?
 上の写真の左隅に、丸太ベンチに腰をかけた御婦人がおられることを。
 オイラが「毎度!」と声をかけて大文字山方向に進もうとしていたら、
「右の道はご存じ?」と御婦人が訊ねてきた。
「オイラ、この道歩くんは今日が初めてでんねん」
「四つ辻まで、左の道を使うより右の道を使った方が7~8分短縮して着けるんですよ」
「へ~ぇ……」
「最初は急登で分岐もあるんですけど、トレースははっきりしているし、そこを過ぎれば平坦で歩きやすい腐葉土の道なの」
「ホンマでっか?」
 脇道愛好家のオイラにささやく、あなたは神の化身か?

 御婦人のアドバイスに従い、オイラは右の急登道をあがることにした。道標テープなし。
 分岐ポイントは3ヵ所。右・左・左で平坦な腐葉土の巻き道に進入できた。
 ▼ テープも見つかり安心して直進だ。

 ▼ 10:19 「東山44-2」の裏にたどり着きました。

 ▼ 実際ここは十字路になっていますが、オイラが歩いてきた道は道標に記載されていません。

 ここまで来れば大文字山山頂は目と鼻の先なのでありますが、今日は行きません。
 蹴上方面に歩きます。
 ▼ 木々の間から見えた山科の街。

 ▼ 木々の間から見えた京都市街。

 ▼ 10:41 「東山42」から脇道へはいる。若王子墓地へ行こう。

 ▼ 脇道の途中にあるウエダ池。池の脇を通って枝道が北へと続いていた。どこへ行くのか?

 ▼ 10:58 若王子墓地に到着。

 ▼ 前回来たときには新島襄センセの墓を見つけるのに散々迷いましたが、今回は場所を覚えていたのですぐ見つけられました。

 今、放送されている大河ドラマの主人公が襄センセの奥さんなのですが、前回来たときには襄センセの墓しか写真に収めていなかったので、今日は新島八重さんの墓を写しに来たのであります。
 ▼ 襄センセの墓の左にある小さいお墓でした。

 ▼ 同志社墓地前は展望もない平地ですが、ここが若王子山の山頂になっているようです。

 前回は若王子神社方面で下山したので、今回は南禅寺方面の道で下山することにしました。
 ▼ 沢沿いの歩きやすい道を下ります。

 ▼ この沢は御神水だったのね。

 ▼ 11:16 ほぉー! この道と合流するのか。ここは奥の院。左上の道を進めば七福思案処なり。

 ▼ 行をしてはる人がいました。

 ▼ 南禅寺塔頭・高徳庵の桜。

 ▼ 水路閣。

 ▼ 南禅寺三門。

 普段、京都へ来ても「京都らしさ」を感じることはまれですが、南禅寺界隈の「らしい」雰囲気がよいですね。
 ▼ ハンナリきょーと・いず・びゅーちふる!

 ▼ 平安神宮。

 ▼ 妙伝寺の桜。お見事!

 ▼ 12:38 京都市役所に到着。

 京都府内外の約30の吹奏楽団体が参加する京都さくらパレードがあるというので、やって来たのでありました。11:30から市役所前で交歓コンサート後、京都市消防音楽隊を先頭に寺町通から四条通、河原町通をパレードするというイベントであります。
 ▼ 凄い人気で人だかり。正面には行けません。


 ▼ 側面に回り込んでしばし鑑賞。

 参加団体のほとんどが中学・高校の吹奏楽部なのですが、演奏もさることながら、なかにはコスプレ衣装の生徒たちもいて楽しいパフォーマンスを見せてくれていました。
 ▼ 京都橘高校のパフォーマンスは残念ながら見れなかったので、この動画で我慢しよう。



 好天に恵まれたのはよかったものの、市役所前は日陰がなくて汗ばむのでした。
 歩き疲れてヘロヘロのオイラは、これ以上突っ立って見ているだけの集中力が切れてきたので、パレードのはじまる前に市役所前を離脱することにしたのでありました。

 久しぶりに鴨川ネコに会いに河川敷へ。

 しかしながら今日は一匹も出会えませんでした。
 ▼ 府立医科大学付属病院の桜。

 ▼ 賀茂大橋の梅。

 京都の桜の開花状況は「ちらほら」という感じでしょうか。開花している木もあるのですが、まだつぼみの木の方が多いように思います。満開の花見は4月を待ちましょう。

 ▼ 本日の歩行距離=16.1km

 (クリックしよし)


安祥寺上寺跡を探索せよ! ~GとDルートは完歩、ABCはチョットだけよ~

2013-03-04 13:06:26 | 大文字山&周辺

 大文字山の南側ルートには、『山科区安祥寺山119番通報ポイント』という標識が随所にある。
 ポイントを示す記号は、ルートごとにA~Hに分類されているのだ。

 大文字山ソムリエを目指しているオイラは、常にマニアックな場所を探し求めているのである。

 次の目標を安祥寺上寺跡(あんしょうじかみでらあと)に定めたオイラは、ふーちゃん大師匠のアドバイスやインターネット情報を駆使し、BルートとDルートの中央に安祥寺上寺跡の位置を地図上で確定させたのであるが、はたしてそこへと続く道はどのようになっているのか……皆目わからん状態でとりあえず現地に赴いたのであった。

 3月3日(日)

 ▼ 7:30 地下鉄東西線・蹴上駅からスタート。北山は雪山や~!

 ▼ ネジリマンポをくぐり、インクラインを抜ける。


 ▼ 7:40 日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)に到着。

 ▼ 手水舎でスパッツを装着し、いざ出発。

 ▼ お巡りさんも巡回しながら参拝。

 ▼ お巡りさんは天の岩戸をくぐり抜けて帰って行った。

 ▼ 8:09 七福思案処に到着。斜め右の道からいよいよGルートへ突入だ。

 ▼ 変電所までは平坦で歩きやすい道だったが、通り過ぎてからはアップダウンの多い道となる。(゜_゜;)

 ▼ 「ドングリ道標」見つけたり。

 ▼ 「G5」標識発見。

 ▼ 途中の分岐では左の道を選択だ。

 ▼ 8:42 「G0」に到着。ここはEルートの起点でもあるようだ。

 ▼ 林道を東進。

 ▼ 8:47 Dルートの起点である「D0」に到着。この細道がDルートのようだ。

 ▼ 安祥寺上寺跡の石碑の右側面に「北へ700米 丘陵の頂部」と場所が刻まれている。行ってみよう~!

 ▼ 細道に入るといきなり分岐。道に横たわる枝の束は「直進するな」という意味か? 左折して短い坂を登る。

 ▼ すぐに出会う電線の鉄塔横を抜け、ゆるい傾斜を登っていく。

 ▼ シダが生い茂る細道を登る。

 ▼ だんだん積雪が目立ってきたぞい。これがDルートで正しいの?

 ▼ 「D1」標識発見。まちがってはいなかった。やれやれ。(^_^;)

 ▼ シダの細道を抜けると、舗装道路(Cルート)に出合う。

 ▼ 「D2」からの眺め。山科区が見下ろせるよ!

 ▼ 「C5」標識の裏の脇道に入り、ゆるい坂道を登っていく。

 ▼ 「D4」標識は雪化粧。

 「D5」標識を過ぎたあたりから、やたらと道の右側(東側)の木々にテープや目印が目立ちはじめた。この辺から安祥寺上寺跡に行けるのか? と思いながら歩く。しかし積雪で脇道の踏み跡すらわからない。
 ▼ お助けロープがある急な坂の途中で、薄い踏み跡の脇道を発見。入ってみる。

 ▼ 最初は薄い踏み跡があった。

 ▼ 途中から道なき道に変貌。一応、テープはあるが非常に歩きにくい傾斜道を横断する。身体を支えるために木の幹を持つと、ポキポキ折れるので注意が必要。

 ▼ テープをたどっていくとBルートに出合ってしまったようだ。再度、ちがう脇道へ潜行する。

 ▼ 南北にのびる尾根筋に出合う。右折して南へ。

 ▼ テープもあるし、たぶんこの道を南下すれば安祥寺上寺跡かも?

 ▼ 高度を下げながら南進していくと平地に着いた。ココなのか?


 ▼ 誰かが2年前に調査済みだ……ってことは?

 ▼ これは測量調査用の杭ではなかろうか?

 雑木と倒木だらけの平地をしばし散策してみると、ありました。
 ▼ 10:05 「安祥寺上寺跡」、キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!

 ▼ 別の木にも標識発見。

 ▼ 安祥寺上寺跡から見る木洩れ日は神々しいねえ。

 ▼ 木々の間から山科の町が見える。

 ▼ この幹の傷痕はシカの角によるものなのだろうか?

 さて、来た道を戻ろう。
 ところが来た道がわからなくなっちゃった……。(T_T)
 周囲が倒木だらけで、みな同じような風景に見えてしまうのだ。
 右往左往しながら尾根筋を見つけ出し、なんとか脱出に成功。

 この尾根筋を北進するとBルートと出合ってしまった。オイラの苦労はなんだったんだ!
 ▼ Bルートの脇道には親切なテープ道標もあった。こいつを先に見つけていればなあ……。

 次は大文字山へ行ってみよう~!
 ▼ 四つ辻で見つけた獣の足跡。この辺りまで犬と散歩してはる人もいるしなあ……。

 ▼ 10:56 大文字山三角点に到着。

 ▼ 京都タワーの形状が変わっている。テッペンはどないなってるん?

 ▼ 11:14 火床に到着。おにぎりを食べて銀閣寺ルートで下山。


 ▼ ふもとの某アパートにて。験をかついで4号室がないのは理解できる。6号室が開かずの部屋のようだが……(゜ε゜;)

 ▼ 3月10日は京都マラソンなんやね。

 ▼ 本日の歩行距離=12.1km

 (クリックしよし)


大文字山はオイラのパワスポなのだ。

2013-01-14 09:21:09 | 大文字山&周辺

 新春早々、馬鹿と阿呆がからみ合い構築したダメダメなシステムに無理矢理巻き込まれて、にっちもさっちもどうにもままならないイライラな日々を過ごしているのだ。

 血圧下げるにはどうすりゃいい?

 ……オイラをトレッキングの道に導いてくれた、オイラの聖なるお山に行こう。
 そうだ大文字山、行こう!

 1月13日(日)のち

 ▼ 今日は京都市内で全国女子駅伝があるんやね。思い返せば去年、左大文字山に登ってN○Kに怒られたんやなー。一年は早い。

 ▼ 9:15 やって来ました白川通今出川交差点。

 ▼ 9:25 法然院に到着。


 どうせ墓地の横を通るんやし、有名人のお墓を見てみよう~! ということで墓地を徘徊。
 ▼ 谷崎潤一郎センセの墓を見つける。

 この墓地のどこかに稲垣足穂センセの墓もあるハズなのだが、今回は解らんかった。
 ▼ 9:37 山道に入っていく。

 ▼ 「アカマツ尾根」ってどこだろう? 道標の向きがまちがってるようだ。直進。

 ▼ 尾根に到着。そんなにたくさん、アカマツが生い茂っているわけではない。

 ▼ 木々の間からの展望。

 ▼ 以前、この道を下って霊鑑寺付近の民家裏に闖入してしまったのだ。火床方面に戻ろう。

 ▼ 10:27 火床の弘法大師堂に到着。


 ▼ 今朝の京都市内はガスっていた。

 しばしスゥッ・・・(ーoー)y゜゜とした後、三角点方面に進行。
 ▼ 10:48 右の三角点方面には行かず、この分岐を左の道に入る。

 ▼ 薄い踏み跡をたどりながら、いろんなサインを見落とさぬよう慎重に山深いところを歩いていく。



 ▼ 11:07 熊山(オイラのGPSでは標高355m)に到着。鳥の声しか聞こえないし、人は誰もいないし、落ち着くね~。



 ▼ 展望はないけれど、振り返ると木々の間から大文字山山頂部が見える。

 ▼ 熊山で道が左右に分かれる。幹に「←近道」と書かれているが、どこへの近道なんだろう?

 とりあえず近道コースへ行ってみた。
 ▼ どんどん山が深くなる。テーピングがまったく見当たらなくなった。分岐もあってややこしい。

 ▼ 11:28 子熊山(328m)に到着。展望なし。



 熊山から子熊山にかけてのエリアは、大自然満喫コースである。「山懐に包まれる」感じがして癒される。やはり大文字山は、オイラのパワースポットであるなあ。
 遭難しそうな場所にあるので大丈夫かとは思うが、このエリアはあまり人に知られず、ずっとマイナーな場所であり続けて欲しい。

 さて、ここまで来たからには、北へ進行して志賀越道まで抜け出したい。
 ▼ うわっ! 道なき道の急斜面が待ち受けていた。

 耳をすますと、せせらぎの音が下から聞こえてくる。沢沿いに下れば迷うことなく志賀越道に行けるハズ。
 ▼ 11:46 滑落しかけながらも慎重に急斜面をトラバースし、どうにかこうにか沢に無事到着。

 ▼ テープもある。心強い。いざ進め!

 ところがガレ石だらけで歩きにくいんだな~。
 ▼ 白川石の採石場跡のような場所もありました。

 ▼ 小さな滝。

 ▼ また小さな滝。

 ▼ 何回も沢の右岸と左岸を行ったり来たりせにゃならん。靴の中に水が進入しないように慎重に沢渡り。

 ▼ スッゴい長時間、沢沿いを歩かされているような気がしてくる。まだ終わりが見えない。

 ▼ 12:15 無名滝に到着。

 ▼ 滝の前方にやっと人工物(堤)が見えはじめた。人間界に近付きつつあるぞ。

 ▼ 12:25 志賀越道に到着。

 ▼ 柵を越えて道路に出て、振り返ってみた。

 いやはや、アドレナリン大放出のアドベンチャーコースであった。

 ▼ 志賀越道を北白川方面に歩いていると、緑色の鉄橋を見つけてしまった。

 ▼ 12:33 気分はまだまだハイなので、鉄橋を渡ってまた山に入ることにしたのだ。

 今度は沢をさかのぼるコースだ。
 ▼ このプラケースはなんだろう? いっぱい散逸しているエリアがあった。

 ▼ 鹿を三頭も見かけた。どんどん大自然満喫コースになってくるのだが、駅伝中継ヘリの爆音が聞こえてくるのには興醒め。


 しばらく歩いていくと沢の分岐に出くわす。左方向に遠く滝が見える。近付いてみた。
 オイラと入れ違いに年配男性が滝から離れていくところだったので、「ココって中尾の滝でっしゃろか?」と声をかけてみた。
「そうですよ。この奥に幻の滝という、昔、採石場だったところもありますよ」
「へえ、去年の末に行きましたわ」
「それじゃ火床の手前に大きい岩がある場所はご存じですか?」
「へえ、太閤岩でっしゃろ。知ってま」
 ことごとく男性の話の先を折り曲げることになってしまった。
「あなた、よく知ってるわ」と鼻白んだ感じで男性は去っていった。そんなん言わはるけど、全部行ってますもん。
 ▼ 12:56 中尾の滝に到着。

 滝の前で約20分間おにぎりタイム&スゥッ・・・(ーoー)y゜゜休憩。
 ▼ 5年前、ドン・キホーテで2000円ほどで買ったリュックサックも最近くたびれてきた。みなさん、カッコいい「ザック」を背負ってらっしゃるんで、オイラもそろそろ買い換え時かなー。

 13:17 そろそろ下山すべく、中尾城趾方面に進む。
 ▼ 先月、この倒木に青いビニール紐がくくられていたのだが、今はない。中尾城趾から初めて中尾の滝に行く人は迷うかも……。

 ▼ 市内上空でホバリング中の駅伝中継ヘリを捕捉。うるさいねん。

 ▼ 13:27 中尾城趾に到着。

 ▼ 北側に歩き、分岐に到着。左へ行けば行き止まりの崖っぷち。右の急坂はどこへ行くのだろか? 右道を選択! 降下開始。

 行き着いた先はT字路。
 ▼ 右に曲がると、またもや道なき道の急斜面が待っていた。

 今回は偶然、緩い斜面の谷筋を見つけたのでそこを下ってみた。
 ▼ 中尾の滝までの沢沿い道に無事合流。

 ▼ 13:47 緑色の鉄橋まで帰ってきた。

 ▼ 下を見ると白川。橋の強度が心もとなさそうなので怖かったりもする。

 ▼ 北白川の町中にて。クマって公害なん?


 ▼ 丸山って登れるのかなあ? 行ってみよう!

 ▼ 関係者以外立入禁止だった。残念。

 ▼ 丸山中腹の道路から見える北白川の風景。火床から見る景色とはまた違った趣があるねえ。

 ▼ やや左からではあるが、送り火のビューポイントでもあるな、ここは。

 ▼ 別のところで送り火のベスト・ビューポイントを発見。ここは教えたくないのだ。

 ▼ 消し炭を玄関につってはるお家。

 ▼ 町中で法螺貝の音が響いてくる。聖護院の寒中托鉢修行だった。般若心経を唱えるんやね。

 ▼ 女子駅伝も終わり、平常にもどった白川通に出る。駅伝、見られへんかった。(T_T)

 ▼ 白川通の本屋さんにて。パワスポ特集だったので京滋タウン誌「Leaf」を購入。

 ▼ 14:51 出町柳に到着。

 大文字山で元気をいただいたオイラは家路につくのであった。

 ▼ 本日の歩行距離=21.1km

(クリックしよし)

 仕事の内容もわからん、わかろーともしないロートルが上に立ち、仕事の内容もわからんヤローどもがルールや仕組みを作ってたんじゃ、陽は昇らないぜよ。オイラも欲しいな、「権力」と「金」。\(^_^)/