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なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

霊山と将軍塚周辺を探索

2015-03-23 13:50:41 | 大文字山&周辺

 視聴率が芳しくないというNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」ですが、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文ら有名人が登場し始めて、そこそこ面白くなってきた。

 長州藩には悪いが、京都が舞台となる八月十八日の政変と池田屋事件、禁門の変のエピソードを早く見てみたいものである。

 で、幕末に活躍した維新の志士を偲ぶにふさわしい場所、霊山(りょうぜん)に行ってみたのでした。

 3月22日(日)

 ▼ 7:58 やって来ました京阪・祇園四条駅。今日はここからスタート。

 ▼ 花見小路を通過。

 ▼ 石塀小路を通過。

 ▼ ねねの道を通過。

 ▼ 霊山護国神社へ通じる維新の道は急な坂道である。

 ▼ 8:27 京都霊山護国神社へ到着。道中安全祈願。

 ▼ 維新の志士たちの墓地には大人300円の拝観料がかかるのでパス。

 ▼ 次は東山三十六峰の第二十七峰、霊山の山頂をめざしてみよう。

 ▼ 推理作家の西村京太郎センセと山村美紗センセが住んではったお家にちょっと寄り道。

 ▼ 『更級日記』の作者、菅原孝標女(すがわら の たかすえ の むすめ)も登ったという坂道を登る。

 ▼ 坂の途中にあった霊明神社で、またしても道中安全祈願。

 ▼ 坂を登り切った場所にある正法寺へ。

 ▼ 境内からの展望よし。

 ▼ 本堂の横から墓地へ。

 ▼ 墓地はさっさと通過いたしましょう。

 ▼ 正法寺墓地のどんつき。フェンスの向こうは霊山護国神社の墓地。

 ▼ お墓の後ろに登り道あり。

 ▼ 8:49 ここからが本格的な山道である。

 ▼ 振り返ると木戸孝允(桂小五郎)と幾松はん(右端)の墓石。

 ▼ すごく不安であるが、道なき道の斜面を登る。

 ▼ すぐ、しっかりとした道と出合う。この道をたどれば大丈夫であろう。

 ▼ これ、何ですか?

 ▼ ゆるい傾斜道を登る。

 ▼ 8:55 木戸孝允の33回忌法要の時に伊藤博文が記した詩を刻んだモニュメント、伊藤春畝詩碑(いとうしゅんぼしひ)にキタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!

 ▼ こんな寂しい場所にひっそりと……人から忘れ去られた記念碑という感じ。

 ▼ 裏側。

 ▼ しかもここが霊山(標高176m)の山頂でもあるらしい。室町時代には短命であった霊山城があった場所。展望なし。

 ▼ 石碑の左側に道が延びている。行こう。

 ▼ またしても、これ、何でしょう?

 ▼ お地蔵さんの台座なんかなあ。なむなむ。

 ▼ 誰か、手袋落としてはりまっせー。

 ▼ 途中、階段もあって整備されている。そこそこ物好きが歩いてる道なのかなあ。

 ▼ 知ってる場所に出た。京都一周トレイル「東山19」のすぐそばである。

 ▼ 振り返る。「通行止」と「通り抜けできません」の標識。こんなのが立ってたら一見さんは行かないよ。

 ▼ 9:04 「東山19」に到着。

 ▼ 伊藤春畝詩碑は「木戸孝允の碑」と記載されているようだ。

 久しぶりに将軍塚へ行ってみよう。

 背後でガサガサと枯葉を踏みしめる音。イノシシ登場かと驚いて振り返ると、散歩中の犬だった。
 ▼ オイラに「ワン!」と吠えて逃げるの図。

 ▼ 将軍塚ネコは日向ぼっこ中。

 9:34 将軍塚(華頂山)から下山。

 ▼ 9:38 下山途中で高台寺山に寄り道。展望なし。


 ▼ 下山道の傍らの木に東大谷山の札を発見。「ここがホンマに?」って場所ですな。

 ▼ 9:54 長楽寺山にも寄り道。展望なし。


 ▼ 長楽寺のフェンス沿いに道があるのでしばし探検。南側に下降。先が行き止まりっぽいので引き返す。

 ▼ 分岐。左は円山公園、右は知恩院。右に進む。

 ▼ 10:24 除夜の鐘で有名な知恩院の大鐘楼に到着。

 ▼ 千姫の墓と濡髪大明神。

 ▼ 円山公園でしばし休憩。

 ▼ 枝垂桜ちゃんはまだつぼみでした。

 ▼ 他の桜の木もつぼみが多かったですが、何本かはもう咲いておりましたよ。

 ▼ 11:33 京阪・祇園四条駅に到着。大阪へ帰還。

 ▼ 本日の歩行距離=8.3km。(↓クリックしよし)


「如意越」復活!

2015-03-02 05:02:01 | 大文字山&周辺

 3月1日付京都新聞のweb記事より抜粋。

 大津市の三井寺(園城寺)から京都市左京区の霊鑑寺を結ぶ古道「如意越」を復活させようと、市民有志がグループを発足し、3月13日に記念ハイクを行う。中世から京-近江間の重要なルートだったが、現在は道標もほとんどなく、今後は「観光資源として整備し、日帰りで楽しく歩けるトレイルにしたい」と意気込んでいる。

 如意越は、源平の争乱や南北朝時代の内乱などで軍勢が行き交い戦場にもなった道で、平家物語や太平記などにも記述がある。

 今後は道の整備や道標の設置を行ってくれはる予定なのだとか。

 霊鑑寺から行く場合、雨社大神から如意ヶ岳の間に数か所分岐ポイントがあるので、初めて歩いたとき、どの道を行くべきか悩んだ人が多い気がする。
 道標が設置されるのなら安心。さぞや如意ヶ岳薬師坊様も喜んでおられることでしょう。

 オイラはまだ長等山~千石岩~皇子が丘公園を歩いたことがないので、機会があれば行ってみることにいたしましよう。(-ω-)/

 暦の上ではもう春ですが……


新春の山歩きは大文字山!+ 馬 = 今年も実り少ない一年でしょうか(泣)

2015-01-08 12:24:11 | 大文字山&周辺

 1月3日は積雪が21cmを超え、61年ぶりの大雪に見舞われた京都市内。

 不慣れな山に行って遭難でもしてたら大変なので、オイラのホームグラウンドである大文字山へ行ってまいりました。

 1月4日(日)のち

  ▼ 7:59 京阪出町柳駅から地上へあがる。寒い! 道路はアイスバーン状態で滑る滑る。

 ▼ 大文字山も白い。

 ▼ まずは麓の八神社で初詣と道中安全祈願。

 ▼ 今年最初の運試し。キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !! 今から登る大文字山は南東方向なんやけど……まっいいか。

 ▼ 8:49 登山開始。

 ▼ 工事中の砂防堰堤も完成間近。工期は1月26日まで。

 ▼ アイゼンは持参しているが装着が面倒なんで、アイゼンなしで歩いてみる。

 ▼ アイスバーンの坂道は非常に歩きにくいのだが、ふんばって歩く。

 ▼ 9:25 火床に到着。いつもは何人かいてはるのに、今日はオイラと、オイラの後ろから歩いて来たオッチャンの2人のみ。

 ▼ 温度計はかろうじて1℃。

 ▼ 雪の京都市内を上から眺めるのも悪くない。


 ▼ 雪の上を歩くたくましいアリ。もしや越冬するのか?

 ▼ しかたなくアイゼン装着。

 ▼ 9:50 三角点に進行。

 ▼ 10:05 アイゼン着けると歩きやすいや。大文字山三角点に到着。

 ▼ 雪道をMTBで行く集団とすれ違う。

 ▼ 三角点から少し東へ進んだ場所から比叡平に行けるかどうか検証してみよう。

 ▼ 誰も歩かない道のようで、すでに廃道になってるのかもしれない。ラッセルで行こう!

 ▼ 深いところで40cmほどズボッ。シカの糞がやたら落ちている場所でもある。

 ▼ ここはどこなんだろう? 周囲が真っ白で方向感覚を惑わされてしまう。しばらく、雪の中をさまよい歩く。

 ▼ ありゃ? 元の道に戻って来てしまったぞ。

 ▼ 10:42 比叡平への道の検証は雪解けしてから行くことにして、霊鑑寺コースで下山開始。

 ▼ む、む、む……この道も雪深い。

 ▼ 11:13 舗装道路まで無事下山。

 ▼ 波切不動明王の掲示板に占いが貼ってあった。無論オイラは「大吉」である。


 ▼ 雪の霊鑑寺門跡を通過。

 ▼ 雪の鴨川は初めて見たかも……

 ▼ 雪ダルマ作りに励む人たちがいる。

 ▼ 今日もいました賀茂大橋ネコ。

 ▼ 本日の歩行距離=11.2km。(↓クリックしよし)

 13:08 京阪電車に乗って淀駅で下車。

 ▼ 連絡通路を歩いた先は……

 ▼ 京都競馬場開設90周年記念の入場券(200円)でゲートイン。

 ▼ 広いよ~。寒いよ~。

 ▼ 3連単の軸1頭流しのマルチでいざ勝負!

 ▼ 11レースまでいると帰りが混雑するので早々にゲートアウト。

 さて、競馬のレース結果はどうだったんでしょうか?

 その件に関しては……むにゃむにゃむにゃ。orz


大文字山の北部を探検#2

2014-12-01 12:12:44 | 大文字山&周辺

 越冬するガはひらひら飛んでいようけれど、ハチ、アブの類が姿を消すこの季節。山の探検にはもってこいなのだ。

 11月30日(日)

 ▼ 6:58 京阪・神宮丸太町駅で下車。ブログ用資料写真撮影のためにちょこと寄り道。

 ▼ 梨木神社の参道だった場所にマンションを建てはるとは……。(*_*;

 ▼ 俳優・船越英一郎氏がドラマ撮影の合間によく通ってはったらしい新福菜館・府立医大前店。

 ▼ 大文字山へ行くぞー! 京大を通過。

 ▼ おっ、今日も火床がガスってる。

 ▼ 8:15 銀閣寺ルートから登山開始。

 ▼ 砂防堰堤から中尾城址方面に進行。

 ▼ 砂防堰堤付近はやたらと「マムシ注意」が目につく。

 ▼ 大文字山探検隊の隊長と隊員を一人兼務しているオイラはビビるのであった。「ヘビさんはもう冬眠してはるんやろか?」

 ▼ さてここからは、このBGMでドゾ。

 ▼ 我々はいきなり一頭のシカを捕捉した!(←田中信夫さんの声をイメージして読みましょう)

 ▼ 8:38 中尾城址へと続く尾根道に到着する。

 ▼ そこには南東から東方向に下る道があった。我々が一度も踏み込んだことのない道である。慎重に落ち葉を踏みしめながら坂を下るのだった。

 ▼ 谷にたどり着いた我々は、道なりにゆるい坂道を下って行く。

 ▼ すると、中尾の滝から流れてくる沢と合流した。

 ▼ 中尾の滝へ行くべく沢を遡上する。倒木で歩きにくいエリアもあったが難なくクリア。

 ▼ 8:58 中尾の滝に到着して、我々はしばしの休息を楽しんだ。(-。-)y-゜゜゜

 ▼ 9:08 南へのびる沢を遡上することにした。

 ▼ 我々を先んじ、どこかの探検隊が既に歩いていたことに衝撃が走る。

 ▼ 道なりに進むと道が途絶えてしまった。

 ▼ 手近な東側の尾根に登ることにする。

 ▼ 尾根に登ると分岐が待っていた。とりあえず登り道を選択する。

 ▼ 「隊長、大蛇が木に巻き付いてます!」「よく見ろ! それはヘビじゃない!」

 ▼ 高さ10メートルほどの崖っぷちにたどり着いた。

 ▼ 崖から降りる道を探していると、またしても別の探検隊の残骸を発見してしまった。

 ▼ 谷に降り、再度南側の尾根をめざして斜面を懸命に這い登った。

 ▼ 道に出た。ここは道標「A17」に続いている見覚えのある道なのであった。「助かった!」

 ▼ 道標「A17」に行く途中に分岐を発見。右の枝道を選択する。

 ▼ 9:45 西又と呼ばれている中尾城址につながる分岐に到着。今日の探検はこれにて終了。火床へと進む。

 ▼ 9:52 火床に到着。



 ▼ これって何やろか?

 ▼ 12℃でも熱い。汗まみれ。

 ▼ 今日「大文字山デビュー」を果たした男の子。みんなにもてはやされていた。「おめでとう!」

 ▼ 下山途中、トラックの森が気になって寄ってみることにしました。

 ▼ 台風の被害がなかったら、隠れた紅葉スポットになってたのに……と思うと残念でなりません。

 ▼ 10:44 今日も無事下山できました。(^^)/

 ▼ 賀茂大橋ネコは昼寝中でした。

 ▼ サラバ大文字山! また探検に行くからね。

 ▼ 本日の歩行距離=12.3km。(↓クリックしよし)


大文字山 + 秋の古本まつり = 気持ち良いほっこり

2014-11-03 09:53:58 | 大文字山&周辺

 百万遍さんで秋の古本まつりが始まってるー。

 行かなくちゃ、行かなくちゃ。

 11月2日(日)時々

 ▼ 8:47 百万遍知恩寺前を通過。

 古本まつりは10時からなんで、久しぶりに大文字山へ行ってみよう。2か月ぶりの山歩き。

 ▼ こないな道標、前からありましたかえ?

 ▼ 吉田山緑地の案内板も新調されているような……。

 ▼ ガスってて火床がまったく見えないぞ。

 ▼ カタツムリ発見。今日はかなり湿度が高い。

 ▼ 9:32 銀閣寺の横から登山開始。

 ▼ 治山工事現場。砂防堰堤ができあがっている。

 ▼ ガスった中を歩くのも悪くない。けど、蒸し暑い。

 ▼ 9:58 火床に到着。

 ▼ 弘法大師堂の温度計は18℃だが、蒸し暑くて汗まみれなのだ。

 ▼ 街並みが見えない火床を初体験。これはこれで感慨深いのである。

 ▼ 水蒸気が煙のように舞い上がってるよ。

 天気予報は昼から雨になっていたので、早々にも古本まつり会場へ行かなくてはならないのであるが、大文字山ソムリエを秘かにめざしているオイラは、まだ歩いたことがない道で下山することを思いついたのであった。

 ▼ 10:09 まずは三角点方面に歩いてみよう。

 ▼ 10:15 一つ目のピークを越えたところに、南斜面に延びる薄い踏み跡がある。歩いたことがない。ここから下山してみよう。

 ▼ この道はめったに人が歩かない道のようである。

 ▼ 至る所に蜘蛛の巣が。迂回、迂回。

 ▼ 高度が下がるにしたがって道がはっきりしてくる。

 ▼時には害獣防止ネットの横を通り過ぎる。

 ▼ 数か所分岐があったり、倒木で荒れた道がありましたが、無事下山できそうな感じ。

 ▼ 京都一周トレイルコースに合流する直前が、つづら折りの急坂でした。登りでは使いたくない道ですなあ。

 ▼ 10:41 「東山47-1」に到着。オイラは破線の×から下山してきました。

 ▼ おっ、初めて大文字山でニホンザルを見た。

 ▼ お猿さんが食べてはった果実。

 ▼ 安心・安全な舗装道路に到着。

 ▼ ことしろ神社跡方面に通じる倒壊した橋が、今、どうなっているのか確認しておこう。

 ▼ 細い簡易橋が架かってました。渡るの怖そう。

 ▼ 11:03 古本まつりに向かっている途中で小雨が降りはじめる。

 ▼ かなり本格的に雨が降って来た。

 ▼ 大地康雄似のいけすかない店員がおった京大前ファミマ、閉店してました。通りすがりに、ゴミ箱にゴミを捨てたら、「今、何捨てた」とイチャモンつけてきはりましてん。( ゜д゜)ポカーン

 ▼ 11:04 百万遍さんに到着。

 ▼ 小雨になり、傘をさしながら店舗をまわるが、このコンディションではいまいちテンションが上がらない。

 ▼ また強く降り出した。本堂の軒下に一時退避。

 ▼ スマホの天気予報。なんと京都市内は雨雲の通り道になっとる!

 ▼ 12:25 一時的に雨が止んだようなので、店舗巡り再開。

 ▼ 「京都本」4冊購入。

 ▼ 12:48 雨が止んでるうちに帰っちゃおう。

 ▼ 久しぶりに賀茂大橋ネコと再会。今日は雨やから橋の下におったんでしょうね。

 ▼ 本日の歩行距離=10.0km。(↓クリックしよし)