THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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無差別殺人と犯人の年齢で時代を考察してみる

2008-06-22 10:34:31 | Weblog
最近無差別殺人が多い。

秋葉原の無差別殺人は、最近の話し。しかし、無差別殺人の歴史をここ10年

振り返って見る。

秋葉原無差別殺人2008年加藤容疑者25歳

池田小殺人.....2001年6月;犯人 宅間守...2008年現在44歳

光市母子殺害事件..........1999年4月:犯人2008年現在27歳


池袋通り魔殺人事件..........1999年:犯人2008年現在32歳

下関通り魔殺人...............1999年:犯人2008年現在44歳

深川通り魔殺人.............1981年:犯人2008年現在56歳

東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件1989年:犯人宮崎勤。2008年45歳没

こう見ると1999年に3件も連続殺人が集中してる。

これは、前年の1998年の日本の経済成長率がマイナス1.5%と

1956年から調査した結果の中で一番成長率が低い。この

経済の閉塞感が、ダイレクトに犯罪に繋がったと見ていいと

思う。

これを年代でまとめて見ると、

20代の犯罪  2件

30代     1件

40代     3件

50代     1件      このデータの数(7件)と少ないが

凶悪事件なので、その密度は高いと思う。40代が3件と多い。


40代は、「バブル世代」言われてる。

40代はバブル時代全盛を経験してるのでで、新卒採用も活発だった。

この世代は、受験戦争まっただ中と言う事もあり歪みのある世代と

言っても過言ではないと思う。いかにバブルと犯罪と年代が

密接に関係してるかと言ういい事例だと思う。




このデータから見ても、経済と犯罪がいかにリンクしてるかが

よく分かる。

殺人、世代、経済。この3つを意識するだけでも、世の中の見方が

変わって来ると思う。