政府は十七日、五月に観光目的で来日を計画している台湾の李登輝前総統に対し、ビザを発給せずに入国を認めることを決めた。昨年九月、台湾観光客の九十日間の査証免除措置を決めたのだから、総統を退いて一私人の立場にある李登輝氏に同じ扱いをするのは極めて当然である。それ以外の選択肢はありえない。麻生太郎外相が「別に問題視することではない」と述べ、杉浦正健法相が「(李氏は)もう一般の民間人であり、一般の旅行者と同じだ」と述べたのは、まさにその通りとしか言いようがない。
一回目の病気治療目的での来日の際などは「人道的見地からの特例的措置」と言わんばかりの対応であった。そのような、馬鹿馬鹿しいまでの対中国配慮がなくなったのは、当然のこととはいえ大変結構なことである。些細といえば些細なできごとではあるが、日本外交が正しい方向性を示し始めたことの象徴的出来事なので、特に記録しておきたいと思う。
(参考記事)
[李登輝氏のビザ免除 政府「一般旅行者と同じ」]
政府は十七日、五月に観光目的で来日を計画している台湾の李登輝前総統に対し、査証(ビザ)を発給せずに入国を認める方針を決めた。政府関係者が明らかにした。総統退任後、李氏の来日は三度目だが、ビザなしで実現するのは初めて。
政府は昨年九月、台湾観光客の九十日間の査証免除措置を決めたが、李氏の入国については台湾側との事前協議の対象としていた。しかし、政府は李氏についても例外扱いとすべきでないとの「現実的な判断」(政府関係者)に至った。
李氏の来日時におけるビザ免除について、麻生太郎外相は十七日の参院予算委員会で、「別に問題視することではない」と述べた。杉浦正健法相も「(李氏は)もう一般の民間人であり、一般の旅行者と同じだ」と、条件をつけない考えを示した。
李氏は五月十日から二週間程度の日程で来日し、仙台市や栃木県日光市などを観光する予定。周辺には「『奥の細道』を歩きたい」と語っており、東京に立ち寄るかどうかについては言及していない。李氏は、平成十六年暮れから十七年初めにかけて観光目的で来日した。病気治療目的で来日した一度目の訪問を含め、私的訪問であったにもかかわらず、ビザ発給をめぐって中国側の反発を招き、日本政府内で議論が起きていた。
(産経新聞) - 3月18日2時57分更新
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一回目の病気治療目的での来日の際などは「人道的見地からの特例的措置」と言わんばかりの対応であった。そのような、馬鹿馬鹿しいまでの対中国配慮がなくなったのは、当然のこととはいえ大変結構なことである。些細といえば些細なできごとではあるが、日本外交が正しい方向性を示し始めたことの象徴的出来事なので、特に記録しておきたいと思う。
(参考記事)
[李登輝氏のビザ免除 政府「一般旅行者と同じ」]
政府は十七日、五月に観光目的で来日を計画している台湾の李登輝前総統に対し、査証(ビザ)を発給せずに入国を認める方針を決めた。政府関係者が明らかにした。総統退任後、李氏の来日は三度目だが、ビザなしで実現するのは初めて。
政府は昨年九月、台湾観光客の九十日間の査証免除措置を決めたが、李氏の入国については台湾側との事前協議の対象としていた。しかし、政府は李氏についても例外扱いとすべきでないとの「現実的な判断」(政府関係者)に至った。
李氏の来日時におけるビザ免除について、麻生太郎外相は十七日の参院予算委員会で、「別に問題視することではない」と述べた。杉浦正健法相も「(李氏は)もう一般の民間人であり、一般の旅行者と同じだ」と、条件をつけない考えを示した。
李氏は五月十日から二週間程度の日程で来日し、仙台市や栃木県日光市などを観光する予定。周辺には「『奥の細道』を歩きたい」と語っており、東京に立ち寄るかどうかについては言及していない。李氏は、平成十六年暮れから十七年初めにかけて観光目的で来日した。病気治療目的で来日した一度目の訪問を含め、私的訪問であったにもかかわらず、ビザ発給をめぐって中国側の反発を招き、日本政府内で議論が起きていた。
(産経新聞) - 3月18日2時57分更新
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それも勘案して麻生が「たいしたことはない」といっているとしたら、日本政府与党の情報収集・分析力は、台湾に関しては向上したってことになるのだろうか?
だとしたら、これも喜ばしいことですが。
外国からの不当な干渉が多くて如何に此れが国費の無駄使いか諸悪の根源東京裁判です。以下のURLをクリックして
ね。{東京裁判を国際法と比較
しての記事が掲載されています}
3月16日から3月19日まで
6つのパートです。
イラクの戦争裁判、そしてユーゴ
がミロシェビッチの死で中途半端で
で終わった。しかもオランダの
ハーグで・・。
http://www.rondan.co.jp/html/mail/index.html (論壇・目安箱)
合わせて「武士道の哀しみ」の
岩田氏の2006年03月18日
物事の核心、戦後日本の核心としての東京裁判
ての東京裁判もお読みください。
東京裁判は国際法から無効です。
全くの根拠なし。何時までも東京裁判の平和の罪など言うふざけた呪縛を断ち切らないと 外国から恫喝・強請りを左(旧日本軍遺棄化学兵器処理工場建設費)右(米軍再編移転基地費用3兆円)真中の平和主義の国連分担金と言う国連の言いなり強請りや (北朝鮮拉致家族・人質解放と国交回復費用や賠償金という奇怪な申し出費用) 右も左も真中まで外国から強請られつづける孫子の代でも断ち切れない現状を冷静に見詰めよ!
財政破綻しても外国から恫喝される日本を見よ。春休みなので家庭で親子、夫婦で考えよう。年間自殺者3万人超えは交通事故やイラク戦争の戦死者より多いのです。未だに戦争継続中です、
日米豪と同盟するなら 尚の事しっかりと国家の将来を見つめて方針を一つにする。
中国から何か言ってきても「日本は(台湾と同様に)民主主義の法治国家であるから、適切に判断する」と言えばいいだけの話で至極簡単ですし、それをしつこく繰り返せばいいと思います。その言葉自体で充分対中牽制になるでしょう。(笑)
情報収集・分析力が向上したというか、常識的な判断ができるようになったと言うべきか…。
李登輝氏の功績がいくら偉大だといっても、権力の座から降りてしまえば急速に「歴史上の人物」になるというのが民主主義の鉄則みたいなものですからね。そこらへんが、前近代的な「人治主義」の中共にはなかなか分からないのかもしれません。台湾の国内政治的には李登輝氏は過去の人ということで決まりなのかもしれませんが、中国が騒げば騒ぐほど、外交面では中国の意図とは逆に、わざわざ歴史の彼方から表舞台に引っ張り出すようなものです。
李登輝氏には、念願の『奥の細道』探訪なり、「東京観光(?)」なり存分に日本滞在を堪能していただきたいと思います。