猫研究員の社会観察記

自民党中央政治大学院研究員である"猫研究員。"こと高峰康修とともに、日本国の舵取りについて考えましょう!

ポスト京都議定書も難航

2005-11-03 23:36:25 | 環境・防災・エネルギー
 単なる記事紹介ですが、地球温暖化防止のための国際的枠組みに関して二つ。一つ目は、京都議定書を補完するものとして、米国が主導しているアジア太平洋地域での「クリーン開発と気候のためのアジア太平洋パートナーシップ」が難航している件。もう一つ(記事は二本ですが)は、京都議定書後の枠組みをどうするか、すなわち2013年以降どのような枠組みを構築していくかについて、米・豪が相次いで「時期尚早」あるいは「時間 . . . 本文を読む

三笠宮寛仁殿下が女性天皇容認に疑問-初めて皇族の率直なご意見

2005-11-03 08:26:51 | 皇位継承問題・皇室
 皇室典範に関する有識者会議は「天皇や皇族は国政上の権能を有しておらず、天皇や皇族に皇位継承問題でお伺いを立てるのは憲法違反」と妄言を吐いて、断固として皇族からのご意見を聞くことを拒否して拙速に女系天皇容認論を決定してしまったが、三笠宮寛仁殿下がご自身が会長を務めていらっしゃる福祉団体の会報において、プライベートな意見との断りをつけた上で「歴史と伝統を平成の御世(みよ)でいとも簡単に変更して良いの . . . 本文を読む

杉浦法相インタビュー「人権法案は白紙」「死刑制度廃止は軽々には結論出せず」

2005-11-03 06:15:43 | 訴訟・裁判・司法
 杉浦正健法相は二日、産経新聞などのインタビューに対して、問題が多いと指摘されている人権擁護法案に関して、白紙に戻して検討する意向を表明した。人権擁護法案とは、その名の通り差別等の人権侵害の被害者を救済することを趣旨とする法律である。大まかに言えば、人権委員会が人権侵害や「人権侵害を誘発・助長する恐れのある」発言や出版などに対して調査を行う権限を持ち、人権侵害等が疑われると認定された場合には、出頭 . . . 本文を読む

大津事件、ロシア皇太子は意に介さず-大統領訪問前にロシア誌が日本特集

2005-11-03 01:20:33 | ロシア・中央アジア
 歴史の教科書で必ず取り上げられている事件なので皆様ご承知のことと思いますが、1891年に来日中のロシア帝国のニコライ皇太子に日本の巡査が切りつけた大津事件というのがある。日本国内では「これは戦争になる」というので大騒ぎになった。政府が裁判所に刑法の規定を無視してでも犯人を死刑にするように迫り、これに対して大審院(現最高裁)の児島惟謙が「司法の独立」をかかげて拒否したという出来事も起きた。さらには . . . 本文を読む