小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東京大学長)は25日、首相官邸で第14回会合を開き、皇位継承資格を女性皇族に拡大し、女性・女系天皇を認めることを全会一致で正式決定し、11月末にまとめる最終報告に明記する。容認の理由について、吉川座長は会合後の記者会見で「現行の皇室典範で安定的な継承ができるのかを議論した。(直系の)後継者は現実にいらっしゃらないし、必ず将来、 . . . 本文を読む
首相の靖国参拝に関して、今日午前の閣議で「神道形式によらなければ公式参拝であっても合憲」との答弁書が閣議決定された。これは中曽根内閣の85年の見解を踏襲するもので、同内容の答弁書は01年5月にも閣議決定されている。先日の大阪高裁判決の傍論での訳のわからない「違憲意見」に対する回答という意味合いを認めるにやぶさかではないが、「二拝二拍手一拝によらなければ政教分離に違反しない」などというのは浅薄な考 . . . 本文を読む
連日取り上げている、普天間飛行場移設問題の最新情報。審議官級協議が合意に向けて多少進展している模様である。今回はコメント抜きで記事だけ紹介しておきます。
(参照記事1)
[普天間移設「合意近づいている」 細田長官 審議官級協議に期待]
細田博之官房長官は二十五日午前の記者会見で、焦点となっている米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「(日米間で)若干の違いはあるが、かなり(合意に . . . 本文を読む
首相の靖国参拝をめぐり外相会談の中止を示唆していた韓国の潘基文(バンギムン)外交通商相が、一転して、27日から3日間の日程で来日し東京都内で町村外相と日韓外相会談を行うことになった。こちらがいちいち取り合わなければ歴史認識の問題は外交カードになり得ないことが如実に示されたではないか。日本との関係が壊れて困るのは向こうなのだ。小泉首相とも会談を行い、その中で首相が「不戦の誓いを込めて参拝した」と弁 . . . 本文を読む