猫研究員の社会観察記

自民党中央政治大学院研究員である"猫研究員。"こと高峰康修とともに、日本国の舵取りについて考えましょう!

対北援助をめぐり米韓の亀裂拡大―南北統一も視野に?

2005-10-10 17:29:56 | 朝鮮半島
 結論から先に申し上げると、いずれ南北朝鮮が統一して中国との間で反米・反日同盟ができる可能性が高いと考えられる。  現在の韓国の対北朝鮮支援は、常軌を逸しているさえ言ってよい。盧武鉉政権の二年半で直接間接の支援は2兆3000億ウォン(約2300億円)を超えている。これでは、経済をカードに北の核開発断念を迫りたい米国が不快感を示すのも当然である。そもそも米国は38度線に36000もの米軍を「人質」と . . . 本文を読む

WTO閣僚会議で日本は厳しい立場―農業改革は不可避

2005-10-10 00:59:47 | 通商・産業
 毎度のことだけれども、WTOにおける農業に関する交渉で、日本はまたピンチに立たされそうである。食糧安全保障を口実に農業改革を引き延ばしにすることは、もはや無理がありすぎる。むしろ、このまま対症療法を続けても自給率(現在約40%!!)の向上の妨げとなり、逆に食糧安全保障上問題がある。日本は改革には外圧を要する傾向があるが、農業に関してもおそらくいずれはそういうことになるんだと思う。  日本の農家一 . . . 本文を読む