法人営業に最適な『理詰めの営業』で日刊工業新聞社賞受賞の中小企業診断士 齋藤信幸の営業力強化手法 <情報デザイン>

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「お客様は神様です」「三波春夫でございます」

2019-08-12 10:53:13 | ・・「だからどうなの」
今となっては知らない人も多いと思いますが「お客様は神様です」は歌手、三波春夫のフレーズです。60歳以上の方は記憶に残っていると思います。

三波春夫オフィシャル・ホームページによれば、

『三波春夫にとっての「お客様」とは、聴衆・オーディエンスのことです。客席にいらっしゃるお客様とステージに立つ演者、という形の中から生まれたフレーズなのです。

三波が言う「お客様」は、商店や飲食店などのお客様のことではないのですし、また、営業先のクライアントのことでもありません。

しかし、このフレーズが真意と離れて使われる時には、例えば買い物客が「お金を払う客なんだからもっと丁寧にしなさいよ。お客様は神様でしょ?」と、いう風になるようです。そして、店員さんは「お客様は神様です、って言うからって、お客は何をしたって良いっていうんですか?」という具合。俗に言う“クレーマー”には恰好の言いわけ、言い分になってしまっているようです』

私も似たようなことを代理店の営業さんから言われたことがあります。「お客様は神様なんだから、値下げしてくださいよ!」と。

自分の顧客を大切に思うあまり、あるいは、顧客からの値下げ要求のプレッシャーから逃れたいあまり、の発言かと思います。

確かに顧客は大切ですが、すべての顧客が会社にとって大切なわけではありません(この時点で、「そんな言い方はないだろう」と腹の中で思う人もいるでしょう)。

どの顧客にも均一のサービスを提供するのは正しい方法ではありません。

自社にとって大切な顧客はどこかを見極め、重要度に応じた対応をすべきで、そのように経営資源を配分すべきです。

価格設定、値下げ要求への対応も同様です。

最後に、三波春夫の「お客様は神様」が生まれた背景は、

『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。
ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです』三波春夫オフィシャル・ホームページ

だそうです。



多くのビジネスマンを輩出した商いの町、近江八幡

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