法人営業に最適な『理詰めの営業』で日刊工業新聞社賞受賞の中小企業診断士 齋藤信幸の営業力強化手法 <情報デザイン>

営業自身のシンになる営業手法を確立し、自信に。営業案件の可視化と営業の行動管理を実現。特にコンプレックスセールスに最適。

米国政府の仕事で2連勝。はたして喜んでいいのか。

2017-02-09 23:42:39 | 『理詰めの営業』そのコンセプト
米国政府は、Federal Business Oppotuniteisというホームページで入札案件を公開しています。

このホームページを毎週チェックし、顧問先の企業が対応できそうな案件をお知らせし、英文の入札資料を用意するのも私の仕事です。

一日10件~20件ほどの案件が掲載されますが、当該企業の事業内容、地理的な要件等で絞り込んでいくと、3か月に1件くらい「おいしそうな案件」が出てきます。

今回、たまたま連続して案件があり、受注に成功しました。

企業選定のクライテリアは、①企業の財務的な信用度、実績、顧客による評価等、②価格です。

参加企業を①のクライテリアで3社程度に絞り込み、その後、価格を比較。

受注できたということは、①をパスした企業の中で価格が最も安かったということです。

はたしてこの受注を喜んでいいのでしょうか。

本来取るべき戦略は、入札情報が公開されるよりもはるかに前に、関係者と密な関係を作り、入札に必要な情報を提供し、仕様を自社に都合の良いように書いてあげることです。こうすることで価格を下げることなく受注が可能となります。

米国政府の仕事ではまだできていませんが、国立大学の実験機器の入札では実績を積んでいます。
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