衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

学年末!講評会・・・その1.

2011-02-17 09:09:17 | 衣・考


あっという間の1年です。

早くも学年末講評会です。

昨日は1年生のベーシックデザインでした!

感想;1・・・今年の1年生は伸び伸びしている!・・・良くも悪くもです。

     ①良い点は、文字通りで楽しそうに取り組んでいる様子がわかる。作品が楽しい。

     ②悪い点は、「理解」が弱い。課題に応えず「描くことを楽しんでしまっている」者が多い。

      デザインは、相手の要望に「応える」態度がないとビジネスにはなりません。

感想2・・・成長ぶりがすごい!

      これは毎年、どの科目でもそうですが、1年生が最も成長ぶりがわかります。

      手も頭も動いてきて

      着るものがどんどん変化し

      ヘアスタイルが変わり、メークが変わり

      表情、態度全体が明るくすっきりしてくる。

      笑顔になって、声も大きくなって・・・

      こうなってくると・・・・楽しみです!

      本人に自覚はないのでしょうねー・・・・・

      私が最も嬉しかったのは、終了後の「作品展示の協力風景」でした!

      嬉しそうで・・・・声かけ合って・・・

      新学期にはできないことでした・・・・

      実は就職活動の際に、企業側がもっとも重視するのは、こういうところなのです。どんな職場でも・・・

感想3・・・「紙で靴を作る」課題の応えとしては、「色、装飾」ではなく、「立体のとらえ」がほしかったです!