衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

学生へ;デザインの位置、役割

2007-05-18 17:10:48 | 衣・考
新学期が始まると、われわれも、また最初からやり直し、と毎年思います。

今年も、毎日四苦八苦です。

中でも、「服のデザイン」「デザインの方法」について、想いや思い込みが激しい学生と格闘です。

私としては、デザインというのは、コンセプトこそが大切で、ましてや「お絵かき」とはまるでちがうことだと考える。
だから、考えていくシステムと方法を指導しようとする。
絵が描ける学生は「感性」や「情緒」にうったえてくる。
また、理解するまでが、面倒であったり、面白みにかける授業なのかもしれない。

でもね、やっていくと、知らず知らずできるようになっていくんだよ、簡単で、面白くなるんだよ、と言いたい。
準備体操とか、単語を覚える、というのと同じことを、少しの間努力すると道が開けるよ、と。

最初が土台、最初が肝心!