「お金」以外の価値を確信しますか？

若い人は、最近やっとのこと「自分のお金」を手に入れる方法を覚えたばかりで、遣う魅力に取り付かれ始めたタイミングでもあることでしょう。が、・・・

今年度最初のクラブ・ショップ（学生の運営する、学生作品の店）の問題！

「販売の喜び」を応援する形として、売り上げた人に、わずかなお金がもらえる仕組みになっている。
ここ数年は、それを皆で分ける形が自然にとられていた。

今年になって、話し合いの上、「売り上げた個人がもらう」ようにしたとのこと。

わたしは、これに、反対したい。
その前に、もう一度、考えてほしい。

そもそも、「能力給」を言い出した大手企業でも、やめるところが続出の昨今と聞く。
「能力」とか「個人の働き」を誰が判定するのでしょう？
「神様」みたいな人がいるのなら、可能かもしれませんが。

「売れた」理由が「売った人」にある、とは限りません。
商品の力、ウィンドーや店全体の雰囲気、横でニコニコしている若者の魅力、掃除、前回の印象、等々。

わずかなお金のために、仲間同士の関係性が損なわれることのほうが、大損失です。
そもそも、「コミュニケーションの練習の場」としてのクラブショップです。

人生の早いうちに、お金以外の価値観をしっかり持つことが、幸せをつかむことだと私は思うのですが。

クラブショップにたずさわったことで、幸せな人生になってほしいです。

よく考えてみてください。