衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

常に「新しいこと」を考え続けなければならないのか?

2007-05-10 09:25:14 | 衣・考
学生の疑問、質問です。

実は、わたしも、ずーっとその疑問は抱きつつここまで来たのです。

で、言えること。

「温故知新」がひとつ。

そして、我々人間の歴史を眺めてみると、「変化の歴史」なのですね、これが。
必ずしも「進化」とは思わないけれど。
変化をつづけている社会やお客さまに提案するデザインを考えるというのが仕事だとするならば、「やっていく」というものでしょう。

先日、「裏千家」が「新しいお手前」を発表しましたよね。
現代の生活に合った「茶道」ということです。

生きていくこと自体がそういうことだと、とらえてみてはどうですか?
わざと、無理して、あたらしいものを「つくる」のではなく。

                                

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