衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

学生の涙 その2

2007-01-20 16:24:46 | 衣・考
先週の涙
Mさん
放課後、わたしの部屋をノックして、もじもじ・・・・・ソファに座って・・・
いきなりポロポロ・・・「私行く前からホームシックになっちゃって・・・・
勤務先(決定した就職先)が浦和に決まって、いろいろ考えてたら・・・・」

家を離れることが現実となることを考えていたら、不安がどっと押し寄せてしまったと言う。小さな弟、妹、父母にもしものことなどあったら、駆けつけるのに時間がかかる・・・・・などまで考えてしまって、夕べ眠れなかったのだと言う。

しばらく話したら、笑顔で出て行った。翌日は、クラスの友人たちに自分から話して笑いものになっていた。

だれでも不安なんだよね。不安なしの日なんてないよ、と言ったら、人生がいやになるかな?
年齢を重ねると、不安はつきなくても、その先がいづれきっと見えることがわかってくるよ。そうなると、やはり楽ですねー
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衣デザイン教務通信
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学生の涙

2007-01-20 09:24:01 | 衣・考
最近の学生の傾向として、実によく涙を流す。
本人にとっては、大変よいことだといわれているようなのでいいのですが・・・。
確かに、すぐにちょっとしたことで泣いて、すぐにすっきりしている風である。

昨日はSさん。授業終了と同時に「わたし思春期なんです・・・」とポロポロ。
数人が取り囲んで、慰めると言うよりは、やいやいがやがや・・・
私も一緒になって
「今頃、おそいんじゃない?私は中学生のときだったよ、でも、そんな時期があったほうがいいとは思うよ。人生明るいだけじゃつまらないよ。
心の便秘かもしれないから、話すとか書くとかやってみるといいよ」

Sさん
「私今まで、あまり人に対して吐き出してはいけないように思ってきた・・・」
あと、にっこり、実にいい笑顔
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