衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

新年、校内風景

2007-01-11 15:51:27 | 衣・考
新年の校内
初日、朝、問題児(遅刻、欠席常習の)たちに次々出会えて、しかも、なかなかよい顔をしていて嬉しい。

■昼休み
<1教師の談>「Kが、今までの未提出課題を全部やって持ってきたんですよ。」

■放課後
「見てください」とデザイン画の束。Yさん。
今年度になって、なかなか伸びが見られずに気がかりだったので、とても嬉しい。自分の中で、様々な教科を総括してコンセプトやテーマを築くことができている!

■ファッションビジネス科2年生の授業で「リテールMD]

<よい質問1>SPAとセレクト仕入れ品とで構成する店の品揃えを考えているが、価格帯の幅が広がりすぎてしまうのはどうしたらよいか?
<こたえ>そもそもセレクトショップの特徴が、価格帯で仕入れる品揃えではなく、バイヤーの感性を全面にうちだすことであるので、価格差の大きい店がセレクトである、と言ってもいいぐらいなので大丈夫。そういうセレクトS・のバイヤーを目指してね、おもしろいよ。

<よい質問2>商品タグを考えていたら、商品分類をおおざっぱにするのがよいか、細かくするのがよいか、結論が出ないけれど?
<こたえ>とりあえず、一般的な程度にしておいてください。店の管理方法によって、タグにのせる情報量はちがってくるはずです。実際には、運営をやってみないと、結論は出ないとおもうので。
           ↓
サンプルとして、2名に「タグ情報」を発表してもらうと、
 ・まず、布帛かニットかを分けた
 ・色を重視
というのがあった。

一定程度勉強したからこそ出てくる質問は、嬉しいものです。本人も、それでこそ、「わかること、勉強すること」がおもしろいはず。

でも、教師を辞書がわりにするような質問はよくないよ。そういうのは、自分で調べてね。M
コメント、ありがとう。

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