衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

就職活動にエンジンがかかった!

2007-01-27 09:50:47 | 衣・考
2008春就職組の学生就活に、やっとエンジンがかかった。

本人にしてみれば専門1年や2年に満たないうちに、まだ学校生活になれないうちに、業界の知識などなにも身につけないうちに、就活なんて早いよ、というのが本音。それはよくわかる。
でもね、今からわかっていたほうがいいことは、1つのことに決着がついたら次へ、というものではないのですよ、人生は。
だから、そのやりかたの練習だと思ってね。

都会志向の若者は全体には減っている世の中ですが、今年の就活傾向は、圧倒的に東京です。3年制の学生中心に。
嬉しいです。
私は安曇野での生活がとても快適で好きだけれど、今の生活をやっていけるのも、精神的支えになっているのも、20代の東京、ヨーロッパ生活あってのことと考えます。

20代では、自分の可能性、枠を拡げられるところまでやってみることをおすすめします。
若者は、精神力はまだまだでも、体力はあるではないですか。今ならできるんですよ。なんでも。自分の身体ひとつ支えていればいいんだから。

地元にも、いくつかのよい環境の職場があるとは思うけれど、通勤電車ひとつとってみても、若者は、ラッシュの電車にもまれてみる体験すら必要、大切なことだと私は思う。すれ違う人の数によって成長する部分は大きいと思う。
職場環境もいろいろみて選んで欲しい。

今いる環境、故郷はあなたが選んだわけではないでしょ?
「自分で選んで」帰ってきてください。
そうすれば、松本ももっと魅力ある街になるだろうと思う。

世界中どこだって、あなたが選べば生活の場になるんだよ。
平和な世の中ではないけれど、自分で人生をやっていくことは、おもしろいよ。
つらい、苦しいも含めてね。
食べ物だって、甘いものだけでは飽きるでしょ?
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