さてさて、、、
またまた最近の老メカのお仕事ですが、、、
このバイクも車検整備で見させていただいているのですが、、、
モデルイヤーは1998年、、、かな、、、
まあまあな良い月日を生きてきたバイクになり、、、
ですのでそれなりに手を入れたい部分が、、、多々、、、
オーナー様にご相談し、、、今回はちょっと深掘りな車検整備をさせていただきました。。。
と、、、言っても、、、
エンジンのオーバーホールとかの内容では無く、、、
劣化が進んでいる、、、と思われる部分のゴム部品の交換がメインになります。。。
今回の記事ではエンジン周辺のゴム部品の交換作業になります。。。
オーナー様には、、、ラジエーターホースの全交換をいたしましょう! と、、、始めた今回の作業ですが、、、
ラジエーターホースは、、、ラジエーターに繋がっているホース以外にもエンジン周辺には大小、太い細い、長い短い、、、いろんなホースが使用されています。。。
それらのホースは、、、エアクリボックス下のスロットルボディのさらに下にまで、、、
覗くと見えてきまして、、、
結構な交換作業になってしまい、、、(-_-;)💦💦💦
まあ、、、順番に外して、、、交換していきましょう。。。
作業をはじめ、、、そこここと、、、観察していると。。。
やっぱりお年頃なバイクですので、、、傷んでいる部分がちらほらと。。。
スロットルボディを外すとやっと見えてくるのが、、、
サーモスタットハウジングになります。。。
このあたりのホースやサーモスタットも交換しないと、、、全交換にはなりませんからねえええ。。。
で、、、さらに観察をしていると、、、
外す時にも???って感じていたんですが、、、
やっぱりです。。。
スロットルボディですが、、、
インマニに嵌る部分が、、、うまく嵌っていなかったのを発見。。。
この嵌り方ですと空気をここから吸い込んでしまう場合もあります。。。
このバイクを老メカはここまで整備するのは初めてですので、、、
前作業者様が見落として作業をしてしまったんですかね、、、
という不具合を発見してしまいました。。。
インレットマニホールド、ラジエターホース、サーモスタットなどを新品に交換して、、、
吸気系にもデバイスがあり、、、それらのバキュームホースもゴムですので交換をします。。。
エンジン周辺のゴム部品等を出来るだけ交換をする、、、という整備方針で今回は進めていますので、、、
これだけの交換部品になりました。。。
交換した各ホース等は、、、パキパキに硬化しているのも多々、、、
バキュームホースなんですが、、、
パーツリストで部品注文をする際に、、、
バキュームホースの部分に エアージェット という部品が数個使われていました。。。
そのエアージェットがこれです。。。
ホース内部に埋め込まれていました。。。
このエアージェットで空気量の調整をしているんですねええ。。。
もちろん新品のバキュームホースにもエアージェットは忘れずに装着しましたけど、、、
ホースにジェットというのも、、、あまり無いですかね。。。
エアークリナーボックスですが、、、
あれッ、、、なんか変です。。。
こんなところににスポンジが忍ばせてあります。。。
ワーオ、、、ボロボロでした。。。
エンジンに吸い込んじゃいますよね。。。
これも外さないと解らなかった部分なのかも、、、
もちろん新品に交換です。。。
そんなこんな、、、色々ありましたが、、、
エンジン周辺の整備はこれで出来ました。。。
バイクと長~く付き合いたい、、、楽しみたい!!!
んですが、、、永遠の生命はバイクにはありません。。。
劣化が進んでしまう部分は、、、色んな部分にあります。。。
ゴムの部品は一番早い寿命なのかもしれません。。。
ですが、、、
メーカーではある程度の年数で部品の生産、販売をストップしてしまいます。。。
販売終了前には一度は交換をしておきたい、、、そんな部品を今回は交換をいたしました。。。
ゴムのホースなどでも、、、メーカーから簡単に納入されなくなってしまいますと、、、
相当な苦労する部品になります。。。
という事でオーナー様に老メカがお勧めし、、、今回の作業をさせていただきました。。。
オーナー様の熱意が無いとここまでなかなか、、、という作業でした。。。
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