今日はこの動画をまず見てください。
あやしい動画ではありませんので、ご安心を。
バイクのブレーキレバーですので、、、
↓ クリック!
https://www.youtube.com/watch?v=lnnNiswmwFg
どうですか?
なにか?変じゃなかったですか??
ブレーキレバーをゆっくり操作して、、、カクカクと音までして引っかかり、スムーズさがありません。
この状態ではライダーの意思通りのブレーキングは望めません。
なんでこんなタッチになってしまったのでしょう?
このブレーキレバーを外してみます。
レバーの取り付けボルトが軸になっていて、レバーを握ると軸を中心に回転、そしてマスターシリンダーのピストンのお尻を押す、、、こんな構造ですが、この軸の部分がカサカサと干からびて見えます。
潤滑不良、グリス切れですね。
ですので、、、お掃除&グリスアップをいたします。
表面には、、、グリスがカサカサになってしまったカス?やサビがこびり付いていますので、ワイヤーブラシできれいにして、、、
それでもきれいにならなければ、サンドペーパーで磨いて、、、
そして、、、グリスを塗ります。
老メカはブレーキ用のシリコングリスを使います。
塗る箇所は軸の部分とピストンを押す部分の2か所です。
ブレーキレバーがピストンを押す、、、上の写真の矢印の部分になります。
ここの動きは、、、回転運動のレバーで直線に動くピストンを押すので双方が当たる部分はずれながら押す事になります。
なのでここのグリスアップは必須、もちろん軸部分もグリスが切れれば回転がぎこちなくなります。
グリスアップ後は、、、ブレーキの握り具合は、、、ごく普通に、スムーズになりました。
このグリスアップをしてもまだ直らない場合は、、、マスターシリンダーに痛みがあるのかもしれませんので、マスターのオーバーホールまたはアッセンブリー交換になる事も。。。
ブレーキレバー、、、機械部分なのに何の防御もなく、、、露出しています。
雨がしみ込みグリス切れして、、、いつの間にかカクカクギリギリとぎこちない動きに、そのまんまほっておいたら動かなくなるのかも。。。
簡単な整備だけど、効果抜群!重要な整備になります。
このブログを読んでいる方はみなさんバイク乗りだと思いますが、、、ご自分のバイクのブレーキレバーをゆっくり握ってみてください。
この動画のように握り具合がおかしい?スムーズさにかける?引っかかりがある?って感じたら、まずはグリスアップをしてみましょう。
解消するかもしれませんよ???
ブレーキレバーでマスターシリンダーのピストンの押す部分にはゴム製のダストブーツが取り付けてあります。
このゴム製のダストブーツ、、、レバーの潤滑に使用するグリスによってはゴムを犯してしまうグリスもあります。
ですので老メカはブレーキのゴム部品を犯す事がないブレーキ専用のシリコングリスを使っています。
簡単な整備なので、、、ご自分でやるのも良し、老メカに任せるのも良し、、、整備を完璧にして気持ち良く走りましょう。
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