キャブレターを組みつけていきます。。。
パッキン、、、ブリーザーホース、、、ビスは新品にいたします。
フロートは分解したては、、、汚れていましたが、、、キレイに洗浄したので、新品に近い?状態になりました。
フロートバルブは新品を使います。
フロートバルブの先端は、、、
材質はゴムですので、、、長期使用で段付きに変形(摩耗?)してしまい、ガス漏れの原因にもなりますので。。。
キャブレター内で、、、ガソリンを止めたり出したりするのが役目で、、、いつもフロートの浮力で押し付けられています。
構造的には、、、水洗トイレのタンクの中と同じかな。。。
フロートの高さ調整の具合によっては、、、フロート室内のガソリン量が違ってきますので、、、
この部分をほんの少し曲げて、、、ガソリン量(油面)を調整します。
メインジェットとパイロットジェットも新品にいたします。
今まで使われていたジェットは、、、
メインジェットが180の数字が見えるだけで、、、しかも刻印している部分も違う位置でした。
社外のメインジェットを使っていたようです。
ジェットですが、、、必ず純正を使うのが良いと思いますよ。
非常に精密な部品ですので、社外、、、純正、、、を、入り乱れて使っていては、セッティングにならないと思います。
このキャブレターはケイヒン製ですので、、、
純正のジェットにはこの写真の様に K の刻印がされています。
ジェットを交換するもう一つの理由は、、、
このキャブレターは、、、以前にオーバーホールされた形跡があります。
フロート室内が汚れ、もちろんその時にジェットも汚れでつまっていたはずです。
それでキレイに掃除をしていますので、、、その時に、ジェットの穴を貫通させるために、、、針金などを通している可能性も、、、
そんな掃除の仕方をしていたら、、、ジェットの穴が大きくなってしまっていたり、、、するかもしれません。
ジェットの穴が大きければ、ガソリンが多く流れますので、不調になる事もあります。
そんなつまらない事で、再度オーバーホールをする事になっては、、、というのがもう一つの理由です。
スロットルバルブを組み込んでいきます。
全閉、、、
全開!!!
を、、、確かめて、、、
パイロットスクリューやエアーカットバルブのダイヤフラム、アイドルストップスクリュー、、、その他のパーツをすべて取り付ければ、、、
完成!
ビスを全部交換しましたので、、、全体のキレイさが引き立ちます。
今回交換した部品一式です。
メインジェット、パイロットジェット、ニードルのクリップ段数は、、、DK仕様のサービスマニュアル値に戻しました。
メインジェット メーカー不明180 から 純正175
パイロットジェット 純正68 から 純正68
クリップ段数 3段 から 3段
車体的にはDK仕様でノーマル状態、、、唯一変更されているのはエアークリーナーがK&N製に交換されていました。。。
マフラーもノーマル、、、バッフルもDKのノーマル、、、ですので、、、メインジェットはマニュアル値にいたしました。
腐食の進んだメインジェット交換用のカップですが、、、
CR85用のPWKキャブレターのカップを取り外して、、、比べたら、、、
同じ部品でした。
ですので、、、CR85用で注文すれば良いのですが、、、やっぱりカップのみの単品販売がされていなくて、、、
同型のキャブレターを使用しているY社YZ85用で注文いたします。
カップのみで販売されていますので、、、
安く入手ができます。
この写真のベースマシン、、、だれか?仕上げてみませんか。。。
NSR50純正フレーム
エンジンは、、、実働のCR85から降ろして、、、
専用のフィッティングでフレームに搭載
電装系はCR85用が一式あります。
メッチャ楽しいマシンになるはずです。。。
譲りますよ。。。