今日のテーマは、、、
毎日なににしようか?考えているのですが。。。
もうネタ切れ?
書く事が思い浮かばない、、、日中の整備に没頭してしまうと、夕方になって、、、焦りが。。。
今日のテーマは、、、どうしよう、、、って、、、考えるんですが、、、
やっぱりブレーキでいきます。
バイクの基本性能を表すのに
走る、曲がる、止まる って表現をしますが、、、
安全を考えると、、、止まる が一番重要だと思います。
スポーツバイクのブレーキはほとんどがディスクブレーキを装備していますが、、、
乗りっぱなし、使いっぱなしでは、本来の性能が発揮できません。
最近のテレビではバスの事故の報道が毎日されていて、ブレーキの事の報道で、、、フェード とか ベーパーロック などの言葉が飛び交っていたりします。
フェード、ベーパーロックという言葉は、運転免許を取得する時に、少しは勉強したと思いますが、乗りっぱなしのバイクだとフェードやベーパーロックを起こしやすくなってしまう事もあります。
フェード、、、ブレーキを使い過ぎ、ブレーキが過熱し、ブレーキの摩擦が低下して効かなくなる。
という現象ですが、発生するのは下り坂や曲がりくねった道で使い過ぎる場合だけではありません。
バイクの、ブレーキの、整備状況が悪くても発生いたします。
今日はディスクブレーキで話しを進めますので、、、
こちらは400ccのフロントブレーキのキャリパーですが、、、
長年、使い続けていた?いつ整備をしたのか解らないほど、整備状況が悪くて、、、
ブレーキピストンのブーツを外したら、、、サビ?、、、ブレーキフルードの固形物?のような物がたくさん。。。
さらに分解を進めると、、、ブレーキフルードは茶色に変色しています。
サビが混ざっているのか?長年交換をしなかったから変色したのか?解りませんが、最悪の状態です。
ここにゴムのリングが嵌っていますが、、、
このゴムの部品、ピストンシールといいます。
断面は四角でブレーキフルードが漏れないようにしています。
で、使い続けたキャリパーでは、、、このピストンシールを外すと、、、嵌っている溝にサビ?ブレーキフルードの固形したカス?が発生していて、ピストンシールの嵌り具合がきつくなり、ピストンの動きが固く、ブレーキが引きずったり、効きっぱなしになったりします。
この矢印の部分は
浮動しているカラーが嵌っています。
ゴムブーツで水やゴミが入らないようになっていて、グリスで潤滑されていますが、、、サビ付いたりしますとやっぱりブレーキの引きずり、効きっぱなしを起こします。
引きずり、効きっぱなしを起こすとそれだけでブレーキは過熱してしまいます。
この様に整備不良によるブレーキの過熱があって、早期にフェードを起こす事も十分に考えられますので、、、
整備は重要ですね。
車検のあるバイクは2年ごと(新車は初回は3年目)に点検・整備をしますが、車検のないバイクですと点検・整備をせずに乗ってしまい危険な状態にまでなる事があります。
車検が無くても整備は必要です。
今一度、バイクの取扱説明書とメンテナンスノートを読み直してください。
バイクの点検の時期、重要性が書いてありますので。