バスの事故、、、続いていますね。
あってはならない運転手さんのミスが事故つながるケースが多いのですが、、、碓氷峠のバス事故はカメラ映像で 下りの左カーブを中央車線をオーバーして、遠心力で車体が傾いてギリギリのコーナーリングをしていて、ブレーキランプは点灯しっぱなしで、、、運転手さんは最善を尽くしていたのかもしれません。もし車体に重大な故障が発生していたとしたら。。。
自分、バイクメカとして、、、スキーバスの事故のニュースで聞こえてくる部分だけで考えると、、、車体の故障があったのかなあ って、思うのですが、、、ブレーキの故障やアクセルが戻らない故障とか。。。
自分たちが扱うバイクの故障でも、、、ブレーキやアクセルの故障は、、、あってはならない故障になりますね。
でもそんなあってはならない故障ですが、、、ブレーキケーブルやスロットルケーブルの内部に水が浸入して、、、その水が寒さで凍ってしまい、、、ブレーキが効かない、アクセルが戻らなくなる!!!というヤマハのリコールと改善対策(リコール関連の無償修理)が頭の中を過ぎりました。
↓ ヤマハのリコールと改善対策のページです。
ジョグ(CE50)、VOX(XF50/XF50D)、ビーノ(XC50/XC50D/XC50R/モルフェXC50H)、ギア(BX50/BX50S/BX50N)に関するリコール情報
http://www.yamaha-motor.co.jp/recall/mc/recall/2011-10-18/index.html
①前輪制動装置において、ブレーキケーブル周りの防水構造が不適切なため、雨天時の走行等により、当該ケーブル内部に水が浸入することがある。そのため、外気温が氷点下の環境において当該ケーブル下部のダストブーツ内に滞留した水が凍結し、最悪の場合、ブレーキ操作ができなくなるおそれがある。
②後輪制動装置において、ブレーキケーブル周りの防水構造が不適切なため、雨天時の走行等により、当該ケーブル内部に水が浸入することがある。そのため、外気温が氷点下の環境において当該ケーブル内部に滞留した水が凍結し、最悪の場合、ブレーキ操作ができなくなるおそれがある。
ジョグ(CE50)、VOX(XF50/XF50D)、ビーノ(XC50/XC50D/XC50R/モルフェXC50H)、ギア(BX50/BX50S/BX50N)に関する改善対策
http://www.yamaha-motor.co.jp/recall/mc/improve/2011-10-18/
加速装置において、スロットルケーブル周りの防水構造が不適切なため、雨天時の走行等により、当該ケーブル内部に水が浸入することがある。そのため、外気温が氷点下の環境において当該ケーブル内部に滞留した水が凍結し、最悪の場合、走行中にアクセルグリップが戻らなくなり、エンジンの回転が下がらなくなるおそれがある。
上記はリコールと改善対策のページの一文になりますが、、、当店のお客様でまだこの無償修理を受けていない、、、または対象車なのか解らない などのお客様がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。
お調べして、対策が必要でしたら修理をいたしましょう。
バイクでもこのような故障が発生しますので、バスやクルマでも無いとはいえないのかもしれません。
バス事故の、、、そんな事を思う老メカでした。。。
老メカの経験としては、、、アイシング で、アクセルが戻らなくなった事があります。
通勤の高速道路で、、、そこそこのスピードでなりました。
これも怖いんですよ。
アイシングとは、、、ガソリンが気化するときにまわりの熱を奪い、空気中の水分を氷らせる現象のことをいいます。
この現象がキャブレターの中で起こるとスロットルバルブ付近が氷結し、アクセルが戻らなくなります。
今の時期が出やすいですね。