福井の美味しい物

　　　先日は”たくわんの煮たの”を作り初めて県外のブログ友に送って食べて貰いましたが、

　　　　　　　　　　私は食べ慣れない物だから、美味しいと言ってくれるか心配でしたが美味しいと喜んで貰えて。

 

　　　　　　　今日はこれを作りました。料理名はないのですが、、

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　たくわんを漬ける時に最後に大根の葉の部分を乗せて漬けるのですが、福井の先人はこの葉っぱも

　　　　　　　　　　　　　無駄にせずにたくわんみたいに塩出しして煮て食べるんですよ。

 　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　この様に塩出しの為、何度も水を変えて、一昼夜塩出しします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　湯切りを３～４回して煮ます。味付けはたくわん煮と同じで、しょうゆ、みりん、酒、そしてゴマ油です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　出来上がりです！！やはり鷹の爪も入れると。

　　　　　　これは干してある為になかなか柔らくならないのでたくわん煮より倍位時間がかかります。

　　　　　　　　　　　　　　　　でもこれもひなびたおふくろの味で、今は作る人も殆どいないと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　食べ慣れない人には何これ？って思うかも、、、

　　　　　　　　　　　でもこれも福井の郷土食で私は好きなんです

　　　　

　　　　　　　　　これは、いわしの糠漬で、私達福井市内近辺の人は昔から“こんかいわし”（こ糠イワシがなまったと思います）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　焼くとこんなかんじです。塩辛いので切って少しづつ食べます。

　　　　　　私が小学生の頃、夏休みにラジオ体操から帰って来るとこの"こんかいわし”の香ばしい臭いが遠くからでも

　　　　　　　　　　臭って来るので、あっ今日の朝ごはんはこんかいわしやって思ったものです。

　　　　　　　　　　　　　まだ冷蔵庫もクーラーもない時代だったのでこの塩辛いのが夏バテには良かったのではと思います。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　これは、”糠鯖”いわゆるへしこです。福井は敦賀出身のりんごママさんの大好物です

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　焼くとこの様になります。

　　　　　　　　　　　　福井県以外の人には珍しいものばかりでしょ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは福井のお土産で売ってますので福井に来た折には是非ご賞味あれ。