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サボらせない…生体認証で出退勤管理をする市

2013-02-10 11:58:49 | Weblog
サボらせない…生体認証で出退勤管理をする市 2013年2月8日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130208-OYT1T00241.htm?from=top
 奈良市は7日、ごみ収集を担当する環境部の職員約260人を対象に4月から、出退勤管理をICカードの職員証から手の静脈を読み取る生体認証に切り替えると発表した。
 同僚に職員証を渡して虚偽の出退勤時間などを記録する「代打ち」が行われているという情報を受けた措置。全国的にも珍しく、総務省は「聞いたことがない」としている。
 昨年5月に実施した全職員を対象にした実名でのアンケートで、環境部の職員が「代打ち」や職場を離脱する「中抜け」を行っているという情報が複数寄せられていたという。
 市はごみ焼却施設の出入り口や駐車場にカメラを設置して職員の出入りをチェックする「中抜け」防止の措置も行う。一連の対策費用は未定。



 う~ん。カメラ設置の中抜け対策はともかく、労働基準監督官など調査のプロが少し調べればタイムカード(職員証がタイムカードを兼任?)の「代打ち」など、全く同じ時間に大量に押されていたり、あるいは特定の数人の出勤時間がいつも共通しているなど別に高価な器具など導入しなくてもすぐに調べ上げることが可能なのですが、そこまでしないといけないというのも何だか…。
 職員報酬を減額してシステムを導入するならまだしも、この生体認証システムの導入費用も市の経費から支出されているのでしょうしむしろ職員教育こそ徹底すべきこと。正直これ以上の無駄遣いはないと思います。


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