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福津市長に小山氏再選 福岡

2013-02-04 18:59:50 | Weblog
福津市長に小山氏再選 2013年2月4日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/346649
 任期満了に伴う福岡県福津市長選は3日、投開票され、無所属現職の小山達生氏(65)=自民、公明推薦=が、無所属新人で元会社社長の平木俊敬氏(64)と、無所属新人で元小学校校長の古賀重信氏(82)を破り、再選を果たした。
 2005年1月に旧福間、津屋崎両町が合併し、新市が発足して以来、市長選は今回で3回目。
 小山氏は、1期目に取り組んだJR福間駅周辺地区の大型開発や大型商業施設誘致などの実績と継続を強調。県議7回当選の知名度や、自公を中心とした組織選挙で、新人2人を退けた。
 投票率は44・77%。当日有権者数は4万6242人
★福岡県福津市 市長選挙結果
当 11291 小山達生(65) 無現=自民、公明推薦
  8085 平木俊敬(64) 無新
  1001 古賀重信(82)無新



 福岡県福津市は、福岡市と北九州市の中間に位置する2005年1月に福間町と津屋崎町が合併して発足した人口約5.6万人の市で、市長選は自民・公明が推薦して再選を目指す65歳の小山達生氏に対して、4年前の前回選挙選にも挑戦した元会社社長で64歳の平木俊敬氏、元小学校校長で82歳の古賀重信氏の2新人が挑みましたが、
 「にぎわいを取り戻すためイオンモール誘致などをやってきた。今後は『食の街道』整備などソフトに力を入れ、子供たちが誇れるまちづくりを進めたい」と訴えた小山達生氏が11291票を獲得して、
 「現市政には5年、10年後のビジョンがない。民間の経営感覚で改革し、メリハリのある市政にする。明るく、住んで良かったと心から思えるまちを作りたい」と訴え8085票を獲得した平木俊敬氏、
 「一部の人たちによる市政から、市長がリーダーシップを取れる普通の市政になるようにしたい。日本人の美しい心、武士道の精神で正義、勇気、思いやりを実践して市長として精いっぱい頑張りたい」と訴え1001票を獲得した古賀重信氏 の両氏を破り再選を決めました。

現職の長野氏3選 西之表市長選

2013-02-04 09:36:59 | Weblog
現職の長野氏3選 西之表市長選 2013年02月04日 南日本
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=46177
 任期満了に伴う西之表市長選挙と市議会議員選挙(定数16)の投票は3日あり、即日開票の結果、市長選は現職の長野力氏(73)=無所属、公明・民主推薦、共産・社民支持=が、新人で前市議の中野周氏(70)=無所属=を3068票の大差で破り、3期目の当選を果たした。
 当日有権者数は1万3735人(男6373人、女7362人)。
 市長選の投票者総数は1万801人(有効1万634、無効167)。投票率は78.64%で前回82.35%を3.71ポイント下回った。

★ 鹿児島県西之表市 市長選挙結果
当 6851 長野力(73) 無現=民主、公明推薦
  3783 中野周(70)無新



 鹿児島県西之表市は、種子島北部を占める人口約1.6万人の市で、市長選は民主・公明が推薦、共産と社民が支持する73歳で3選を目指す長野力氏に対して、前市議で70歳の中野周氏が挑みましたが、
 「医療費無料化の対象年齢を(就学前から)引き上げたい」農業の就農支援に力を入れていく と訴えた長野力氏が6851票を獲得して
 「農林水産業で暮らしを成り立たせる」と述べ、自然を生かした形で雇用の確保を図ると強調。「子どもは地域の宝」として教育に力を入れると訴え3783票を獲得した中野周氏を大差で破り3選を決めました。
 ん…。種子島全体でも人口が3.3万人ほどしかおらず、その人口の約半分が集まる唯一の市で73歳の現職に挑む新人も70歳と現職と大きく歳が離れているわけでもなければ、争点に大きな違いがあるわけでもない。
 勝負はおおよそ予測できていたといったらさすがにお叱りを受けるでしょうか。

新人退け中嶋氏が3選 山鹿市長選

2013-02-04 09:35:39 | Weblog
新人退け中嶋氏が3選 山鹿市長選 2013年02月04日 熊本日日 
 任期満了に伴う山鹿市長選と同市議選は3日投開票された。市長選は無所属現職の中嶋憲正氏(62)=自民、公明推薦=が、無所属新人で元県地域振興局課長の古家茂臣氏(58)を破って3選を決めた。投票率は76・20%。前回は無投票で、前々回を7・85ポイント下回った。
 中嶋氏は古閑の選挙事務所で、「人材育成や経済活性化などの課題に全身全霊をかけて取り組む」と力を込めた。
 中嶋氏は商業や建設業など20の団体から推薦を受け、旧5市町ごとの後援会組織もフル回転。2期8年の実績を強調し、人口減対策や産業振興策、課題のごみ処理施設建設などを訴えた。
 古家氏は人口減少や財政問題を挙げて「思い切った発想の転換が必要」などと主張したが浸透できなかった。
 また山鹿市議選は、女性を含む新議員20人が決まった。今回から定数が10削減され20となり、26人が激しい選挙戦を展開した。
 当選者の内訳は現職18、新人2人。党派別では無所属19、公明1人。民主と共産は議席を失った。
 男女別では男19、女1人。女性議員は2005年の合併で新市が誕生して以降初めて。
 投票率は76・21%で、前回を1・17ポイント下回った。
 当日の有権者数は4万5997人(男2万1223人、女2万4774人)。
★熊本県山鹿市 市長選挙結果
当 25055 中嶋憲正(62)無現=自民、公明推薦
  9571 古家茂臣(58)無新



 熊本県山鹿市は、県北部に位置する人口約5.4万人の市で、市長選は現職で自民・公明が推薦する3選を目指す62歳の中嶋憲正氏に元県地域振興局課長で58歳の古家茂臣氏が挑みましたが、
 「新市の将来を築く事業はまだ道半ばだ。人材育成や定住促進に力を入れ、成果の花を咲かせたい」と訴えた中嶋憲正氏が25055票を獲得して
 「人口が減り、勢いがなくなっている。市政を変えていくか、今のままでいいのかを選択する選挙だ」と訴え9571票を獲得した古家茂臣氏に大差をつけて3選を決めました。

現職破り前県議の守田氏が初当選 宇城市長選  熊本

2013-02-04 09:33:21 | Weblog
現職破り前県議の守田氏が初当選 宇城市長選  2013年02月04日 熊本日日
 任期満了に伴う宇城市長選は3日投開票され、無所属新人で前県議の守田憲史氏(53)=自民、公明推薦=が、再選を目指した無所属現職の篠崎鐵男氏(73)を破り初当選を果たした。
 投票率は59・91%。同じく現職と新人の一騎打ちだった前回(74・91%)を15ポイント下回った。
 当選を決めた守田氏は、松橋町の選挙事務所で「大きな責任を背負い、市の発展のために心して臨んでいく」と決意を述べた。
 選挙戦で守田氏は、若さと行動力をアピール。篠崎氏は、人口増や住みよい市をつくるための施策を説いた。
 守田氏は「市に漂う停滞感を何とかしよう」と声を上げ、県議経験で培った人脈などを強調。「国、県をはいずり回り、市のために働きたい」と訴えた。自民、公明の推薦と市議17人の支援を受けて地元小川町と豊野町を固め、中心部の松橋町にも浸透した。
 再選を目指した篠崎氏は「50年の政治経験をすべて出し、市民のため命をかける」と強調、企業誘致などの施策を訴えたが及ばなかった。
 当日有権者数は5万533人(男2万3377人、女2万7156人)。

宇城市長に守田さん…現職破り初当選2013年02月04日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20130204-OYT8T00069.htm
 宇城市長選は3日投開票され、新人の前県議・守田憲史氏(53)(無所属=自民、公明党推薦)が、再選を目指した現職・篠崎鐵男氏(73)(無所属)を破り、初当選を果たした。
 同市松橋町の事務所には同日午後9時過ぎ、当選確実の一報が入った。詰めかけた支援者らの歓声と拍手で沸きたつ中、守田氏は「市民の良識の勝利だ。大きな責任の前に不安も感じているが、市長職に心して臨んでいきたい」などと抱負を語った。
 「停滞した市政からの脱却を図る」。選挙戦ではそう訴え、3期目途中まで約10年間務めた県議としての実績や県政とのパイプを強調。三角地域と松橋地域をつなぐ高規格道路の整備、農業基盤整備事業の充実、積極的な企業誘致などの政策も掲げ、支持を固めた。
 一方、篠崎氏は財政改革や子育て支援などに取り組んだ1期目の実績を訴えた。人口増を目指すために、中学3年生までの医療費無料化による定住促進対策などを2期目の公約に掲げたが、浸透しきれなかった。
★熊本県宇城市 市長選挙結果
当 18303 守田憲史(53)無新=自民、公明推薦
  11576 篠崎鉄男(73)無現



 熊本県宇城市は、2005年1月に三角町・不知火町・松橋町・小川町・豊野町が合併して発足した県の中央部にある人口約6万人の市で、市長選は現職で73歳の篠崎鐵男氏に、前県議で自民・公明が推薦する53歳の守田憲史氏が挑みましたが、
 「10年間の県議の経験を生かし、市議や市民とスクラムを組んで市の発展に尽くしたい」と訴えた守田憲史氏が18303票を獲得して、
 「2期目の最重点課題として企業誘致を掲げる。誘致を成功させ、市の人口増を目指す」と訴え11576票を獲得した現職の篠崎鐵男氏に大差をつけて見事初当選を決めました。
 自民・公明の組織力に若さへの期待もあるのだと思いますが、新市長の手腕をまずは拝見です。

今治市長に菅氏再選 新人河野氏に大差 愛媛

2013-02-04 09:30:43 | Weblog
今治市長に菅氏再選 新人河野氏に大差 2013年02月04日 愛媛
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130204/news20130204729.html
 任期満了に伴う愛媛県の今治市長と同市議会議員の両選挙は3日投開票され、市長選では、現職の菅良二氏(69)=無所属、大三島町宮浦=が6万3977票を獲得し、新人で会社役員の河野昌禎氏(59)=同、朝倉下=に4万7506票差をつけて2期目の当選を決めた。
 2005年の旧12市町村合併後、3回目の市長選。今治港・中心市街地活性化や新ごみ処理施設建設、新都市への企業誘致など大きな課題を抱える中、信任を求める現職と市政変革を訴える新人の一騎打ちとなった。投票率は59.90%で、保守分裂の激戦だった前回2009年を13.10ポイント下回った。

今治市長 菅さん再選 2013年2月4日 読売
 今治市長選、同市議選(定数34)が3日投開票され、市長選は現職の菅良二(かんりょうじ)氏(69)(無所属=公明推薦)が、新人の農業法人役員河野昌禎(こうのまさよし)氏(59)(無所属)を大差で破り、再選を果たした。現職29人、元議員1人、新人7人の計37人が立候補した市議選の開票も進んだ。当日有権者数は13万8836人、投票率は市長選、市議選とも59・90%(前回73・00%)。
 菅氏は「当選確実」の報を受けると、事務所に近い今治市旭町の今治地域地場産業振興センターに姿を見せ、支持者らと一緒に万歳を繰り返した。
 1期目の成果が問われる選挙となったが、新人との一騎打ちを制し、「企業や島々の多くの人たちに支えられて勝利できた」と喜んだ。2期目の抱負について「しまなみ海道で世界規模のサイクリング大会を誘致し、4年後の愛媛国体に合わせて市営球場を整備したい。市民の意見を反映した行財政構造に転換を図る」と語った。
 菅氏は、今治港の再開発計画策定など1期目の実績を前面にアピールし、連日街頭に立って支持を広げた。公明や連合愛媛の支援を受けたほか、市内27地域の後援会がフル稼働した。
 今年1月に立候補を表明した河野氏は「税金の無駄遣いが多く、市内の発展にも不均衡がある」と現市政を批判し、独自の選挙戦を展開したが、浸透しなかった。
 菅氏は同市大三島町出身。旧大三島町の町議に5回、町長に2回当選。2003年に県議となり、2期目途中の09年、市長選に立候補。保守分裂となった当時の現職との戦いを制して初当選した。
★愛媛県今治市 市長選挙結果
当 63977 菅良二(69)無現=公明推薦
  16471 河野昌禎(59)無新



 愛媛県今治市は、県北東部に位置する2005年1月に旧今治市と越智郡11町村(朝倉村・玉川町・波方町・大西町・菊間町・吉海町・宮窪町・伯方町・上浦町・大三島町・関前村)が合併して誕生した人口約16.3万人の市で、市長選は現職で公明が推薦する69歳の菅良二氏に農業法人役員で59歳の河野昌禎氏が挑みましたが、
 「この4年はあっという間で、これからが正念場。今治を元気にするために、引き続き一つひとつの課題に取り組ませていただきたい」と訴えた現職の菅良二氏が63977票を獲得して
 「既得権益にまみれた現在の市政を打破し、税金の無駄遣いをなくす。大学を誘致し、危機にひんしている農林水産業の活性化を実現させたい」と訴え16471票を獲得した河野昌禎氏に4倍近い大差をつけて危なげなく再選をきめました。

南あわじ市長選 現職の中田氏が3選 兵庫

2013-02-04 09:26:29 | Weblog
南あわじ市長選 現職の中田氏が3選 2013年02月04日 兵庫
 任期満了に伴う南あわじ市長選が3日投開票され、無所属で現職の中田勝久氏(75)=自民、公明推薦=が、無所属新人で元洲本市議の岡本治樹氏(55)を破り、3選を果たした。投票率は、2009年の前回を1・96ポイント上回る62・19%だった。
 中田氏は05年、三原郡4町合併で誕生した南あわじ市の初代市長。2期8年の実績や培った人脈を強調した。県内最大の津波が想定される南海トラフ巨大地震への対策や、新市庁舎建設計画が道半ばだとし「レールに載せた事業の総仕上げを任せてほしい」と訴えて支持を広げた。
 岡本氏は、新市庁舎建設計画の是非を問う住民投票の実施や、若者が島に戻れる就職支援制度づくりを訴えたが、及ばなかった。
★兵庫県南あわじ市 市長選挙結果
当 13940 中田勝久(75)無現=自民、公明推薦
  11597 岡本治樹(55)無新



 兵庫県南あわじ市は、2005年1月に三原町・緑町・西淡町・南淡町が合併して誕生した島南部の人口約4.8万人の市で、市長選は現職で3選を目指す75歳の中田勝久氏に、元洲本市議で55歳の岡本治樹氏が挑みましたが、
 1期目は旧4町の一体化に向け、CATV整備や津波による防災対策、少子化対策を重点に推進した。2期目は積極的に行財政改革に取り組み、合併時にあった約450億円の一般会計の起債残高を約370億円に削減。大学誘致も実現させた。懸案の庁舎建設も15年1月の完成に向け、11、12年度で実施設計に入っている。2期8年を「80点はつけられる」と自己評価。「1期目は四つの市民感情を一つにまとめるのが難しく、土台づくりに時間がかかった」。一部で庁舎建設や大学誘致などに批判があることについては、「仕事をすればするほど反対が増えてくる。当選したら泥をかぶるようなところにも入っていく」と話した中田勝久氏が13940票を獲得して
 「今の南あわじ市は全て中央に集約され、周辺は疲弊して閉塞感が漂っている。まず空気を変え、合併して良かったと言われる市にしたい」と訴え11597票を獲得した岡本治樹氏 を破り3選を決めました。
 年齢差が2回りあることからどうかな…とも思っていたのですが新人は自民・公明の組織力にあと一歩及びませんでしたねぇ。

千代田区長に石川氏4選 「生涯忘れられない選挙」 

2013-02-04 09:21:33 | Weblog
千代田区長に石川氏4選 「生涯忘れられない選挙」 2013年2月4日 東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130204/CK2013020402000095.html
 「感激で胸がいっぱい。生涯忘れられない選挙になった」。三日投開票された千代田区長選で、四選を決めた無所属現職の石川雅己氏(71)は、笑顔いっぱいで激戦を振り返った。
 石川氏は午後九時半すぎ、九段北の選挙事務所に姿を現し、支援者らと万歳三唱し、抱き合って喜んだ。
 「今まで取り組んできたことを、客観的に評価してもらった」と戦いを総括。「一人一人の区民に私から、拍手を送る区政を進めたい」と区民参加型、協働の区政を目指す四期目の抱負を語った。
 石川氏を前回推薦した自民、公明は今回、元副区長の大山恭司氏(71)を推薦した。議会とのあつれきが指摘されることに関しては「選挙が終わればノーサイド。しこりはつくらない」と述べた。
 石川氏は、元都職員で、千代田区企画課長、都福祉局長などを経て二〇〇一年に初当選。在任中、全国初の罰則付き路上喫煙禁止条例をつくり、保育園の待機児ゼロなどを実現させた。
 当日の有権者数は、四万九百七十二人。投票率は42・27%で、前回の43・66%を1・39ポイント下回った。
★東京都千代田区 区長選挙結果
当 8287 石川雅己(71)無現
  7023 大山恭司(71)無新=自民、公明推薦
  1433 冨田直樹(37)無新=共産推薦
  202 後藤輝樹(30)無新
  120 坂上輝也(59)無新




 東京都千代田区は、東京23区のほぼ中央に位置する皇居があり、昼間人口(約85万人)と夜間人口(4.4万人)との差が極端なことでも知られる地域で、区長選は
現職で71歳の石川雅己氏に対して、元副区長で自民・公明が推薦する71歳の大山恭司氏、共産党地区常任委員で37歳の冨田直樹氏、研究者で59歳の坂上輝也氏
便利屋業で30歳の後藤輝樹氏の4新人が挑戦しましたが、
 「皆さんと作り上げて来た区政を守りたい」と支持者に訴えた石川雅己氏が8287票を獲得して、
 「50年間(区職員として)千代田区にお世話になった。最後のご奉公をさせてほしい」と訴え7023票を獲得した大山恭司氏
 「皆さんと一緒に考えながら提案し、行動する区長になる」と宣言。区民の老後や子育ての悩みを解消する施策の充実と、消費増税の中止を訴え1433票を獲得した冨田直樹氏、
 「選挙公報に載る政策で判断してほしい」と、街頭演説はしない方針と独自の戦いをして202票を獲得した後藤輝樹氏
 「区民が連絡をくれたらいつでも24時間以内に問題を解決する。私の経歴は関係ない。何をやるかで選んでほしい」と訴え120票を獲得した坂上輝也氏、 を破り4選を決めました。

 この選挙戦。前回現職を推薦した自民と公明が大山恭司氏の支持に回り石原伸晃環境相や衆参両院議員らが応援に駆け付ける一方で、現職の石川雅己氏にも出陣式となる27日に猪瀬直樹都知事の代理で知事特別秘書が列席して都政との連携もアピールするなど、国VS都との代理戦争に共産候補がどれだけ追いつけるかの構図だった
かと思いますが、結果は現職がかろうじてライバルを退けて4選。
 まあ、年齢差が2回り程若い候補を擁立していればひょっとしたら結果も変わっていたのかもしれませんが、同じ71歳同士なら現職に任せようといった空気も強かったのかもしれません。
 下位2名は本気でやる気があるのか?(単なる売名行為では?)と疑われても仕方ない体たらくぶりですが、さすがに4年後には出馬しないものと思われます。

西東京市長選は丸山浩一氏が大差で初当選

2013-02-04 09:14:07 | Weblog
西東京市長選 丸山氏「1庁舎望ましい」 2013年2月4日 東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130204/CK2013020402000093.html
 三日に投開票された西東京市長選で、初当選を決めた無所属新人の丸山浩一氏(65)=自民、公明推薦=は「重い重い市民の負託に応えたい」と今後の市政運営の抱負を語った。
 午後十時五十分、西東京市田無町の選挙事務所に当選の一報が入ると、集まった約三十人の支持者から歓声と拍手が沸き起こった。
 丸山氏は、予防医療を推進する地域連携の「健康応援団構想」や災害に強いインフラ整備、「知・徳・体」を鍛える教育、商店街の再生など幅広い公約を掲げた。懸案の二市庁舎問題では「一庁舎体制が望ましい」と三候補の中で唯一、踏み込んだ。
 市は二〇一四年度から第二次総合計画(十カ年)をスタートさせる。合併後十二年を経て、保谷・田無両市民の融和が徐々に進む中、新たな市の形を描く時期を迎える。「市民の信頼の上に立って、お年寄りや子どもが元気なまちに必ずする」と誓った。
 破れた無所属新人の元市議森輝雄氏(65)は徹底した情報公開と住民投票条例の制定を訴え、共産党西東京市委員長の杉山昭吉氏(63)=共推薦=は待機児童ゼロ、子どもの権利条例制定などを主張した。現職の引退表明が年明けまでずれ込んだこともあり、選挙機運は最後まで盛り上がらなかった。
 当日有権者数は十五万八千五百七十八人、市長選の投票率は36・93%で、前回の37・19%を下回り過去最低だった。

民主推薦を「諸般の事情で」辞退した市長選候補 2013年1月30日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130130-OYT1T00332.htm?from=ylist
 東京都西東京市長選に立候補している無所属で新人の丸山浩一氏(65)が、推薦を受けている民主党都連に対し、文書で推薦の辞退を申し入れた。
 丸山氏や丸山氏陣営によると、申し入れは27日付で、民主党都連・中山義活会長宛てに丸山氏の名前で、「諸般の事情で推薦を辞退申し上げたい」とする文書を配達証明郵便で送った。丸山氏は、昨年11月に市長選への立候補を表明する前に、民主党に文書で推薦を依頼した。しかし、その後、陣営内で協議し、推薦を受けた自民、公明、連合東京で総合選挙対策本部を構成することを決定。丸山氏本人から、民主党都議に対し、推薦を出すのを待ってほしいと伝えていたという。
 一方、民主党都連は市長選告示2日前の25日に丸山氏に推薦を出した。
 民主党都連は29日、丸山氏から推薦辞退を求める文書が届いたことを認めたうえで、「要請を受けて組織決定をして、推薦を出したのに、『諸般の事情』と言われても、こちらとしても対応できない」としている。

★東京都西東京市長 市長選挙結果
当 30291 丸山浩一(65)無新=自民、公明推薦
  18565 森輝雄(65)無新
  8402 杉山 昭吉(63)無新=共産推薦


 東京都西東京市は、2001年1月に田無市と保谷市が合併して誕生した人口約19.9万人の市で、市長選は現職の坂口光治氏が出馬を見送ったことから、元都児童相談センター所長で自民・公明が推薦する65歳の丸山浩一氏、前市議で55歳の森輝雄氏、共産党西東京市委員長で63歳の杉山昭吉氏の3新人による争いとなりましたが、
 「ここで生活している方に何とか恩返しができないかと(市長選に)手をあげさせてもらった」「支援、介護が必要になる前の段階での健康作り、子どもたちの知識、体力を支える施策、災害に備える安全、安心の町づくりを目指す」と訴えた丸山浩一氏が30291票を獲得して
 「市議を14年間務め、情報公開やお手盛り報酬の引き上げ反対に取り組んできたが、行政のあり方が変わっていないので立候補を決意した」その上で、「市民が納得できる行政の一言に尽きる。市民が直接物事を決定できる制度を作っていくことが一番必要だ」と住民投票条例制定への理解を求め18565票を獲得した森輝雄氏
 「この2期8年間、中学校給食の実現、健康診査無料制、各種のがん検診など市民本位の市政が進められてきた」と現市政を継承する姿勢をアピールすると共に公立保育園や高齢者介護施設の増設、子どもの権利条例の制定、国保料値上げ阻止などを訴え8402票を獲得した杉山昭吉氏 を破り初当選を決めました。

 少しわかりにくい構図ですが、2005年2月の選挙で、民主・共産・社民・生活者ネットが支持する前市長の坂口光治氏が初当選を決め、前回選挙もライバル候補を約4200票差で退けたことから、共産党が推薦する杉山昭吉氏が後継者をアピール。それに対して自民・公明が推薦する候補ともう1人の新人が挑戦して自民・公明が推薦する候補が初当選を決めたわけですが、この当選した丸山氏は直前に民主の推薦も辞退するというどたばたもあったようで。場合によっては市の方針が大きく変わる可能性もありますし、まずは議会を上手くまとめていくことが最初の仕事になるでしょうか。
 

天井ボルト、6割以上が抜ける状態 笹子トンネル

2013-02-03 09:07:53 | Weblog
天井ボルト、6割以上が抜ける状態 笹子トンネル 2013年2月2日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY201302020029.html
 9人が死亡した中央自動車道笹子トンネルの天井崩落事故で、国土交通省は1日、天井板をトンネルに固定するボルトの約6割が調査で抜けたと発表した。ボルトはたとえ下に引っ張っても、きちんと固定されていれば抜ける前にボルト自体が折れる設計で、接着剤の不足などで強度が足りなかった可能性があるという。
 国交省がトンネル内の崩落していない区間で計183本のボルトを引っ張って強度を調べたところ、113本が抜けた。うち16本は、天井板やつり金具を支えるだけの力もなかった。16本は崩落現場の周辺に集中しており、一部はさびていた。
 引き抜かれたボルトには、先端の一部にしか接着剤が付着していなかったものが多数あったという。また、関係者によると、崩落現場でボルトが抜け落ちた穴の調査でも、接着剤は穴のごく一部にしか残っていなかったという。一方で、トンネルのコンクリート壁やボルト自体には、強度に問題は見つからなかった。


 うん? 接着剤を先端の一部にしかつけないことで、どれ程の経費削減効果があるの? それは安全性を落としてまで行うことなの? と思うのですが、引っ張っただけで6割以上の天井ボルトが抜けるとは随分恐ろしい話ですね。
 いくら机上の計算を完璧に行ったところで、運用が徹底していなければトラブルが発生して最悪人命にも関わる。安全とは何かを今一度考えさせられる問題です。

中国:スモッグ警報3段階に拡充…山東省などで最高レベル

2013-02-01 07:57:01 | Weblog
中国:スモッグ警報3段階に拡充…山東省などで最高レベル  2013年01月31日 毎日
http://mainichi.jp/select/news/20130131k0000m030034000c.html
 中国東部を中心に深刻化している大気汚染を受け、中国気象局はスモッグに関する警報レベルを従来の2段階から3段階に変更し、呼吸器系疾患を引き起こす微小粒子状物質「PM2.5」の濃度も反映させることを決めた。30日付の中国各紙が伝えた。
 微小粒子状物質の濃度を反映させることでより正確に警戒の必要性を呼びかけられるという。新たに導入された最高レベルの「赤警報(極めて重度)」は、30日には山東省や河南省などの都市で発令された。
 北京では1月に入ってスモッグがなかった日は5日しかなく、地元紙は「この60年間で最悪」と報じている。北京市政府は29日に緊急会議を開き、31日まで公用車の利用を3割減らすほか、排煙の多い103の企業に操業停止を命じることを決めた。

中国で深刻な大気汚染、日本に迫る? 2013年1月31日 読売夕刊
 中国東部で深刻化している大気汚染が、日本にも影響を及ぼすことに懸念が出ている。
 中国では今年に入り、北京市などで汚染物質を含んだスモッグに覆われる日が続き、体調を崩す住民が急増。飛来したとみられる汚染物質が日本でも確認され、西日本の一部では基準値を超える汚染物質が観測されている。加藤勝信官房副長官は31日の記者会見で、「ただちに日本への影響があるレベルではないが、引き続き環境省で大気汚染物質の状況を調査するなど、適切な対応を図っていく」と述べた。
 懸念されているのは、大気汚染物質の一つで、直径2・5マイクロ・メートル(1マイクロは100万分の1)以下の微粒子状物質「PM2・5」。吸い込むと肺の奥まで入り込み、肺がんなど呼吸器や循環器の疾患の原因になる可能性がある。
 環境省によると、10日夜から北京市を中心に中国東部で大気汚染が発生、14日まで主要都市で汚染が確認された。同市内の濃度は多い時には大気1立方メートルあたり約500マイクロ・グラムで日本国内の基準(1日平均35マイクロ・グラム以下)の十数倍にあたる。

深刻な汚染の北京、体調不良続出・売れるマスク 2013年1月31日 読売夕刊
 北京では31日朝、健康被害をもたらす微粒子状物質(PM2・5)の濃度が1立方メートル当たり200~300マイクロ・グラムに達し、一部では6段階の大気汚染指数で最悪の「深刻な汚染」状態となっている。
 北京では今年1月、天候が安定し、あまり風が吹かない状態が続いている。このため、車の排ガスや工場の排煙、暖房用の石炭燃焼などで発生する汚染物質が拡散せず、空気中に滞留。自然発生の霧に付着して汚染を深刻化させている。
 スモッグの拡散は、風が出るなどの気象の変化で、1月中旬に一時解消されたが、風がなくなると再び各地を覆い始めた。中国環境保護省によると、29日には北京、天津市のほか、河北、江蘇省など中国全土の約15%に当たる143万平方キロ・メートルがスモッグに覆われた。中国紙によると、約8億人が影響を受けた計算。
 暮らしへの影響は深刻だ。各地で高速道路が閉鎖され、空港では連日のように欠航便が発生。呼吸器系の不調を訴え、病院で診察を受ける住民も急増している。31日、北京中心部の病院は子供たちであふれ、点滴を打っていた張天楽君(4)の父、張立傑さん(35)は「気道をやられて熱がひかない」と話した。
 北京ではマスクはもちろん、空気清浄機が飛ぶように売れている。北京市当局は化学工場など103社を生産停止にするなどの緊急措置を取った。


 この中国の大気汚染問題。先週末に送付されてきた日経ビジネス1月28日号の記事(視界不良、中国大気汚染 普通の国に脱皮できる?)で、
『直径が2.5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の微粒子状物質が1立方メートルの空気中に何マイクログラムあるかを示す指標であるPM2.5の値が、北京で観測史上初めて900を超えた。PM2.5が300近くまで上昇すると道路の向かいに建つビルさえ霞んでしまう。500を超えると外気は何かが燃えたようなニオイとなる。(坂田亮太郎記者の執筆記事より引用)』
 を読んで、今の中国都市部は、公害が社会問題になった高度成長時代の四日市市や北九州市のような状態に追い込まれているのかな…などと想像していたのですが、ここまで深刻だとある意味ヘビースモーカーの夫と長年同居する妻の受動喫煙と同じような状況でしょうし、一部の市で行われているナンバー乗り入れ規制レベルでは済まずに、高速道路の閉鎖や工場の一時操業停止状態にまで追い込まれたのも住民の健康を考慮すると避けられない選択肢だったのではないかと思います。
 いずれこの国も日本の都市計画法のように住宅地域と工業地域とを区分して、工場には排気装置の設置も義務付けていくなど一定の法整備も行っていかなければならないのだろうな…と思いますが、経済の発展を優先するあまり地域住民の健康をないがしろにされてきた地方政府の責任はあまりにも重いと言えるでしょうし、同様の問題を乗り越えてきた日本だからこそ、技術供与という形で貢献できる分野も決して少なくないのではないかと思います。