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朝霞市長選、富岡氏3選果たす 低投票率23%届かず

2013-02-25 08:24:31 | Weblog
朝霞市長選、富岡氏3選果たす 低投票率23%届かず 2013年02月25日 埼玉
http://www.saitama-np.co.jp/news02/24/13.html
 任期満了に伴う朝霞市長選は24日、投票された。即日開票の結果、無所属現職の富岡勝則氏(58)が、元陸上自衛官で諸派新人の田村雄二氏(66)を破り、3選を果たした。勝敗と並び焦点となった投票率は22・69%(男22・67%、女22・71%)で前回を3・19ポイント下回り、過去2回と同じく30%台に届かず、富岡氏は低投票率での信任となった。
 富岡氏は「後援会組織を強化することができた」として政党推薦を受けず、市議24人中18人の支持も受けて安定した選挙戦を展開。得票率を前回の83%から、できるだけ100%に近づけようと、投票所へ足を運んでもらうための呼び掛けにも力を入れた。
「いきいき朝霞」をキーワードに掲げ、通院は中学3年生まで、入院は高校3年生まで無料にする子ども医療費の拡大、健康増進のための屋外施設や保健拠点施設の整備、高齢者など向けに家具転倒防止器具の設置費用の補助などを訴え、着実に支持を広げてきた。
 「無投票を避けるため出馬した」という田村氏は今回も組織に頼らない選挙戦を展開。自転車にのぼり旗を付けて2日間かけて165カ所のポスター張りもした。「市制が施行されてから45年間、溝沼地区以外から市長が出ていない。この辺で政権を交代させよう」と強調したが、支持を広げられなかった。
 当日有権者数は10万2634人(男5万2391人、女5万243人)。投票者数は2万3289人(男1万1877人、女1万1412人)だった。


★埼玉県朝霞市 市長選挙結果
当 20031 富岡勝則(58)無現
  2572 田村雄二(66)


 埼玉県朝霞市(あさかし)は武蔵野台地の中北端にある人口約13万人の市で、市長選は現職で2005年03月から2期8年現職を務めて3選を目指す58歳の富岡勝則氏に政治団体代表で66歳の田村雄二氏が挑む前回と同じ顔合わせとなりましたが、
 「現在は8合目。最後まで登り切るのは大変だが頑張りたい」と2期8年の実績を強調すると共に子ども医療費無料化を高校3年まで拡大などを訴えた富岡勝則氏が20031票を獲得して
 年度予算を15カ月予算に。大器晩成型の学級編成など独自政策を掲げ「溝沼地区以外から市長を」と訴え2572票を獲得した田村雄二氏を一蹴。危なげなく再選を決めました。

 4年前の選挙選でも同じ顔合わせで富岡氏約2万票 VS 田村雄二氏4000票弱と大差のついた選挙戦でしたが、出馬の動機が無投票を避けるためで、組織に頼らないと言えば聞こえは良いですが、実態は知名度の高い現職を利するだけ。こういうパターンの選挙費用程勿体ない(そのお金があれば福祉に回す選択肢もありえたでしょう)とまで言ったらさすがにお叱りを受けるかもしれませんが、現職は前回の得票数をほぼ維持。片や挑戦者は前回の8分の5強に獲得票数を減らす大惨敗。市民が関心を示さなかったのもわかる気がします。