ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

浦添市長選は松本哲治氏が現職と与野党相乗り候補を破り初当選!

2013-02-11 08:18:53 | Weblog
浦添市長選 松本氏が初当選 那覇軍港移設受け入れ反対 2013年2月11日 朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0210/SEB201302100051.html
 沖縄県の浦添市長選が10日投開票され、元NPO法人代表で無所属新顔の松本哲治氏(45)が、4選を目指した儀間光男氏(69)ら2人を破り、初当選した。日米政府が決めた米軍那覇軍港(那覇市)の浦添市沖への移設について、松本氏は受け入れ反対を表明している。基地移設の「火種」になる可能性もある。
 松本氏は「市民に政治を取り戻す」と訴え、無党派に浸透した。自民、民主など4党相乗りで支援を受けた新顔の西原廣美氏(65)も軍港移設の見直しを訴えたが次点に。移設容認の儀間氏は多選批判も受け、最下位だった。
 那覇軍港(55・9ヘクタール)の移設先は約6キロ離れた米軍牧港補給地区の沖。日米政府が1996年に合意。市長1期目の儀間氏が01年に受け入れを表明した。06年の米軍再編で、牧港、那覇軍港など、沖縄本島で嘉手納基地より南にある5施設は返還されることになったが、那覇軍港は浦添市沖への移設が返還の条件のままだ。
★沖縄県浦添市 市長選挙結果
当 19717 松本哲治
  16997 西原廣美
  15501 儀間光男


 沖縄県浦添市は、県都那覇市などに隣接する人口約11.2万人の市で、市長選は現職で69歳の儀間光男氏に対して、前市教育長で自民・社民・社大・民主が相乗り推薦する西原廣美氏、元NPO法人代表で45歳の松本哲治氏の2新人が挑戦する形となりましたが、
 「自分たちの未来は自分たちが決める。浦添の明日は浦添の市民が決める。それを結果で証明しよう」と、しがらみにとらわれない市民参加型の市政刷新を訴えた松本哲治氏が19717票を獲得して
 「3期12年の市政で閉塞感が漂い、県や隣接市町村から孤立した状態にある。この閉塞、孤立感を払拭するのが、私に課せられた使命だ」と市政改革を訴え16997票を獲得した西原廣美氏
 心を豊かに、平和で暮らせる街をつくらなければならない。親世代の安定が市の大きな動力になる。子育て支援を一生懸命やる」と訴え15501票を獲得した現職西原廣美氏 を破り、見事初当選を決めました。

 う~ん。米軍基地関連問題絡みで荒れることも多い沖縄の自治体首長選ですが、現職にそっぽを向く形で与野党相乗りの新人が出ると、他の新人は取り残されてしまうケースが多いのですが、浦添市長選では、こういう言い方は大変失礼かもしれませんが、そのダークホースがまさかの初当選。
 現職は信頼できない、かといって与野党相乗り候補も信頼できない方の票が若い45歳の松本哲治氏に回ったものと思われますが、軍港移設の見直しなら相乗り推薦の西原廣美氏も訴えていただけに大きな差別化にはなりにくいと推測していただけに、正直この結果には意外感があったのですが、さて新しく就任することになる松本哲治氏はどのような市制の舵取りを行ってくれるのでしょうか…。


コメントを投稿