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(12日の選挙)山梨県 道志村長選は大田氏が再選

2009-07-18 14:59:21 | Weblog
山梨県 道志村長 大田氏再選 2009年07月13日 朝日
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000907130002
 道志村長選挙は12日投開票され、現職の大田昌博氏(56)=無所属=が、新顔で元村議の長田富也氏(67)=同=を破り、再選を果たした。当日有権者数は1661人。投票率は95・3%だった。前回は無投票で、04年村長選の90・4%を上回った。
 大田氏は、光ファイバーの敷設、交流施設「やまゆりセンター」の開設など1期目の実績を強調。現在村営の「道の駅どうし」の運営方法を巡っては、長田氏が村営継続を訴えたのに対し、大田氏は「民営化(第三セクター方式)」計画を打ち出した。長田氏は「村の活性化にチャレンジ『変える どうし』」を強調したが、及ばなかった。

道志村 村長選挙結果
当 916 大田昌 無現 道志村長、公務員
  662 長田富也 無所属




 山梨県道志村は、県の南東に位置する人口2000人弱の神奈川県境の村ですが、村長選は、「飲料水工場や老人福祉施設の誘致で自主財源の確保」を訴えた現職の長田富也氏が916票を獲得し、「全国一の水源の里づくり」を訴え662票を獲得した大田昌博氏を破り再選を決めています。
 ちなみに、長田富也氏は祖父が村長を務め、大田昌博氏は祖父と父親が村長をを務めた、いわば村長2世と3世の対決。
 かって模索した横浜市との県を超えた合併も距離のある越境飛地となることもあり、結局お流れになってしまいましたが、再選された大田村長はどのような村政運営を行ってくれるのでしょうか…。

(12日の選挙)利根町長に遠山氏 現新3氏破り返り咲き

2009-07-18 14:54:15 | Weblog
利根町長に遠山氏 現新3氏破り返り咲き 2009年7月13日 茨城
http://cats.ruru.ne.jp/ibaraki/election2.asp?id=7&status=%92%CA%8F%ED%8FI%97%B9&type=%8E%F1%92%B7%91I
 任期満了に伴う利根町長選は12日、町内13カ所で投票が行われ、即日開票の結果、元職の遠山務氏(58)が3候補を制し、返り咲きを果たした。当日有権者は1万5372人。
投票率は69・63%だった。
 遠山氏は2005年7月、合併問題をめぐる住民団体の解職請求に対し「住民の信を問う」と町長2期目で辞職。出直し選で惜敗した。返り咲きを狙う今回は「ゼロからのスタート」と位置付け、後援会組織をフル動員。出馬表明が6月初旬と出遅れたが、龍ケ崎市との合併破たん問題のいきさつを説明するとともに、「県内トップの子育て環境づくり」を前面に掲げ、町内全域で票を固めた。
 新人の前町議、佐々木喜章氏(53)、現職の井原正光氏(67)、新人の前町議、白旗修氏(72)は政策が浸透し切れず及ばなかった。
 同町布川にある遠山氏の選挙事務所に当選確実の知らせが入ると、待ち受けた支持者から祝福の拍手や歓声がわき起こった。遠山氏は、目を赤くしながら「苦しい4年間だったが皆さんの熱い支援で当選できた。公約を必ず実現し、期待に応えたい」と抱負を語った。

茨城県利根町 町長選挙結果
当 遠山務   3429票
  佐々木喜章 2661票
  井原正光  2290票
  白旗修   2155票


 合併問題で揺れていると言えば、千葉県境にある県南中部の人口1.7万人程の茨城県利根町も、隣接する龍ヶ崎市との合併を巡って今後どうするのか、日々激論が繰り広げられているのですが、町長選は、合併協議の廃止に不満を持った住民によってリコールを求められ、出直し選挙戦に出馬するも敗れて再挑戦した元町長の遠山務氏、その出直し選挙戦で当選した現職の井原正光氏に、『「井原市長は龍ヶ崎市と合併してもしなくても2年で辞任する」と言っていたのに2年8カ月経った今も辞任していない。公約不履行だ』と不満を示していた白旗修氏、そして新人の前町議の佐々木喜章氏の4人が出馬するという、とても1.7万人の小さな自治体とは思えない大混戦となったのですが、結局遠山氏が返り咲き。合併問題は再び混迷を深めてきました。
 利根町と言えば、位置的には柏市にも近く、一見それ程不便には見えないものの、鉄道路線がないこともあり、90年代後半から人口も減少に転じ、地下の下落が厳しい地域で知られていますし、正直単独で生き残っていくにはいささか心もとないものがあると思いますが、返り咲き当選した遠山新市長はどのような町制運営を行ってくれるのでしょうか…。
 たとえ、合併という道を選ばなくても、ゴミや消防など行政面で広域連携するなど、自治体が生き残っていくには様々な選択肢があるかと思いますが、大混戦を制した遠山氏がどのような舵取りを行っていくのか注目されそうです。

(12日の選挙)波田町長選 太田氏が再選 /長野

2009-07-18 14:43:49 | Weblog
波田町長に太田氏再選 「合併実現に全力」 2009年7月13日 中日
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20090713/CK2009071302000024.html
 波田町長選は12日、投開票され、無所属で現職の太田典男氏(65)が、無所属新人で学習塾経営の小林文(あや)氏(33)を破り、再選を果たした。当日有権者数は1万2071人。投票率は62・32%で前回選を11・78ポイント下回り、過去最低を更新した。
 町内の祝勝式会場に姿を見せた太田氏は「いよいよ松本市との合併が実現できる一歩を勝ち得た。町民の負託も受け、全力を尽くす」と述べ、同市との合併を現行の枠組みで推進させる決意を示した。
 選挙戦は、合併協議の進め方が争点になった。太田氏は、任意合併協議をスタートさせるなどの実績を強調。町財政の実質単年度収支を2005年度から黒字に転換させた手腕も訴え、支持を広げた。
 一方、小林氏は、合併推進の立場だが「今の協議は市側の言うがまま」と批判。しかし、出馬表明の遅れが最後まで響いた。小林氏は町内の選挙事務所で「約2500票は重い。現職は重く受け止めるべきだ」と語った。
 同市との合併をめぐっては、06年の町民意向調査で合併賛成が約6割を占めた経緯がある。太田氏の再選で合併協議に拍車がかかるが、小林氏の2000票を超す得票で微妙な影響を与えそうだ。
 同市との合併は、新合併特例法期限の来年3月末を視野に協議が進む見通しで、期限内に合併した場合、太田氏の任期は最長で8カ月となる。

◇波田町長選開票結果
当 4959 太田典男65 無現<2>
  2484 小林文33 無新


「安土」が消える、合併で「近江八幡市」に 2009年7月17日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090717-OYT1T00109.htm
 滋賀県近江八幡市と安土町の合併承認議案が16日、県議会で可決され、嘉田由紀子知事は総務相に合併を届け出た。
 来年3月21日に新しい「近江八幡市」が発足し、織田信長が築城した安土城や、城にちなむ「安土桃山時代」など、歴史に名を刻んだ「安土」が自治体名から消える。
 安土町は2004年と05年にも近江八幡市との合併を進めようとしたが、いずれも住民アンケートで単独町政を求める意見が多数を占め、断念した。4、5月にあった今回の合併協議では、新市名を「近江八幡安土市」とする案も出たが、過去の経緯を踏まえ、市が「近江八幡市」案を譲らなかった。
 安土町では合併に反対する住民団体の請求により、津村孝司町長の解職の是非を問う住民投票が8月3日告示、23日投開票の日程で行われる。しかし、県によると、仮に住民投票で町長が解職され、その後、反対派の新町長が誕生しても、合併は中断できないという。



 長野県波田(はた)町は、県中西部にある人口1.5万人程の松本市に隣接する町で、町長選は当初は事前説明会に出席したのが松本市との合併推進派で現職の太田典男氏の陣営のみで、無投票となる公算が強かったのですが、松本市との合併協議について「松本市の言いなりがで『丸投げ』になっている」と不満を訴えたまだ33歳と若い小林氏が急遽出馬。
 ひょっとすると松阪市・千葉市、そして今週の奈良市に続く30代前半の若い町長が誕生するかと、この選挙区には非常に注目していたのですが、結果は、小林氏の準備不足と知名度不足もたたり、現職の太田氏が新人の小林氏に2倍近い差をつけて再選を決めました。
 それにしても、波田町と言えば、2004年の6月に松本市との合併に関する住民投票を実施したものの、結果は反対が多数で合併計画も暗礁にのりかけたものの、2005年に合併推進派で現職の太田氏が当選したことで、再び議論が再燃。
 小林氏の言い分ではありませんが、私から見ても、『(合併するとしても)なぜ(朝日村や山形村との複数の選択肢ではなく)松本市との合併ありきなのか』という疑問が浮かびますし、合併を強行したあげく、近江八幡市に併合される安土町のように町を二分した争いになることだけは避けてほしいものです。
 とりわけ、地方の中心都市に周辺の町村が併合されるパターンの合併の場合は、住民が後から不満を抱えることになっても、人口規模の関係で意見を通すことが難しくなりかねないだけに、合併するにしてもしないにしても、波田町民のためにも もう少し真剣かつ真摯に時間をとった議論をした上で後悔のない選択をされた方がよいのではないかという気がしますね。

セブンイレブンが新店加盟店経営指導料軽減に続いて弁当値引きも容認!!!

2009-07-18 10:12:31 | Weblog
セブン―イレブン、弁当値引きを容認 2009年7月18日  読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090718-OYT1T00096.htm
 セブン―イレブン・ジャパンが公正取引委員会の排除措置命令を受け入れ、売れ残った弁当などを加盟店が値引きする「見切り販売」を認める方針を決めたことが17日分かった。
 加盟店は今後、仕入れ値を下回らない限り、販売期限間近の弁当などの値引き販売が事実上、自由にできるようになる見通しだ。
 セブン―イレブンは6月22日、見切り販売を制限したのは独占禁止法違反だとして公取委から排除措置命令を受けた。翌23日には加盟店の全額負担だった廃棄損失のうち15%(年間約100億円)を本部側が負担すると発表したが、一部加盟店の反発が根強く、見切り販売の容認を決断した。
 販売容認に当たり、具体的な販売ルールの素案を公取委に提出した。極端な安売りにならないよう「仕入れ値を下回らない範囲」で行うとの内容を盛り込んだ。仕入れ値を下回れば店舗の粗利が減り、本部が経営指導の対価として受け取るロイヤルティーにも響いて双方の経営を圧迫するためだ。今後は公取委と販売方法のルールの細部を調整し、まとまった段階で加盟店オーナーや従業員らに伝える。

セブンイレブン、加盟店指導料を軽減 新店対象、排除命令受け 2009年7月11日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090710AT2F1004510072009.html
 コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンは、加盟店から受け取る経営指導料(ロイヤルティー)を見直す。通常のロイヤルティーは店の粗利益の40~60%だが、一定条件の新店舗を対象に最大3ポイント下げる。加盟店に対する値引き制限問題で公正取引委員会による排除措置命令を受けたのを機に加盟店支援を強化、店のオーナー確保などを狙う。
 対象は開業5年以上のオーナーが経営する新たな店や、セブンイレブンで5年以上働いた人が独立して出店する店舗。既存店に対してロイヤルティーを下げたことはあるが、新店を対象にするのは初めて。競争激化でセブンイレブンも大きな売り上げ増は期待できない中、オーナー希望者が減る可能性もあるため、「有能なオーナー確保につなげる」(同社)。
 公取は6月22日、加盟店による弁当類の値引きを不当に制限したとして、セブンイレブンに排除措置命令を出した。同社は23日、加盟店が全額負担していた商品廃棄の損失のうち15%を負担する支援策を発表しており、今回はこれに続く。




 おっと!!!(吃驚  セブンイレブンが新店を対象とした加盟店の経営指導料を引き下げることを発表したことに続いて、弁当の値引きについても、仕入れ値を下回らないという条件付きながら容認するという吃驚する決断を下しました。
 正直、1か月ほど前に排除命令が出た直後に、『商品廃棄の損失のうち15%を負担する』などと言い出した時は、この一部負担を理由に、逆に店舗を巡回しているセブンイレブン本社の店舗指導員(スーパーバイザー)が『ウチも廃棄の15%を負担するのだから、売れ残るのを恐れずにもっと積極的に仕入れてください』と体の良い押し込み販売をしたり、あるいは『ウチも廃棄の15%を負担するのだから値引きなんてバカな真似はしないでください』と圧力をかけてくるのではないかと恐れていたのですが、仕入れ値を下回らない範囲内での値引きならば3割~5割程度の値引きも十分可能で、店としても商品を売り切ることもできるでしょうし、アメリカと異なり、酒屋やサラリーマンからの転身組が多く本部との力関係に圧倒的に差のある日本のコンビニフランチャイズオーナーにとっては加盟店指導料の軽減も朗報かと思います。

 それにしても、フランチャイズ界での競争力において最強と思われるセブンイレブンが、これだけ連続して手を打ってくるようだと、ライバルコンビニを含めた他のフランチャイズチェーンは脅威でしょうね。
 私も、時折『○○のあのお弁当が食べたい』と、そのためだけにわざわざそのコンビニまで行くのですが、お弁当が値引きされていれば、お財布的には助かる半面、お目当てのお弁当が売り切れて手に入らずに、寂しい思いをすることも増えそうで、正直複雑な心境です。