ハローワーク職員に火、女逮捕「職もらえず」 2009年7月8日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090708-OYT1T00375.htm?
8日午前8時5分頃、千葉県野田市山崎の路上で、出勤途中の近くのハローワーク野田の女性職員(40)が、女に液体をかけられて火を放たれ、炎に包まれた。
女性職員はドクターヘリで茨城県内の病院に搬送されたが、上半身にやけどを負い重傷。意識はあるという。
110番で駆けつけた野田署員が、近くにいた女が「自分が火をつけた」と認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、女は千葉県柏市北柏、無職樊玉萍(はんぎょくへい)容疑者(45)。「ハローワークで仕事を探していた。仕事をあっせんしてもらえず、自暴自棄になった。職員を脅かそうと思った。自分も灯油をかぶって死のうと思った」と供述している。
樊容疑者は、プラスチック製容器に入れた可燃性の液体を女性職員にいきなりかけた。「液体はガソリンだった。ライターで火をつけた」と話し、路上にはライターが落ちていた。
ハローワーク野田によると、女性職員は職業紹介部門の雇用指導官で、事業所からの求人を受け付ける業務を担当している。混雑時には窓口で求職者の対応に当たることもあった。
近くの理髪店員女性(61)は「『助けてください』と声が聞こえ、外に出た。背中に火がついた女性が『痛い痛い』と店に入ってきた。頭髪が焦げ、顔が真っ赤で、『どうしたの』と聞くと、『自分はハローワークに勤めていて、女に火をつけられた』と答え、放心状態だった」と話した。
「つきまとわれていた」火つけられた職安職員 2009年7月9日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090708-OYT1T01019.htm
千葉県野田市山崎の路上でハローワーク野田の職員高橋久美さん(40)(千葉県柏市)が衣服に火を付けられ大やけどを負った事件で、高橋さんが職場の上司に「来所した女性に付きまとわれて気持ちが悪い」と相談していたことが8日、わかった。
野田署は、殺人未遂容疑で逮捕した柏市北柏、無職樊玉萍(はんぎょくへい)容疑者(45)が高橋さんを襲った詳しい動機について調べている。
ハローワーク野田によると、高橋さんは今年3月まで1年間、ハローワークプラザ柏(柏市)に勤務していた際、樊容疑者から求職相談を受けていた。高橋さんが今年4月、ハローワーク野田に異動後も、樊容疑者は高橋さんの職場に数回訪れていたという。
同署の発表によると、樊容疑者は「仕事の紹介を受けて会社に行っても、面接さえしてもらえなかった」などと話しているという。また、調べに対し、中国・上海出身で、1993年に来日し、日本人と結婚して97年に日本国籍を取得したが、現在は離婚して一人暮らしだと供述しているという。
ん…(滝汗 ハローワーク職員からみれば、どんな嫌な求職者が来所したところで 相手をしないわけにもいきませんし、求職者の希望する労働条件があまりにも無謀な場合には、時には(本人が早期に就職できるようにするためにも)厳しく指導することも必要かと思いますが、この職員と容疑者に過去にどういう会話のやり取りがあったかはわかりませんが、被害を受けた職員にとってはたまったものではありませんし、何よりも体のケガが治っても心に深い傷が残らないか心配ですね…。
今は、求人票の応募条件を満たし、そこそこのキャリアのある方でも、必ずしも面接にたどり着けるとは限らず(ハローワーク経由の求人の場合は、書類選考でドライに落とされるケースはネット求人と比べるとかなり少ないものの、それでも応募者多数の場合はある程度の選別が行われるケースもあります)、まして、容疑者の場合は、『中国上海出身で97年に日本国籍を取得したものの現在は離婚して独り暮らし』という状況から推察すれば、一通りの会話はできても就職状況の厳しさは日系ブラジル人並みの厳しさがあるでしょうし、そのような状況の方が職探しをしようと思えば、おそらくは条件がどうのなど言っていられないのが現実ではないでしょうか…。
容疑者もこれまで事業主から面接を断られるなど、いろいろと不満を抱えていたのかもしれませんが、だからといって他人に八つ当たりするなど言語道断ですし、自分が犯した罪の重さを刑務所の中でしっかり噛みしめてもらう必要があると思います!!!
また、現在職探しをしている方は、こんな時代だからこそ 気持ちを切り替える手段をあえて持って欲しいと思います。何度も面接で不合格になると、どうしても気持ちはふさぎがちになりますし、まして平日の昼間に仕事をしていない状況の場合は、近所の人と顔を合わせるのもつらく、ついつい家に閉じこもりたくなるものですが、物事をネガティブに考える癖がつくと、ようやくたどり着いた面接で、致命的な発言をするという悪循環にとかく陥りがちなもの。
時間給や1年更新・日給月給のお仕事ならば、知人経由で仕事を紹介して貰ったり、そこまでいかなくても知人経由で社長と面接の話を取りつけて貰える幸運に恵まれるケースも中にはありますし、気持ち的にはつらいものもありますが、従来通りの人間関係を続け、うつむかずに求職活動を続けて貰い、無事仕事に就けることを心から願わずにいられません。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090708-OYT1T00375.htm?
8日午前8時5分頃、千葉県野田市山崎の路上で、出勤途中の近くのハローワーク野田の女性職員(40)が、女に液体をかけられて火を放たれ、炎に包まれた。
女性職員はドクターヘリで茨城県内の病院に搬送されたが、上半身にやけどを負い重傷。意識はあるという。
110番で駆けつけた野田署員が、近くにいた女が「自分が火をつけた」と認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、女は千葉県柏市北柏、無職樊玉萍(はんぎょくへい)容疑者(45)。「ハローワークで仕事を探していた。仕事をあっせんしてもらえず、自暴自棄になった。職員を脅かそうと思った。自分も灯油をかぶって死のうと思った」と供述している。
樊容疑者は、プラスチック製容器に入れた可燃性の液体を女性職員にいきなりかけた。「液体はガソリンだった。ライターで火をつけた」と話し、路上にはライターが落ちていた。
ハローワーク野田によると、女性職員は職業紹介部門の雇用指導官で、事業所からの求人を受け付ける業務を担当している。混雑時には窓口で求職者の対応に当たることもあった。
近くの理髪店員女性(61)は「『助けてください』と声が聞こえ、外に出た。背中に火がついた女性が『痛い痛い』と店に入ってきた。頭髪が焦げ、顔が真っ赤で、『どうしたの』と聞くと、『自分はハローワークに勤めていて、女に火をつけられた』と答え、放心状態だった」と話した。
「つきまとわれていた」火つけられた職安職員 2009年7月9日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090708-OYT1T01019.htm
千葉県野田市山崎の路上でハローワーク野田の職員高橋久美さん(40)(千葉県柏市)が衣服に火を付けられ大やけどを負った事件で、高橋さんが職場の上司に「来所した女性に付きまとわれて気持ちが悪い」と相談していたことが8日、わかった。
野田署は、殺人未遂容疑で逮捕した柏市北柏、無職樊玉萍(はんぎょくへい)容疑者(45)が高橋さんを襲った詳しい動機について調べている。
ハローワーク野田によると、高橋さんは今年3月まで1年間、ハローワークプラザ柏(柏市)に勤務していた際、樊容疑者から求職相談を受けていた。高橋さんが今年4月、ハローワーク野田に異動後も、樊容疑者は高橋さんの職場に数回訪れていたという。
同署の発表によると、樊容疑者は「仕事の紹介を受けて会社に行っても、面接さえしてもらえなかった」などと話しているという。また、調べに対し、中国・上海出身で、1993年に来日し、日本人と結婚して97年に日本国籍を取得したが、現在は離婚して一人暮らしだと供述しているという。
ん…(滝汗 ハローワーク職員からみれば、どんな嫌な求職者が来所したところで 相手をしないわけにもいきませんし、求職者の希望する労働条件があまりにも無謀な場合には、時には(本人が早期に就職できるようにするためにも)厳しく指導することも必要かと思いますが、この職員と容疑者に過去にどういう会話のやり取りがあったかはわかりませんが、被害を受けた職員にとってはたまったものではありませんし、何よりも体のケガが治っても心に深い傷が残らないか心配ですね…。
今は、求人票の応募条件を満たし、そこそこのキャリアのある方でも、必ずしも面接にたどり着けるとは限らず(ハローワーク経由の求人の場合は、書類選考でドライに落とされるケースはネット求人と比べるとかなり少ないものの、それでも応募者多数の場合はある程度の選別が行われるケースもあります)、まして、容疑者の場合は、『中国上海出身で97年に日本国籍を取得したものの現在は離婚して独り暮らし』という状況から推察すれば、一通りの会話はできても就職状況の厳しさは日系ブラジル人並みの厳しさがあるでしょうし、そのような状況の方が職探しをしようと思えば、おそらくは条件がどうのなど言っていられないのが現実ではないでしょうか…。
容疑者もこれまで事業主から面接を断られるなど、いろいろと不満を抱えていたのかもしれませんが、だからといって他人に八つ当たりするなど言語道断ですし、自分が犯した罪の重さを刑務所の中でしっかり噛みしめてもらう必要があると思います!!!
また、現在職探しをしている方は、こんな時代だからこそ 気持ちを切り替える手段をあえて持って欲しいと思います。何度も面接で不合格になると、どうしても気持ちはふさぎがちになりますし、まして平日の昼間に仕事をしていない状況の場合は、近所の人と顔を合わせるのもつらく、ついつい家に閉じこもりたくなるものですが、物事をネガティブに考える癖がつくと、ようやくたどり着いた面接で、致命的な発言をするという悪循環にとかく陥りがちなもの。
時間給や1年更新・日給月給のお仕事ならば、知人経由で仕事を紹介して貰ったり、そこまでいかなくても知人経由で社長と面接の話を取りつけて貰える幸運に恵まれるケースも中にはありますし、気持ち的にはつらいものもありますが、従来通りの人間関係を続け、うつむかずに求職活動を続けて貰い、無事仕事に就けることを心から願わずにいられません。