・アメリカが舞台。作「ピーター・スワンソン」。
「大学生のハリーは、父親の事故死を知らされる。
急ぎ実家に戻ると、傷心の美しい継母アリスが待っていた
刑事によれば、海辺の遊歩道から転落する前、父親は
顔を殴られていたという。しかしアリスは事件について
話したがらず、ハリーは疑問を抱く。
過去と現在を行き来する物%語は予想をはるかに超えた
展開に・・・唖然!」
・ハリの父親は書店主で、主に扱う本が「推理小説」。
列挙される本の中には読み終えた本もあるので、
一層親近感を覚えました。
・アリス本人は手を下さず暗示したり、苦しむ人に手を貸さず
死に至らしめる様子がリアルに描写され、かえって
残酷さを感じました。
(ラスト、アリスも殺害されますが、それも推理小説としては
意外なエンデング。(満足度90%)
※ 「灯火親しむ夜」になりました!