今朝は博多で5時半に起床。7時の便で帰京して、一目散に国会へ向かいました。
10時からの参議院本会議迄には絶対に到着しないといけなかったので、飛行機の到着が15分ほど遅れた時には少々、焦りました。でも結局は、9時半に国会に戻ることが出来て、ちょうど始まった議員総会にも出席することが出来ました。ホッ。
本会議自体は、二本の法案の採決だけで、約10分で終了。むしろ今日、最大の山場は、本会議後、10時半から開催された民主党の「政治改革推進本部」総会でした。議題となったのは、1)インターネット選挙の解禁に関する取り組み、2)国会議員歳費の日割り法案、そして3)国会議員歳費のあり方、の三点。残念ながら、ここでは多くを語れません。語れませんが、党内での意志決定プロセスのあり方について、多くの問題点をあぶり出してくれた会合だったと思います。
国会議員歳費の日割り支給については、今回の参議院初当選組が、自主的に歳費を返納したのはご記憶に新しいところだと思います。この措置は、今回の参議院に限って自主的な返納を可能にするもので、今後の取り扱いについては改めて議論するということになっているわけです。問題が大きいのは衆議院の方。衆議院の場合は解散と共に任期切れになってしまうので、日割りを厳密に「議員任期」で解釈・運用すると、仮に再選されたとしても、解散してから次の任期が始まるまでの間は無給になってしまうのです。可能性としては最大40日ですね。そんなことになったら、特に自己財産のない若手の議員は財政難で選挙活動が出来なくなってしまいます。そこが難しいところなのです。
また、国会議員歳費のあり方についても、その全体像をきちんと捉えた上で議論する必要があります。議員の役割というのは、国民のための政治活動を行うこと。その政治活動をきちんと出来るだけの財政措置になっているのかどうか、秘書定数や選挙費用のあり方、党からの財政措置など、全体像を見てきちんと議論しないと、結果的に誰のためにもならなかったということになりかねない訳です。
まあそれにしても、この総会の議論の模様が、すでにマスコミに報じられています。それ自体、違和感を感じますが、報道の中身も全く一面的。恐らく誰かが喋ったのをそこだけ切り出して記事にしているのでしょうね。心配していた通りの展開です。確かに、会合では多くの意見が噴出しましたが、いずれもとっても前向きな意見で、それぞれの課題をしっかり議論して正しい結論を出そう、という姿勢のものでした。そういう報道がまったくないというのは、本当に残念です。
さて、今週末は、土日の2日間にわたって「現場からの医療改革推進協議会」の第5回シンポジウムに参加します。プログラムは下記の通り:
・医療改革の現在
・医療とデザイン/アート
・医療ガバナンス
・薬害問題とラグ問題
・医療費負担
・個別化医療
・医療供給体制
昨年の第4回シンポジウムは満員で参加できなかったため、今回が初参加になります。医療の現場からの声を聞かしていただけるの、とっても楽しみですね!
10時からの参議院本会議迄には絶対に到着しないといけなかったので、飛行機の到着が15分ほど遅れた時には少々、焦りました。でも結局は、9時半に国会に戻ることが出来て、ちょうど始まった議員総会にも出席することが出来ました。ホッ。
本会議自体は、二本の法案の採決だけで、約10分で終了。むしろ今日、最大の山場は、本会議後、10時半から開催された民主党の「政治改革推進本部」総会でした。議題となったのは、1)インターネット選挙の解禁に関する取り組み、2)国会議員歳費の日割り法案、そして3)国会議員歳費のあり方、の三点。残念ながら、ここでは多くを語れません。語れませんが、党内での意志決定プロセスのあり方について、多くの問題点をあぶり出してくれた会合だったと思います。
国会議員歳費の日割り支給については、今回の参議院初当選組が、自主的に歳費を返納したのはご記憶に新しいところだと思います。この措置は、今回の参議院に限って自主的な返納を可能にするもので、今後の取り扱いについては改めて議論するということになっているわけです。問題が大きいのは衆議院の方。衆議院の場合は解散と共に任期切れになってしまうので、日割りを厳密に「議員任期」で解釈・運用すると、仮に再選されたとしても、解散してから次の任期が始まるまでの間は無給になってしまうのです。可能性としては最大40日ですね。そんなことになったら、特に自己財産のない若手の議員は財政難で選挙活動が出来なくなってしまいます。そこが難しいところなのです。
また、国会議員歳費のあり方についても、その全体像をきちんと捉えた上で議論する必要があります。議員の役割というのは、国民のための政治活動を行うこと。その政治活動をきちんと出来るだけの財政措置になっているのかどうか、秘書定数や選挙費用のあり方、党からの財政措置など、全体像を見てきちんと議論しないと、結果的に誰のためにもならなかったということになりかねない訳です。
まあそれにしても、この総会の議論の模様が、すでにマスコミに報じられています。それ自体、違和感を感じますが、報道の中身も全く一面的。恐らく誰かが喋ったのをそこだけ切り出して記事にしているのでしょうね。心配していた通りの展開です。確かに、会合では多くの意見が噴出しましたが、いずれもとっても前向きな意見で、それぞれの課題をしっかり議論して正しい結論を出そう、という姿勢のものでした。そういう報道がまったくないというのは、本当に残念です。
さて、今週末は、土日の2日間にわたって「現場からの医療改革推進協議会」の第5回シンポジウムに参加します。プログラムは下記の通り:
・医療改革の現在
・医療とデザイン/アート
・医療ガバナンス
・薬害問題とラグ問題
・医療費負担
・個別化医療
・医療供給体制
昨年の第4回シンポジウムは満員で参加できなかったため、今回が初参加になります。医療の現場からの声を聞かしていただけるの、とっても楽しみですね!