UNI世界大会が長崎で開幕しました！

いよいよ、UNIの長崎世界大会が始まりましたね！

　◇「ＵＮＩ世界大会が長崎で開幕　女性雇用議論、9日から本会議」（長崎新聞 2010.11.07）

このブログを見てくれている皆さんのほとんどは、UNIってなんぞや？と説明するまでもないと思います。ですが、ご存じない皆さんのためにちょっと解説すると、UNIというのは、フルネームをUnion Network International（ユニオン・ネットワーク・インターナショナル）という国際労働組合組織で、主にサービス産業に従事する労働組合の結集体です。サービス産業といっても多種多様な分野があるわけですが、UNIの下には商業、電力、金融、印刷、理容・美容、ホワイトカラー＆専門職、メディア・娯楽・芸術、郵便、ビル保守管理・警備、社会保険・民間保健、情報通信技術＆サービス（テレコム）、観光などの分野別組織が置かれていて、それぞれ、分野別の国際的・地域的課題への連帯・連携活動を行っています。

　◇UNIについての詳細はこちらで（情報がやや古いですが・・・）

現在、世界150カ国の約900労組、労働者約2,000万人が加盟していて、日本からは、自動車総連、サービス流通連合（JSD）、UIゼンセン同盟、NTT労組、KDDI労組、情報労連、JP労組、生保労連、日放労、労災労連、全労金、損保労連、新聞労連などの労組が加盟しています。そのUNIの第3回世界大会が、日本の長崎で開催され、全世界から約2,000名の参加者が一同に会するなんて、素晴らしいじゃないですか！

日本の加盟組織で構成する大会実行委員会の皆さんは、それこそもう1年以上も前からこの大会に向けて準備を進めてきました。ここ1～2週間は、最後の追い込みでもうてんやわんやだったことでしょうね。実は、ちょうど10年前、このUNIという組織が複数の既存組織の統合によって誕生した時に、UNIとしてアジアで初めての部会大会を広島で開催したのですが、私もその実行委員会の責任者の一人だったのです。ですから私自身にとっても、広島から始まったUNIの歩みが、今、10年の歳月を経て長崎での世界大会につながったということは、ひときわ感慨深いものがあります。実行委員やボランティアの皆さん、大変ですけど頑張って下さいね！

今週、私もぜひ参加したいと思っているのですが、今のところ国会日程がはっきりしないために参加が確定できない状態です。火曜日の開会式がダメなら、せめて木曜日の部会別のレセプションには顔を出したいと思っているのですが・・・。何とか行けることを願いつつ、UNI長崎世界大会の成功を心より祈念しています！